喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

栄光のル・マン (1971) ★★☆☆☆

2021-09-12 16:03:54 | 伝記

BSプレミアムで録画したものを鑑賞。

 

監督:リー・H・カッツィン

脚本:ハリー・クライナー

製作:ジャック・N・レディッシュ

製作総指揮:ロバート・E・レリア

出演:スティーブ・マックイーン、ジークフリート・ラウヒ

音楽:ミシェル・ルグラン

配給:ナショナル・ジェネラル・ピクチャーズ

上映時間:106分

 

『グラン・プリ』に続いてレース映画。こちらは地味な印象。

ポルシェチームの話だが、昔の映画は現代の映画と比較して本当に地味だ。

マックイーン自身がレース好きで、製作に携わりあえてドラマ部分を最低限にしたようだが。

ル・マンを取り上げた作品に『フォードVSフェラーリ』があるが、あちらは完全にドラマ仕立てになっている。

確かに本作の方が、ル・マンの全体像は分かりやすくなっている。

(何時にスタートして何時に終わるかとか)

 

町山さんの解説を聴けば分かるが、アメリカでは大コケしたらしい。

しかしマックイーンの気持ちはもっともだ。

レース映画のドラマ部分て、ほぼ必ず奥さんが主人のドライバーを心配するパターンだから。

実際は真逆らしい。そもそもドライバーと結婚するくらいだから理解あるのは当然なのである。

 

親父がレース好きなので、観ながら親父が解説してくれたのが良かった。

コメント
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