アラ還のズボラ菜園日記  

何と無く自分を偉い人様に 思いていたが 子供なりかかな?

真説 国定忠治 平成弐拾八年 其の十三

2016年10月03日 | 近世の歴史の裏側

 細野は仙岳のロ上に対して「御機嫌を取ると言う風の態度」で、

「まるで芝居をする高師直が若狭之助の、憤りを慰むる時の様で実に見苦しかった」と、

「仮名手本忠臣蔵」の悪役高師直になぞらえて酷評している。

それでも仙岳の延納というその場凌ぎであるが 取りなしで 一旦その場は収まった、

しかし帰村するかに見えたが、意気上がる大多数の農民は承知せず。

中山道並木に三々五々集合し始めていたのである。

驚いた藩役人は急速 上佐野村(現高崎市)の西光寺に農民一同を集めて、

再度説得を試みたが、 鎮静化を図った。

                              つづく



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