shun saito's weblock

Record of a Living Being

12/15 足を怪我した猫と、心躍る鍵盤

2009-12-16 16:26:59 | 日記
昨日家に帰ってきたら、三匹いる猫のうち一番最初に来たトラという猫が三本足で歩いている。
後ろ足が痛いようだ。
足はふくらんでいて、触ってみると熱い。
私が戸を閉める時に挟んだのか?
骨が折れていたりしないだろうか。

今は会社に遅刻できる雰囲気ではないので(風邪で休んだだけで責められたので)、母に頼んで病院に連れて行ってもらう。
幸い折れてはいないらしく、他の猫に噛まれたのでは?とのこと。
化膿止めと食欲の出る注射を打ってもらい、薬をもらった。

母の猫のかわいがり方は尋常じゃない。
ものすごく心配して気を遣ってしまうので、すごく疲れてしまうらしい。
見ていると、母の方が気苦労で倒れてしまうんじゃないかと思うくらいだ。

母はもともと猫が嫌いだった。
嫌いではなくなったみたいだが、好きかと聞くと好きとは言わない。
逆に、気になりすぎてしまうから飼いたくないと言っている。

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タイミングよく中古が出たので、今まで使っていたRolandのFP-4を売って、ずっと欲しかったKORGのSV-1というキーボード(写真手前)をついに買った。



真空管内蔵で、アナログ感あふれる音。
ワクワクする。
ずっと触っていたい。

楽器っていうのは、買ってもすぐに弾けるようになるわけじゃない。
でも、しょぼい楽器をずっと使って練習しているより、いい楽器で練習した方が、結果的に表現の幅が広くなると思う。
うまくできないのは仕方ないけど、やるしかない。
だってこの音が好きなんだもの。

12/14 井乃頭蓄音団@ペンギンハウス

2009-12-16 16:11:00 | 日記
井乃頭蓄音団の松尾くん、ヒカリノートのジョニーさん、ハリネコの沙知さんと私の4人で、井乃頭蓄音団のちょっと下品でとっても切ない歌を演奏してきた。

今日は演奏してきたというより、観てきた。
すごいものを。
すごいものというのは、ハリネコというユニット。

私はハリネコを見て、自分は音楽をやる必要はないんだなと思った。

ハリネコとはピアノと歌の沙知さん、ドラムの創さんの二人。
私は沙知さんに釘付けだった。
沙知さんは自分を、全身を使って表現していた。

テクニックとか以前に、自分の中から出てきたものをこれだけのパワーで多くの人に見せる、聞かせるという、必要がある気がした。
見せなきゃいけない。
聞かせなきゃいけない。
必死で。

必死で音楽やってるなんて簡単に言う奴に見せてやりたいと思った。
私もハリネコを見て、自分は音楽をやる必要はないんだなと思ってしまった。
必要はないけど、やりたいからやっている。
好きだからやっている。
それだけだ。

自分の音楽との向き合い方が生やさしくて甘っちょろいことを思い知らされた、衝撃的なライブだった。