7/7(土)に埼玉県羽生市で環境教室が行われました。
雨が降る中、多くの子供たちが参加してくれました。
テーマは「田んぼの生き物調査」です。
講師は、フリーランスのビオトープ管理士として
活躍されている三森典彰さんです。
三森さんは、生き物を観察するうえで、
生き物の気持ちになってみることが大切だと
子供たちに話しかけていました。
実際に田んぼに行き、田んぼに棲む生き物を採集しました。
網を使ってザリガニやカエルなどを捕まえていました。
はじめ生き物を怖がっていた子も、
生き物に触れ合う楽しさを知って、
徐々に触れるようになっていきました。
ヤゴが羽化してとんぼになった直後の様子です、
羽化したばかりだったので、
人が近くに来ても飛び立たずじっとしていました。
田んぼで採集した生き物たちを
実態顕微鏡で観察しました。
思わず「おー」と声が出てしまうほど生き物が目の前に現れ、
はっきりと様子がわかり感動しました。
子供たちに田んぼで採集した生き物が
どのような体つきをしているか
スケッチを描いてもらいました。
そうすることで、生き物の視点で考えることができ、
ビオトープを作る上でも大切だと三森さんがお話しされていました。
普段何気なく生き物を採集していた子供たちにとってみれば、
今回の生き物観察はとても有意義で新鮮だったかもしれません。
(事務局 仙石)