BSプレミアムで録画したものを鑑賞。
監督:リー・H・カッツィン
脚本:ハリー・クライナー
製作:ジャック・N・レディッシュ
製作総指揮:ロバート・E・レリア
出演:スティーブ・マックイーン、ジークフリート・ラウヒ
音楽:ミシェル・ルグラン
配給:ナショナル・ジェネラル・ピクチャーズ
上映時間:106分
『グラン・プリ』に続いてレース映画。こちらは地味な印象。
ポルシェチームの話だが、昔の映画は現代の映画と比較して本当に地味だ。
マックイーン自身がレース好きで、製作に携わりあえてドラマ部分を最低限にしたようだが。
ル・マンを取り上げた作品に『フォードVSフェラーリ』があるが、あちらは完全にドラマ仕立てになっている。
確かに本作の方が、ル・マンの全体像は分かりやすくなっている。
(何時にスタートして何時に終わるかとか)
町山さんの解説を聴けば分かるが、アメリカでは大コケしたらしい。
しかしマックイーンの気持ちはもっともだ。
レース映画のドラマ部分て、ほぼ必ず奥さんが主人のドライバーを心配するパターンだから。
実際は真逆らしい。そもそもドライバーと結婚するくらいだから理解あるのは当然なのである。
親父がレース好きなので、観ながら親父が解説してくれたのが良かった。