皆様こんばんは^^
実は昨日のことですが、ある中国人の知り合いの方から上海の有名なバレエ学校のお話を聞くことができました。
日本人はなぜO脚が多いの?
と質問され、今は椅子での生活が多いけど日本はつい数十年ほど前まで
正座の生活だったことを話しました。
それでそのお話になったわけですが・・
そのバレエ学校は厳しいことでも有名で知られています。
以前にゲストで出てくださった男性もそこの出身で、その厳しい様子をお聞きしたことがありました。
4歳でまずバレエ学校のオーディションを受けるそうです。
その時に勿論適正が試されます。
これはヨーロッパやロシアでも同じことです。
先ずは足の形、柔軟性、健康状態、親の同意だそうです。
中国の方は大きい足は良くないとされ、昔からわざと小さい靴をはかせます。
そして足の甲が美しく出るようにわざと矯正して形を変えるそうです。
確かに中国の方は足の綺麗な方が多い。
その矯正のせいなのでしょうね。
その全ての条件にクリアした若干4歳の子供。
合格すると次の日から親元を離れ寮生活、とても厳し訓練が待ち構えています。
柔軟です。
あえてやり方はここには書きませんが、先生が竹のムチをもってビシビシ打ちながら
柔軟をやらせるそうです。
もちろん子供たちは泣きながら耐えるしかありませんし親が強制的に入れたのですから
子供の判断で辞めることもできません。
バレエ学校といってもロシアやヨーロッパはレッスンの他に語学、歴史、解剖学なども学びますが
中国は語学は1日1時間程度と聞きました。
そしてバレエのプロになるための練習に1日の殆どを費やされるそうです。
そのために高い費用を払いバレエ学校に入れたとしても
途中体重コントロールができなかった子供は強制退学です。
これはヨーロッパ、ロシアも同じ。
毎年厳しいレベルテストも待っています。
そんな英才教育を何十年も受けてクリアしてきた子供たちは各国や国内の有名バレエ団へのスカウトやコンクール、女優や各方面への道が開かれているようです。
海外へ出る子も少なくないようです。
日本と大きく違うのは、
日本は必ず義務教育の上に成り立ち、このような強化選手やダンサーを国が保証する
手立てはありません。
平等に義務教育を受けある程度の一般常識を学びながら芸事でもスポーツでも両立しながら学んでいます。
また、ムチで打たれたりなんてこともまずはないでしょう・・
そんなことが起きれば体罰です。
しかし一流の世界の名立たるコンクールでは多くの日本人が良い成績を収めているのも事実です。
ただ彼ら、彼女たちは学校との両立をしながら本当に毎日忍耐強く練習を重ねていますね。
なので礼儀もわきまえている子が多いです。
条件が整っていなければ確かにダンサーとしては難しいですが
日本人はもし条件が欠けていればそれに近づく努力する術を知っている。
誰からの強制ではなく努力してそれが好きであることも弁えているダンサーが多いと思います。
なので練習でもリハーサルでも几帳面にきちんとやられている姿を見ることができます。
決してほかの国のやり方を批判するつもりもありません。
それはそれでその国がバックアップしてやっていることですし
その国の事情もあるでしょうからとやかく言う問題ではありません。
それでも、その知人は、4歳の幼き子供がムチで打たれる姿に涙した・・と話してくれました。
そして、
日本人はムチで打たれたり強制的に無理やりやらされたりしていないのに
上手になるの?質問を受けました。
それはその子がそのものを好きか、そして自分からどれくらいの努力をしているか
理解しているか。
それをやりたいという気持ちで望んで自らが泣いたり笑ったり考えたりしながら
先生や家族と共に頑張れるのか・・
強制して無理無理やらせることは日本はしない。
強制されて無理無理嫌なことをやっても誰でもがたどり着ける道ではないから
その気持ちと努力に対して、先生が導くことも本人が努力することもともに頑張ることも楽しくも自らに厳しく頑張っていくことは自らが判断することです。
ダンサーでもスポーツ選手でも何でもそうですが、その中で夢を叶えられるのはほんのわずかです。と答えました。
それでも人は頑張るということが出来るのですよね・・
夢をつかむ人、挫折を味わう人、それでも頑張ることを止めない人、それを楽しめる人。
はたまた違う道を見つける人・・人はそれぞれです。
幼い頃からの英才教育も否定はしません。
しかし、もしも、病気やケガやこの学校のように太ってしまったので退学。プロは断念となったとき、果たしてそこから何ができるのでしょう・・
踊りしかやったことのない、文字もよく読めない、人との関わり方もわからない・・
これは少し不安が残ります。
なので日本の義務教育制度には本当に誰にでも平等に良いチャンスと選択肢があると考えています。
あるブログで
『努力したものが全て報われることとは限らない。しかし、成功したものは皆すべからく努力している』という言葉を見つけました。
確かにその通りだと思います。
自分も頑張っているけど、もっともっと頑張っている人は沢山いる・・
ということなんだと思います。
ある国のあるバレエ学校の話からそんな話になっていきましたが
プロと名のつく以上はどんなものもプロである以上それなりの勉強と経験はしてきていると思いますのでそれに対する意識は高いはずです。
強制がよいか悪いかはその国その人の判断ですし・・。
日本には日本の良さがありそれで伸びているいい面もたくさんありますね。
今日は少し難しいお話となりましたが、そんな事もありましたよ、というお話でした。
特に結論も何もないのですが興味深いお話だったのでアップさせていただいた次第です。^^
長々と読んでいただきありがとうございました。
感謝いたします。
実は昨日のことですが、ある中国人の知り合いの方から上海の有名なバレエ学校のお話を聞くことができました。
日本人はなぜO脚が多いの?
と質問され、今は椅子での生活が多いけど日本はつい数十年ほど前まで
正座の生活だったことを話しました。
それでそのお話になったわけですが・・
そのバレエ学校は厳しいことでも有名で知られています。
以前にゲストで出てくださった男性もそこの出身で、その厳しい様子をお聞きしたことがありました。
4歳でまずバレエ学校のオーディションを受けるそうです。
その時に勿論適正が試されます。
これはヨーロッパやロシアでも同じことです。
先ずは足の形、柔軟性、健康状態、親の同意だそうです。
中国の方は大きい足は良くないとされ、昔からわざと小さい靴をはかせます。
そして足の甲が美しく出るようにわざと矯正して形を変えるそうです。
確かに中国の方は足の綺麗な方が多い。
その矯正のせいなのでしょうね。
その全ての条件にクリアした若干4歳の子供。
合格すると次の日から親元を離れ寮生活、とても厳し訓練が待ち構えています。
柔軟です。
あえてやり方はここには書きませんが、先生が竹のムチをもってビシビシ打ちながら
柔軟をやらせるそうです。
もちろん子供たちは泣きながら耐えるしかありませんし親が強制的に入れたのですから
子供の判断で辞めることもできません。
バレエ学校といってもロシアやヨーロッパはレッスンの他に語学、歴史、解剖学なども学びますが
中国は語学は1日1時間程度と聞きました。
そしてバレエのプロになるための練習に1日の殆どを費やされるそうです。
そのために高い費用を払いバレエ学校に入れたとしても
途中体重コントロールができなかった子供は強制退学です。
これはヨーロッパ、ロシアも同じ。
毎年厳しいレベルテストも待っています。
そんな英才教育を何十年も受けてクリアしてきた子供たちは各国や国内の有名バレエ団へのスカウトやコンクール、女優や各方面への道が開かれているようです。
海外へ出る子も少なくないようです。
日本と大きく違うのは、
日本は必ず義務教育の上に成り立ち、このような強化選手やダンサーを国が保証する
手立てはありません。
平等に義務教育を受けある程度の一般常識を学びながら芸事でもスポーツでも両立しながら学んでいます。
また、ムチで打たれたりなんてこともまずはないでしょう・・
そんなことが起きれば体罰です。
しかし一流の世界の名立たるコンクールでは多くの日本人が良い成績を収めているのも事実です。
ただ彼ら、彼女たちは学校との両立をしながら本当に毎日忍耐強く練習を重ねていますね。
なので礼儀もわきまえている子が多いです。
条件が整っていなければ確かにダンサーとしては難しいですが
日本人はもし条件が欠けていればそれに近づく努力する術を知っている。
誰からの強制ではなく努力してそれが好きであることも弁えているダンサーが多いと思います。
なので練習でもリハーサルでも几帳面にきちんとやられている姿を見ることができます。
決してほかの国のやり方を批判するつもりもありません。
それはそれでその国がバックアップしてやっていることですし
その国の事情もあるでしょうからとやかく言う問題ではありません。
それでも、その知人は、4歳の幼き子供がムチで打たれる姿に涙した・・と話してくれました。
そして、
日本人はムチで打たれたり強制的に無理やりやらされたりしていないのに
上手になるの?質問を受けました。
それはその子がそのものを好きか、そして自分からどれくらいの努力をしているか
理解しているか。
それをやりたいという気持ちで望んで自らが泣いたり笑ったり考えたりしながら
先生や家族と共に頑張れるのか・・
強制して無理無理やらせることは日本はしない。
強制されて無理無理嫌なことをやっても誰でもがたどり着ける道ではないから
その気持ちと努力に対して、先生が導くことも本人が努力することもともに頑張ることも楽しくも自らに厳しく頑張っていくことは自らが判断することです。
ダンサーでもスポーツ選手でも何でもそうですが、その中で夢を叶えられるのはほんのわずかです。と答えました。
それでも人は頑張るということが出来るのですよね・・
夢をつかむ人、挫折を味わう人、それでも頑張ることを止めない人、それを楽しめる人。
はたまた違う道を見つける人・・人はそれぞれです。
幼い頃からの英才教育も否定はしません。
しかし、もしも、病気やケガやこの学校のように太ってしまったので退学。プロは断念となったとき、果たしてそこから何ができるのでしょう・・
踊りしかやったことのない、文字もよく読めない、人との関わり方もわからない・・
これは少し不安が残ります。
なので日本の義務教育制度には本当に誰にでも平等に良いチャンスと選択肢があると考えています。
あるブログで
『努力したものが全て報われることとは限らない。しかし、成功したものは皆すべからく努力している』という言葉を見つけました。
確かにその通りだと思います。
自分も頑張っているけど、もっともっと頑張っている人は沢山いる・・
ということなんだと思います。
ある国のあるバレエ学校の話からそんな話になっていきましたが
プロと名のつく以上はどんなものもプロである以上それなりの勉強と経験はしてきていると思いますのでそれに対する意識は高いはずです。
強制がよいか悪いかはその国その人の判断ですし・・。
日本には日本の良さがありそれで伸びているいい面もたくさんありますね。
今日は少し難しいお話となりましたが、そんな事もありましたよ、というお話でした。
特に結論も何もないのですが興味深いお話だったのでアップさせていただいた次第です。^^
長々と読んでいただきありがとうございました。
感謝いたします。