来る6月21日(日曜日・父の日)当稲門会の第5回定期総会が行われる運びとなりましたので、ご連絡申し上げます。
場所はその1階ロビーが大隈庭園と繋がっている『リーガロイヤルホテル東京』です。
例年通りの会計・活動等報告や来賓ご挨拶、新役員人事選出などのほかラッキーカードも予定されています。
当日は万障お繰り合わせの上ご参加いただきますようお願い申し上げます。
(ブログ作業員)
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昨日は、その娘の大学が90周年記念式典に出ろとの
案内が届き、参加、そこで珍しい経験をしました。
来賓として私立大学連盟の会長をしている早稲田大学白井総長が祝辞を述べ、お茶ノ水女子大学からも、明治学院大学からも来賓が来られました。
白井総長のエピソードは、私ども夫婦が結婚式を挙げた早稲田教会が立地している早稲田奉仕園をつくったベニンホフ氏が何と東京女子大学の初代理事長もされてたとのことを知り、不思議なつながりを感じました。式典の後は、最近朝日や東京新聞で話題となった、レーモンド設計の旧体育館に代わる新体育館で
会食パーテイー。湊学長に立ち話で聞いたところ、12年も前に旧体育館廃止が決まっており、やはり保存は不可とのこと。白井総長には、理工学部OBでウリ稲門会に所属している旨伝え、ベニンホフの逸話に感謝と伝えたらえらく喜んでおられた。
会場の奥のテーブルに近いところに私は立っていたが、同女子大学で1955年より23年間古代オリエント史を講師として教えていたのが、三笠宮崇仁親王、現在93才とのこと、風貌は浅黒く、長兄のヒロヒトにそっくりであった。日本の皇族としては現在最高齢、SPは周囲には見当たらず、やはり(?)多くの日本人参加者はあまり近寄ろうとはしない。すぐ私の目の前であったということもあり、そもそも在日コリアンとしてはきわめて複雑な立場、心境だったが、少し気の毒にも感じたので、声をかけた。
2-3分、この大学で評議員の奉仕をしていること、古代オリエントの地域のこと、彼がヘブライ語を読めること、前学長の隅谷三喜男先生のことなどを話した。あとで彼を知る知人に聞けば、「南京で日本陸軍が行っている蛮行を裕仁らに伝えた」、さらに津野田事件では東条英機をひきずりおろすクーデターの首謀者の一人だったという史実がある。「皇室は格子のない牢獄」とも発言。そんな皇族であったと知り、おそらくは、これが初めてで最後の彼との会話になろう。
もし、事前に彼のことを知っていたら、もっと突っ込んだ話をしようとしていたかもしれないが、準備もできておらず早めに切り上げた。人あたりは、きわめて気さくな感じではあった。とてもクーデターを計画していたとは見えなかった(津野田事件自体は、東条暗殺計画を知るや、憲兵隊に彼から通報、実行されず、しかし不問に付されたとの顛末であったようである。)。不思議な時間を経験した。
キムヒュンベ