50親父の子育て日記

2度目の子育てを通じて感じたこと 意識の変化等を 気まぐれにつづってみたい 

改めて、子育てとは

2010年02月15日 02時49分53秒 | 雑感
もう昨晩かな、いつもの弘法の里湯に行きました。
そこで妻が見たことを話していました。

3歳ほどの子どもを連れた親子がいたそうです。
可愛いらしく湯船にもずっと抱きながら入り、体は洗ってあげる、
膝の上に乗せて頭も洗ってあげるで、幸せそうだったとのこと。

妻はいつものように、アスカをほったらかしで
アスカが自分で洗ったり、自分で動き回るのを
目の端で追いかける程度のかまい方だったようです。

その彼女が見たら、私のことどう思うのかな、なんて
比べていました。

改めて子育てに対する親のスタンスを考えてみました。

近頃読んであげるハルカの絵本にシートンの動物記が10冊ほど
入っています。
その動物記の中の母親は、早く子を自立させることだけを
教えているようです。

敵からいかに身を守るか、いかに食べ物をとるか、
一人で生きていく術だけを教えています。

人間も動物の一種です。
一人で生きていく術を早く教えることが
子育ての基本なのだろうと思えます。

早く自立させることが親の務めなのだろうと
思えます。

子はいるだけで可愛いものです。
つい手をかけたくなります。
かけて、笑顔を見せられるだけで
親は幸せになります。

しかし、いつ死ぬか、いつ別れることになるか、
わからないのも、この世です。

自然の動物界ではいつも親も子も
死と隣り合わせです。

今のこの日本ではピンときませんが、
親が早く死ぬことも両親が早く別れてしまうことも
ありえます。

親の最大の仕事はやはり早く自立出来る子にすることだと
思います。

ならば、自分の喜びの為に子に手をかけては
いけないのでしょう。

口に食べ物を運んではいけないし、
服を着せてあげてはいけない。
歩く時は手をつないではいけない。

危険なことにはあえて、近づけて
痛み怖さを知らさなければいけない。

手も包丁で切ったほうがいいし、やけども
跡が残らぬ程度には早めにしたほうがいい。
腐ったものも一度は食べて、食べてはいけないものが
あることを知ったほうがいい。

危険から遠ざければ遠ざけるほど
危険なことに疎い子になってしまう。

うーん、頭で考えればこうなります。

しかし目の前のハルカもアスカも
あまりに可愛すぎます。

すぐ抱きたくなります。
手をつなぎたいのは親のほうかもしれません。
危険なことからもつい、遠ざけてしまいます。

反省して、育て方を見直しましょう。
とりあえず、歩く時は手をつながぬことから
心がけることにします。

なんて、出来るかなあ。
アスカの
『トータン、てて」
を無視できるとは
とても思えません。

やっぱり駄目親なんだろうな。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬のおおぞら保育園 | トップ | 3年前のハルカ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ダメじゃ、ないと思います (まっちーオンマ)
2011-04-12 15:10:20
こんにちは。お久しぶりです。
おおぞらっこだったマッチーのママです。
おおぞらっこだったけど、未だ甘えん坊の娘です。
わたしはたくさんたくさん抱っこしてあげてもいいと思ってました。
今も抱っこしてあげていいと思います。
手だっていつまで繋げるかわからない。「やめて!」という手をこちらが強引につなぐのは良くないけど、子どもからの要求ならつないであげていい、と思います。
ちっともダメな親なんかじゃない、お父さんの手のぬくもり、気持ちに応えてくれた温かさが伝わるんじゃないかしら。
また新たな地での日記を楽しみにしていま~す。
お久しぶりです (駄目おやじ)
2011-04-30 05:20:28
遠い地よりのコメントありがとうございます。
時々マッチーの可愛い笑顔を思い出しています。アスカがこちらの保育園になじめず、心を痛めていますが、マッチーのことを思えば悩みにもなりませんね。
そちらでも身体を大切に頑張ってください。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

雑感」カテゴリの最新記事