解放同盟は中川のかばい立てを放棄したようである。これ以上かばってもいいことは何もない。彼のような存在が氷山の一角にすぎないことは組織が一番よく知っているだろう。
この組織は百害あって一利なしと言っても過言でないくらい腐敗堕落している。圧力団体が私利に走るとかくなるごとしの見本のような例である。
もともと正義と人権を旗印に立ち上がった組織だけに自浄努力を怠った責任は重大である。
この組織以外にも日本には腐敗した圧力団体が無数に存在する。
今回の事件も正義の勝利では決してない。国民とは無縁のパワーバランスの結果であり、中川はスケープゴートなのである。
勿論中川が極悪人であることは言うまでもない。
長期病欠 奈良市元職員を逮捕 県警、職務強要の疑い
奈良市の不自然な職員長期病欠問題で、市が談合防止策の一環として決めていた郵便入札制度の拡大導入を延期するよう、市の担当者に圧力をかけたとして、奈良県警捜査2課は14日、職務強要の疑いで、同市環境清美部元職員(懲戒免職)、中川昌史容疑者(42)=同市古市町=を逮捕した。市民の大きな批判を浴びた問題は、元職員の逮捕へと発展した。
調べなどによると、中川容疑者は、市が今年4月、郵便入札の対象業種を10月から拡大すると決めたことを受け、8月に3回、市の担当部署の幹部らと面談。「何で郵便入札すんねん」「聞いてないど」などと怒鳴ったりテーブルをひっくり返したりして威圧し、導入を延期させた疑い。
市はいったん延期したが、その後、問題の発覚を受けて11月から導入した。
調べに対し、中川容疑者は「説明を受けていなかったので抗議しただけ」「テーブルがひっくり返ったのは、たまたま足が当たっただけ」などと供述し、容疑を否認しているという。
中川容疑者は当時、解放同盟の支部長や奈良市支部協議会(市協)副議長などを務めていた。担当者との面談では、市と市協との「セクション別交渉」の場でこの問題を取り上げることも示唆したという。一連のやりとりについて、市の担当者は「威圧感を感じた」などとしていた。
市や関係者によると、中川容疑者は平成13年1月以降の約5年9カ月間に8日しか出勤していなかったにもかかわらず、市側から計2475万円の給与などを受領。一方で、妻が代表の建設業を実質的に営み、病欠中も頻繁に市の発注担当部署に出入りしていたという。この業者は、同期間に市の発注工事177件(うち随意契約153件)を受注していた。
この業者を含む12業者が参加して9月に行われた市営住宅の建て替え工事の入札でも談合が行われた疑惑があり、市が公正取引委員会に通報している。
また、中川容疑者を10月27日付で除名処分にした解放同盟奈良県連合会は、今月7日に明らかにした「中間見解」で「同盟の地位を利用し、各方面に圧力を加えていた可能性はきわめて強いといわざるを得ない」としていた。
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(参照)
【解放同盟犯罪史】
解放同盟 - Wikipedia
解放同盟中央本部
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