さすがは富豪総理の面目躍如である。「9億円程度のはした金などいちいち覚えていられるか!」とおっしゃっている。
「今でもないと信じたい」=実母からの資金提供-鳩山首相
これに関してはサンケイさんがおもしろいタイトルを考えた。
鳩山、ママから9億円のお小遣い!?姉から“隠し献金”も
姉からの600万円など、「お車代」程度だったのか?
≪これらの資金が母親から友愛政経懇への寄付であれば、年間150万円の上限をオーバーし、政治資金規正法の量的制限に抵触する疑いがある。また、首相への個人的贈与であれば、贈与税の支払い義務が生じる可能性がある。≫
ということで個人で貰っても、政党として貰っても大変やばい状況なのだが…。
さらに、
鳩山ブーメラン、グッサリ 秘書と金と政治家の責任
≪番組は、03年7月23日付の鳩山由紀夫議員のメールマガジンを掘り起こす――政治家は金銭にからむ疑惑事件が発生すると、しばしば「あれは秘書がやったこと」とうそぶいて自らの責任を逃れようとしますが、とんでもないこと……秘書が犯した罪は政治家が罪を受けるべきです――≫
こんなお間抜けな言質を取られているから、鳩山氏は絶体絶命のように思われる。
それにしては、余裕綽々だな。実は、捨てる神あれば拾う神ありで、奥の手があった。
≪しかし、貸付金であればいずれの問題も生じず、元秘書は資金提供は鳩山氏個人への貸し付けだったと説明しているという。≫
要するに、借りたことにしてしまえば、政治資金規正法も贈与税も免れてしまうのである。元秘書も無罪だ。
関係者が関係者だけに口裏を合わせることはいとも簡単である。
自民党としては、党運をかけて糾明したいところだが、自分達も同じようなことを散々やっていたので、自爆攻撃覚悟でなければ追及できないのである。
どうも締まらない話である。他の野党の公明党や共産党も民主党との対決姿勢はそれほど鮮明ではない。公明党は池田問題を抱えているので与党入りの秋波を送っているし、共産党も是々非々路線である。
状況としてはうやむやのまま終わりそうである。
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