クジラの砂時計 ~あした、たとえば雨でいいから

目の前に伸びすぎてきた前髪のむこうに広がるあれは晴れ間

塩味ポップコーンとrock

2013年04月08日 | 短歌(ほそぼそ)





誰にでも優しい人はどこにでもどこにでもいてわたしを過ぎる





森に行こう河原に行こう海に行こうだいじなものはここにあるから










ばかばかしいことを端からやってみて 何って自分で考えてみて



あなたには何が大事なことだろう塩味ポップコーンとrock



流れない星を探しに往きましょうだいじなものは人にあずけて








気がつくと泣いてることってありますかさみしくなるのは朝か春です









ただ風が吹いているだけとなりにはあなたがいるだけ完璧な春






わたつみいさな







※※※※※


こーゆー詠み方が、たぶん私流なんだろうと思う。

わーーーーーーっと。
わーーーーーーっと詠む。 ←だから上手くならない。



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今日はまだ詠めそうな気がするー





散るために咲く

2013年04月03日 | 短歌(ほそぼそ)

桜も散りました。散ってないのもまだあるけど。 ←どっちよ

桜はほんとに美しいと思う。
桜の下には、死体が埋まっているというのは本当だろうと思う。 ←どこ情報ですか


花冷えという言葉は好き。けど、寒いのでキライ。 
夜桜、なんてのもいいけど、寒いのでね。 ←何よ



なんつーことを、ぼんやり思っていたらでてきた歌。








【散るために咲く】




一番に散るはなびらを喩えたらあたしの何かになりますように




ざわざわと花吹雪のなか置き去りのあの春桜は咲いただろうか





傷のないはなびら一枚探すにもずるいよね、もう大人だものね





こんなにも散るために咲く花があるつめたい指の行き先はどこ





確かめることなんてない思い出すことなんてない温まりたい




わたつみいさな












浮かれた人が多いからなのか、
浮かれたあとがなんとも切ないからなのか、

よくわからないけど春は苦手な季節です。



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紫外線も気になります。 ←は?












どうやらまだある

2013年02月11日 | 短歌(ほそぼそ)


とりあえず続けてみる。
足踏みしててもいいから止めずにいたら、又、向かう道が現れる。




絵を描いている友だちマリーさんの言葉。
しみじみ胸に刺さったので書き留めておく。

と同時に、いくつか詠めた。


なんとなく、連作にしてもいいようなのが並んだので
苦手なタイトルなぞつけてみる。

いつも思うけど、私はタイトルのつけ方がヘタすぎるわ…








【そよ風を足す】




昼間から閉めきっている窓際で息ができない金魚のかたち



枯れかけたスイトピーにも水をやる「おまえもね」って言いながらやる



丁寧に淹れたコーヒーでもこれはインスタントで特売のやつ



丁寧に塗ったマニキュア押し殺す手段としては中の下あたり



後悔は昨日笑わなかったこと眠くないのに眠ってたこと



あとひとつ足りないとして足すものはそよ風くらいがいいんじゃないか




                            わたつみいさな





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どうやら私の中に、まだ短歌はあるようで







【夜は夜だと】

2013年01月07日 | 短歌(ほそぼそ)


暖房が効きすぎているリビングで凍えているのはわたしでしょうか




コドクって素敵なことだと思ってた漢字で書いてはいけないくらい




泳がない金魚を見ている誰にでも夜は夜だと知らされている




冷たさをもとめて自販機までちょっと午前3時の私のかたち





暖房が効きすぎているリビングで凍えているのはあなたよきっと





わたつみいさな





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