寄り道Cafe~from Sapporo~

お仕事でお疲れな毎日の息抜きに、
また休日の気分転換に、
ウェブ上のカフェに寄り道、なんていかがでしょう?

川本裕子の時間管理革命 川本裕子(2005)

2010-02-27 18:44:13 | Books&Information
オレンジ一色のシンプルな表紙、本文はほぼテキストだけで、イラストなどはごく僅か、ページ数も130ページほどのすっきりとした本。
「時間管理」という類の本を読んだことのある人なら、一度は目にしたことのあるような基本的な内容を、短い言葉で網羅していると思います。
最初こそ立ち読みで読めてしまいそうな印象を受けましたが、読み返す毎に内容が濃くなると感じます。
また、仕事と家庭両方の時間管理に触れているのが特徴とも思います。

例えば、

・優先順位を明確にする「時間とインパクトの関数」→私は重要度・緊急性のマトリックスで優先順位つけることが多いなぁ

・日曜日に一週間分の献立を考え食材を調達、つくりおきできるものは作る→私も日曜日に買い物していっぱい冷凍してるなぁ

ごくごく当たり前の事例の紹介で、目新しさはないと思われるかもしれません。

しかし私にとっての発見は、本書で終始述べられている、

「何のために時間を有効に使いたいのか?」

という根源的なテーマです。
ぼんやり頭の中にあったことを、ハッキリと自覚させてくれる、有り難い問いかけでした。



その昔、私が早く退社したかった頃、何のために仕事の効率を上げたかったかといえば、

・長時間会社にいると疲れるから

という理由だった可能性が高い。
しかしその結果、体力に余裕がある時は早く帰らなくてもいい、という行動を導き出していたように思い返します。

今は、早く帰って早く夕飯の支度をしたいから、という理由な気がしていましたが、少し掘り下げて考えてみると、

・夕飯の支度~翌日の支度を終わらせて、早くスッキリした気持ちになってリラックスしたい

ではないかなぁと。
リラックスタイムという明確な目標・目的意識があれば、確かにいろんなことの取捨選択がやりやすいと思いました。

足の裏の米粒…?

2010-02-24 20:29:59 | Laboratory Topics
学部4年生、修士2年の学生さん達が羽を伸ばし、学部3年生(新4年生)が希望に満ちた顔で研究室を訪れる中、修士1年の学生さん達は、現在就職活動の真っ最中です。

そんな折、ボスを車で迎えに来た、奥さんに、大学の駐車場で会いました。

呼び止められて、長時間の立ち話になってしまいました。

先生は毎年学生さん達に、博士課程に進学するようにと、強烈にオススメしているにも関わらず、毎年博士課程に進学する学生がいないのだそうな。
意中の学生さんには、社会人博士はどうだ、学費は研究費で出してあげる、と説得しても、首を縦にふらなかったのだそうな。
今のM1も、一心不乱に就職活動です。

海外の学会にも大変なお金をかけて連れて行き、ずいぶんお世話をしていると思うのだが、そんなにこの研究室は残りたくないところなのか、学生さん達の本音はどうなのか、と聞かれました。

いろいろ思うところはありますが

・博士課程の進学は、就職のことを考えると、かなりハードルが高いというのが一般論。
・社会人博士については、まだ勤めてもいないうちから決断するような性格のものではなく、業務の内容や会社の方針、上司の理解などがあって初めて成立するのでは。

と答えました。
私が、普段学生さんから聞いていることを、奥さんに喋っていいとは、どうしても思えなかったです。
もちろん、先生には言わないから、と言われましたけど…。

東京カフェじかん。2010年版 成美堂出版編集部(2009)

2010-02-23 22:39:36 | Books&Information
眺めているだけで幸せな気持ちになれる一冊。
東京都内のカフェ(23区内のお店が多い)が、105店も紹介されています。
もちろん、すべて写真つき。

紹介文を読んでみても、オーナーのメッセージを読んでみても、
カフェとは変な商売だなぁと思います。

「お客様にゆっくりしてほしい」
「居心地の良い空間をめざしています」
「家にいる感覚で寛いでほしい」

長居をされたら、儲からないのが基本かなぁと思うわけです。
お客が、ささっと食べて、すぐ出て、次々新しいお客さんが入ってくる、ラーメン店や牛丼屋を思い浮かべると、大丈夫かなぁと考えてしまいます。

お客に長居を勧めて経営が成り立つカラクリを想像すると、

1、客単価が高い
2、原価が安い
3、人件費が安い
4、家賃が安い
5、実は儲かるどころか私財持ち出し

あたりが考えられますが、カフェの場合は4の家賃があるなぁと思いました。

・家賃の安い、狭い面積の物件で店を構える
・家賃の安い、駅から遠い場所に店を構える
・家賃の安い、古い物件に自分で手を加えて、快適空間を作る

この本では、築70年の一軒家を改造した、というお店が2軒も紹介されています♪
私は、自分で手を加えて好みに変えていくのが大好き。
カフェに行くと、そういう工夫が見られることがあって楽しくなります。

京王プラザホテル八王子 ル クレールのデザートバイキング

2010-02-21 21:24:19 | Sweets
八王子駅周辺。
時々出没していますが、実はパン屋さんに行くことが多く、近い割に歩いてはいなかったりします。

先日、友人とちょっと遅めの時間にランチをしようと店を調べていて、八王子にある京王プラザホテル2階にあるレストラン、ル クレールで、デザートバイキングをやっていることを発見し、今日早速行ってみましたよ♪

ホテル内、日曜の昼ですが、お客さんはそれほどいない感じで、田舎者の私にとっては心地よい。

並ばずにすんなり席に案内されました。
14時30分~16時まででお一人様1,260円。安いと思います。
時間制限はなく、ランチバイキングで入った人は、そのままデザートを楽しめるという寛容なシステムです。

スイーツと、フルーツと、ドリンク(コーヒー・紅茶)と、ソフトクリームというラインナップです。
ケーキ、美味しいです。

そしてわかってたことだけど、開始30分で、もうお腹いっぱい…。

最初こそ、種類は少なめかなと思いましたが、全種類制覇できるお腹がありませんので、私にはこれで十分。
とても満足度の高いスイーツな時間となりました♪

↓以下HPより抜粋↓
京王プラザホテル八王子
〒192-0083 東京都八王子市旭町14-1
Tel. 042-656-3111(代表)
レストラン ル・クレール(2F)
■営業時間
平日(月~金):
ご朝食 7:00~10:00
ランチタイム 11:30~15:00
ディナータイム 17:00~21:30
(ラストオーダー21:00)
土・日・祝:
ご朝食 7:00~10:00
ランチタイム 11:30~15:30
ディナータイム 17:00~21:30
(ラストオーダー21:00)

斉藤珈琲の豆、らしい。

2010-02-20 21:19:57 | About this Cafe
鎌倉のカフェ、cafe vivement dimanche(ヴィヴモン・ディモンシュ)のコーヒーがとても美味しくて、豆も買ってみました。

ネットの情報によれば、ディモンシュのコーヒー豆は札幌の斉藤珈琲から取り寄せてるものだとか。

でもね、私札幌で斉藤珈琲の豆を使っているカフェ何軒か行ってますけど、ディモンシュのがダントツで美味しく感じました。
珈琲の味を決めるのは、焙煎の方がウェイトが大きいとは思えど、ドリップ、さらには豆の管理などで差がつく部分も大いにあると実感。

もちろん自分でドリップ♪お湯を少量ずつなんどにも分けて注ぐと、トロミのある濃厚な味わいに☆
はぁぁ~至福のひととき。美味しいコーヒーで元気になれる気がします。

以上で、鎌倉レポート終了です☆またどこかに行きたいな~。

KIBIYAベーカリー

2010-02-19 21:18:50 | Bread
鎌倉でもパン屋さんに行きました。

Googleで、「鎌倉 パン」と打ち込んで、mapの1番目に出てきたのがこちらのKIBIYAベーカリー。

そんな安直な方法で見つけたパン屋さんですが…この雰囲気!めっちゃイイ!おぉぉぉ~、店構えからして美味しそうなパン屋さんです。

しかも、お客さんがいっぱい!細長い店内は、地元の人なのか観光客なのか、わかりませんけれどとにかく女性客で押すな押すなの大盛況でした。

このクロワッサンとスコーンが!!ザクザク~ホロホロ~で美味!ほんと美味しい!
小さくて高いんですけど、これなら納得です。美味しかったぁ~。
もしも次行ったときには絶対大量買いをと決意しております。

KIBIYAベーカリー
鎌倉市御成町5-34
0467-22-1862
10:00-19:00
定休日 水曜日

鎌倉treep
よりお取り寄せ、あります♪
http://www.treep.jp/store/cat_normal/bread_coffee.html

コーヒーの鬼がゆく 吉祥寺「もか」遺聞(嶋中労)

2010-02-15 19:33:27 | Books&Information
東京に住むことになったらぜひ行ってみたい、買い求めたいと思っていた「もか」のコーヒー豆。
地図を調べようとしてネットで検索をかけて、既に閉店していたことを知ったときは衝撃でした…。

これは、もかのコーヒーを飲まずに今に至る、という私のような方におススメしたい本です。

標交紀(しめぎゆきとし)さんの、ただただコーヒーを追求する姿勢に、胸が熱くなります。

自分がその味を理解できるかまったくわかりませんが、そこまでこだわり抜いて選び、焙煎した豆を、一度でいいから飲んでみたかった…と残念でなりません。

ところで、これを読みながら気がついたことに、私は、コーヒーでも、仕事でも、脇目もふらずそれに打ち込み、それが世の中のなんの役に立つかなんてお構いなしに、ひたすら自分の理想にむかって追求している、という印象を受ける人のことがとても好きです。

例えば、

研究者
将棋指し
現場のおっちゃん
工場の技術屋
理系の男子学生…

それ一筋のあまり、専門外の分野にとことん疎かったり、不器用だったり、ピュアで傷つきやすかったりするのじゃないかなと思うのですが、そういう人の役に立ちたい、応援したい、理解したい、面白い!という気持ちがフツフツと沸いてくるのです。

さやちゃんを救う会

2010-02-14 18:46:08 | Daily News
さやちゃん=
・札幌出身の中学生の女の子
・重い心臓病のため、手術しなければ余命半年と言われている
・しかし手術費用が膨大で家族にはどうすることもできない
・お父さんは、私の友人の、知人


ということで、以下に募金のお願いを掲載します。
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http://saya-sukuu.jugem.jp/?cid=12

現在、東北大学病院に入院中の寺町沙也(てらまちさや)さん14歳は、平成19年11月、当時住んでいた北海道札幌市の山鼻中学校で、ソフトテニス部の活動終了後に倒れ心停止状態になりました。市立札幌病院に搬送され一時的に回復したものの、再度同じ状態に陥りました。どのような治療でも対処できなかったことから、やむを得ず、人工心肺・人工呼吸器・人工透析器をつけたまま、ヘリコプターで宮城県仙台市の東北大学病院に搬送されました。

搬送された当日に補助人工心臓を装着するための手術を行いました。手術時に行った検査の結果、難病の「劇症型ウィルス性心筋炎」と診断されました。その後約2年、大好きなソフトテニスができる日を夢みて、懸命の治療やリハビリを続けてきました。
しかし、拡張型心筋症に移行したため、残念ながら補助人工心臓を外すことができません。このため、ほかの臓器に負担がかかって症状は悪化の傾向にあり、主治医からは「何もしなければ余命半年」と宣告されました。沙也さんは早急に心臓移植が必要です。

しかしながら、現行の日本の臓器移植法では、15歳未満の子供からの臓器摘出が認められていないこと。また、日本国内の心臓移植は年間数例しかなく、国内で移植を待つ時間が沙也さんにはないため、海外での移植を決断するに至りました。

幸いにもアメリカのコロンビア大学病院での受け入れが決まりましたが、海外で移植手術をする場合、日本の医療保険制度などは適用されず、心臓移植手術費・渡航費・滞在治療費など約1億3千万円もの莫大な費用が必要です。これは一般家庭では到底用意することが困難な金額であり、沙也さんを助けるためには、多くの皆さんの善意の募金にすがるしか術がありません。

そこで私達は、沙也さんを助けるために「さやちゃんを救う会」を設立し、募金活動を開始することにしました。すべては、2年以上もの間厳しい入院生活に耐え病気と闘いながらも、「テニスがしたい、学校生活を送りたい」と願う沙也さんの思いを叶えるため。皆さんの善意にすがる思いを理解していただき、私達も沙也さんが一日でも早く元気になれるよう頑張りますので、皆様方の温かいご支援とご協力をお願いいたします。


平成22年1月28日
さやちゃんを救う会 代表 金井恵美子

cafe vivement dimanche(ヴィヴモン・ディモンシュ)

2010-02-14 18:18:03 | Cafe List
鎌倉に来るとなったら、どうしても訪れたいカフェがありました。
え?カフェのために鎌倉に来た?…う~ん、そうとも言うかも。
というくらい、気になっていたカフェです。

cafe vivement dimanche(ヴィヴモン・ディモンシュ)。小町通りとJR線路の間にあります。
とても有名なカフェだと思うのですが、私の出会いは、札幌のFAB CAFEで、マスターの堀内さんの著書が置いてあったのを読んだことでした。
何年前のことかわかりませんけど…それ以来ずっと行きたいと思っていたので、念願かなってとても嬉しい。

オムライス。ソースたっぷりだけど優しい味。ハーフサイズもあって、お子様のランチにちょうど良い感じでした。

そしてコーヒー。めっちゃくちゃ好みです。美味しい。
ドリッパーはコーノみたいです。会計の時ドリップしてるところちょっと見たら、本当に、お湯を少しずつ入れて抽出していました。
あー。こんなステキなコーヒーが飲めてとっても幸せ…鎌倉いいとこだなぁ。

↓以下HPより抜粋↓
café vivement dimanche
〒248-0006
神奈川県鎌倉市小町2-1-5
tel:0467-23-9952
fax:0467-24-7742
営業時間 11:00~20:00 木定休

鎌倉珈琲香房

2010-02-13 18:15:29 | Cafe List
旅行は、ゆったりした日程だとしても、体力(結構最初から少なめ)を消耗するので、私にとって食事、お茶のタイミングは非常に重要です。

江の島で、観光地価格が嫌になって予定の休憩をひとつパスした私、肩の荷物は重く、たくさん歩いて疲れも最高潮、イライラする気持ちを抑えきれずにいました。

観光客はあまり行かないような、地元の人が利用するようなコーヒー屋に行きたい…

という願いを叶えてくれたのはこちら、鎌倉珈琲香房 さん。

閉店間際に入ってしまってごめんなさい、でもゆっくりしていってイイよという温かい心で迎えてくださったマスター。ありがとうございます。

コーヒーは概ね1杯500円。でも量が多いです。大きなカップにたっぷりと注がれます。
砂糖とミルクは不要、と申し出たところ、
「ブラック派の方には、角砂糖をひとつだけ沈めて飲むのをおススメします。書き混ぜないで」とのこと。

なるほど、たっぷりのコーヒーに小さな角砂糖を入れると、ほとんど甘みは感じないのにコクが出ました!

↓以下、食べログより抜粋↓
鎌倉珈琲香房
神奈川県鎌倉市御成町20-8
0467-22-4141
[3月~10月]
10:00~19:00
[11月~2月]
10:00~18:00
定休日 第1第3月曜日(祝日の場合は翌日)