アメリカで毎日ツナ缶を食べていた男性が水銀中毒になる事件が勃発した。
ツナ缶は体に良いと信じ、毎週10缶ずつ食い続けた男性が水銀中毒に メーカーなどを提訴
男性は「健康に良い」というCMを信じて毎週10個のペースで食べ続けていたとのことである。
その結果、男性の主張では水銀中毒に陥ってしまったとのことで、男性はメーカーと販売したスーパーマーケットに損害賠償を求めて提訴した。
この男性はニューヨーク州に在住のリー・ポラッツォ氏(48歳)で、2006年1月にバンブルビーフード社のCMを見てツナは“最も良質なタンパク源”と思い、購入を始めた。ところが2008年、心臓発作かと思うような胸の痛みを感じ病院へ行き、血液検査を行ったところ、彼の血からは「危険なほど高い」量の水銀を検出された。
アメリカでは食品医薬品局(FDA)が、サメやアマダイなど水銀含有量が高いとされる魚を挙げ、妊婦や幼児は摂取を控えるよう忠告している。
ただし、ツナ缶は「一般的に食べられる、水銀含有量が低レベルの魚」の一つに挙げている。
ポラッツォ氏の訴えに対し、バンブルビーフード社は「(同社が知る限り)米国で売られている魚介類を食べて水銀中毒になったケースはない」と反論している。そしてこの話題がツナ缶に対するイメージの悪化に繋がり、消費者に“悪影響”とならないか懸念しているという。
この記事を読む限り、変わり者が難癖を付けているだけのような印象だが、マグロがやばいのは事実である。
それは知る人ぞ知るの世界で、一般人の危機意識はあまり高くない。
まぐろ血合肉からのメチル水銀除去による食品素材の開発
農水省の役人がマグロをあまり食べているとは思えない。
魚介類・鯨類の水銀についてのQ&A
●魚介類・鯨類の水銀についての日本生協連からのお勧め
◎一般の方へ
特定の水産物を偏食すると有害な水銀の摂りすぎになる可能性があります。マグロ類(マグロ、カジキ)、サメ類、深海魚類、鯨類(鯨、イルカ)などメチル水銀濃度が高い水産物を主菜とする料理を週2回以内(合計で週におおむね100~200g程度以下)にすることをお勧めします。サンマ、イワシ、サバなどメチル水銀濃度が低い水産物を控える必要は特にありません。どのような食品でも、偏食は避け、バランスよく摂ることを心掛けましょう。
鯨肉のうちイルカ(歯鯨類)の肉には特に高い濃度のメチル水銀が含まれるため、ごくたまに嗜む程度にされることをお勧めします。
◎妊婦、幼児、近く妊娠を予定されている方へ
メチル水銀は特に胎児の中枢神経の発達に影響を及ぼすとされています。妊婦、幼児、近く妊娠を予定されている方は、マグロ類(マグロ、カジキ)、サメ類、深海魚類、鯨類(鯨、イルカ)などメチル水銀濃度が高い水産物を主菜とする料理を週1回以内(合計で週におおむね50~100g程度以下)にすることをお勧めします。サンマ、イワシ、サバなどメチル水銀濃度が低い水産物を控える必要は特にありません。
鯨肉のうちイルカ(歯鯨類)の肉には特に高い濃度のメチル水銀が含まれるため、妊婦、幼児、近く妊娠を予定されている方は、イルカ肉の摂取を控えることをお勧めします。なお、イルカ肉が「ミンククジラ」「クジラ」等と不適正な表示をして販売されるケースもあるのでご注意ください。
ということで、マグロは「ご馳走」ということにして平素の食事では摂らない方が安全なようだ。
回転寿司の真相と食品のカラクリ
本ブログとしては回転寿司を否定するものではないが、激安の回転寿司店はそれなりに「営業努力」をしていると解するべきだろう。
触らぬ高級魚に祟りなし。
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