仕事をやめた日

たった数ヶ月しかいなかったバイトの私に、


「これ、安いんだから気にせんといて」と





「帰って食べり～」と




「私の大好きなおやつっちゃんね～」と




「わたちゃん！持って帰り」と







「ちょっと時間あったからね、作っただけやん」と




「ワレモノ！」と





入れ替わり立ち代わり、みんながのぞいてくれた。




そして、私にとっては久しぶりの「ともだち」たちが
わざわざ休みの日に出てきてまでして、



私にはもったいない花束と、

なんかめっちゃものすごいことになってますけど！みたいな
大好きなチョコレートを…





おばちゃん、涙腺弱いのに。



お客さん、くるからね。
もう、こらえるのに必死で必死で、

まいりました。



なんで、なんでこんないい人たちばっかりなんだろう。




今回のバイト先で知り合った彼女たちは、
本当に気さくな楽しい人たちで、

私ったら、いつもの「堤防」つくるの忘れるくらいで(笑)




なんか、その花束がね。
私のイメージなんかなぁ～とかね　←ほんとお前は前向きだな

きもちがめちゃめちゃ詰まってる気がしてね。


できるだけ長く咲いててほしいと思ってね。

いつもなら、婆に任せてる花部門、
１時間くらいかかって、活けました。


時間だけかかったわりにはうまくできなくて、
ほどかなきゃよかったと悔やんだけど


玄関先と


リビングと


カウンターに




寒い寒いとゆーてました、バイト先で、
つまんないつまんないゆーてました、バイト先で


私はどうやら、あったかいあったかい宝物と出会っていたようですな。
涙がでるくらいだいじな。



ありがと。





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