「大切なお知らせ」

２０１６年１０月１６日（日）

「大切なお知らせが御座いますので、ご連絡差し上げました」
という、差出人不明のメールが来た。
「リンク先は、受取人のための特別な秘密情報を含んでいる」そうだけれど、
日本語がちょっとおかしいような。
詐欺系かな～？と、思うけれど、こういうのって、貰うだけで、
気分が悪いよ。
「ご理解・ご協力の程お願い致します」
と、言われても、変なところをクリックしないように、そ～っと、削除しました。

午後、高校時代の友人から電話。
今度、高校の同期会があるので、その連絡が来た話と、会報にエッセイを書いてと
言われたこと。友人は、
「ウィステさんが書くなら、書くけれど・・」ですって！
いえいえいえ、ウィステは、ご辞退するけれど、友人は、書くこと沢山あるでしょう。
「無いわよ～」と、言うので、ウィステは、
「あなたが、藍の種を畑に撒いて、収穫して、絹糸を染めて貰って、その糸を
長～く廊下の織り機にセットして、布に織り、それから、娘さんの和服と帯を縫い上げた話、
忘れられないわ。そのことをエッセイにすれば・・？」
と、言うと、彼女は、
「そんなこと、みんなやっていることよ」と。
みんなって、誰、誰・・・！？
日本の女性で、それをやれる人って、ごくごく一握りですよ・・。
しかも、彼女、孫ちゃんたちにもせがまれて、孫たちの七五三の衣装も
袴まで、同じように作ってあげたんですって。
どんなに晴れがましい七五三だったことでしょう。
彼女がどんな人生を送って来たか、しみじみ伝わるエッセイになると思うなあ。
是非、彼女のエッセイこそ、会報で読みたいと、お願いしたわ。
謙虚な人とお話すると、ウィステもちょっと心の襟を正さねばという思いが湧きます・・。
こちらの電話こそ、大切でした。（＾＾）