WFWP岐阜県連合会ブログ

国連NGO 世界平和女性連合

私から始まる世界平和

2014-04-27 | 日記
 昨日は、春の集いとして、WFWP会長講演会がありましたので、県民ふれあい福寿会館に出向きました。日本各地を回られていて、一昨日は長崎。原爆で亡くなられた永井博士のお話から・・・丁度来賓代表岐阜市会議員の挨拶にも長崎訪問の重厚な話もありましたので。

 全国総会に講演された、日本で二人目の宇宙飛行士・山崎直子さんのお話にも触れられました。地球から宇宙空間に到達するまで、たった8分30秒と聞き、驚きました。宇宙に到達した時、何か懐かしい気がしたそうです。もしかしたら母の胎内のようだったのでしょうか。そして任務を終え、地球に帰還したときは、また懐かしさを感じられたそうです。船外に出た時、風の香りと、草花の香りが懐かしかったそうです。

 日本以外の国でも、もっと優秀な宇宙飛行士がいたけれど日本の私となった。これは、国家予算と関連があり、日本人だからこそ行くことが出来て、本当に感謝したいと言うことでした。

 WFWPは、1997年に国連NGOに認定。16年間活動し、今年2014年には、4回目の審査を受けます。50ヶ国に派遣されていた中で、モザンビークには、中学校を建設。ここには、安倍首相も訪問され、NHKで放映されました。他にケニア、ルアンダ、カメルーンとか・・・岐阜では、ハイチ、セネガル、ネパールなど・・・、
 赤道ギニアでは、マラリアで亡くなった人もあり、代わりにお父上が学校を運営。乳幼児の死亡率も高いので栄養指導もしています。家畜のエサにしていた大豆も食べ方を変えて人に与えることを指導。職業訓練校も開校し、収入の向上を図っています。この他にパラグァイ、インド、ザンビアなどに、青年ボランティアを派遣しました。

 ボランティアは小さな一歩から始まる、それは家庭からで、まず夫ににっこりと、愛の言葉をかけることであると結ばれました。来場者は104人。

       
        花束贈呈の後で

    
    ふれあい福寿会館入口付近の石楠花


春の集い・カウンセラーの話

2014-04-21 | イベント
 昨日、WFWP岐阜第二連合では、向井先生を迎えてカウンセリングの講話会を開催しました。心理学の領域なのですが、昔大学で習った心理学とは違い、直接役に立つ情報ばかり。あの机上の理論は何だったかしら・・・先生は、学校や職場にて指導されています。

 多岐に亘るお話の中で最も気になったのは、一家族2.5人を割ると日本は危機的状況になるという話。これ以下の数字になると家族はバラバラになってしまうそうです。結婚しない人の増加は心配なことです。こんな少ない家族は世界でも稀。それに宗教を否定している国も珍しいそうです。
  
 カウンセラーとしての聞き方に3通りあり、「聞く」、「聴く」、「訊く」と分類され、聞くは、丁寧に聞く、聴くは、心で聴く、訊くは、尋ねる、確かめるということ。
 相手を否定してはいけないそうです。受容、共感、一致を同時に・・・
 そうすると相手は、心の変化をきたし、行動も変化。カウンセラーの目標通り、人格の変容が見られるのです。

 大人の10%は、発達障害者。その中には、自閉症、LD(知恵おくれ)、ADHD(多動性障害)、などが含まれ、坂本龍馬もADHDだそうです。子供の6%は発達障害。これはすぐ見つからないから。

 家族療法が最も有効で、全員集合し、時にはペットも加わり治療します。3代から4代にわたり歪んてしまったからです。
 障害の原因は父母の不仲である家庭に育った場合があります。そういう子供は、「自分は幸せになってはいけない」という禁止令が刷り込まれてしまう場合があるそうです。
 自分で自分の体にナイフで傷をつけてしまうのもつきつめればそこから来ています。
 人間の心の不思議さを認識した1時間余でした。参加者30人。






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