内閣府は26日、2006年度の日本経済の決算書に相当する国民経済計算を発表した。それによると、国民1人当たり名目GDP(国内総生産)は06年の暦年ベースで世界18位となり、05年から順位を3つ落とした。
日本が最高だったのは1993年で、その時は2位だった。
(参照)2ちゃんねる6N/JdxVD0氏
1989年 2位
1990年 7位
1991年 4位 ←宮沢内閣
1992年 4位 ←宮沢内閣
1993年 1位 ←宮沢内閣
1994年 2位
1995年 3位
1996年 3位
1997年 4位
1998年 6位←竹中国政参加
1999年 4位
2000年 3位
2001年 5位 ←小泉内閣 竹中入閣
2002年 7位 ←小泉内閣
2003年 10位 ←小泉内閣 竹中金融担当相兼任
2004年 11位 ←小泉内閣 竹中参議院議員当選
2005年 14位 ←小泉内閣 竹中総務相就任
2006年 19位 ←小泉内閣
一目瞭然、小泉の売国政策がかくなる事態を招いたのは疑いようがない。売国奴の工作員がネット上で、小泉・安倍を必死に擁護している姿は笑止である。
経済協力開発機構(OECD)加盟30カ国のうち、06年は主要国のカナダ、フランス、ドイツに抜かれた。
【内閣府発表】 OECD加盟国の一人当たりGDP順位(2006年度 単位:ドル)
( )内は2000年度の額と順位 ★はユーロ導入国
ユーロ導入国ではユーロの値上がりとともに、
わずか7年で一人当たりGDPは2倍弱にまで膨れ上がった。
1.ルクセンブルグ 88,840(46,225 1位)★
2.ノルウェー 71,857(37,472 2位)
3.アイスランド 53,446(30,859 6位)
4.アイルランド 51,421(30,859 9位)★
5.スイス 51,306(34,667 4位)
6.デンマーク 50,791(29,989 7位)
7.アメリカ 43,801(34,571 5位)
8.スウェーデン 42,264(27,277 8位)
9.オランダ 41,020(24,185 12位)★
10.フィンランド 39,796(23,544 14位)★
11.イギリス 39,573(24,639 10位)
12.オーストリア 39,064(24,195 11位)★
13.カナダ 38,978(23,621 13位)
14.オーストラリア 37,710(20,737 18位)
15.ベルギー 37,674(22,637 16位)★
16.フランス 35,572(21,859 17位)★
17.ドイツ 35,368(23,120 15位)★
18.日本 34,252(36,790 3位)
19.イタリア 34,252(19,271 19位)★
20.スペイン 27,925(14,422 20位)★
上記の表を引用した8tVKTyVx0氏によると、「ちなみに2000年ごろの為替は1ドル=100円ぐらい、1ユーロ=90円ぐらいだった。2007年現在では 1ドル=115円ぐらい、1ユーロ=160円。やはり日本の順位下落は世界的なユーロ高が最大要因だろう」と述べている。
小泉がアメリカに追随した結果、紙くずと化した大量のドルをつかまされたのが原因だが、当のアメリカは大して下落していない。不良債権を全部日本に押しつけたからである。
それに軍事大国のアメリカは、いざとなれば伝家の宝刀である「戦争」という手がある。しかし、「平和国家」の日本はその手を使えない。仮に使ったところで先の大戦のようなひどい結果に終わるのが関の山である。
小泉時代、国民の支持率は不自然に高かったが、あんな売国奴に人気などあろうはずもない。当時とてまともな人間は批判していた。バカが踊っていたのも事実だが、踊らせていたのはマスコミである。
むちゃくちゃにしてしまった小泉の後始末を押しつけられたのは安倍バカボンで、犬右翼がさんざんヨイショしていた。
バカボンがハライタで辞めた後押しつけられたのが福田氏である。彼のオヤジもCIAの口である。
アメリカの戦略では、次期総選挙で民主党に政権を執らせて、傀儡自民党の責任をうやむやにさせようという魂胆であろう。民主が政権を執っても1000兆円の負債はもうどうにもならない状況だろう。
大鉈を振るって次期選挙で壊滅的な敗退をするか、愚民に迎合して更に負債を重ねるか、民主にとっても二者選択である。
民主が大敗した後自民が復権すれば、「禊ぎは済んだ」といういつものパターンで、またぞろ金権汚職のオンパレード、海外逃亡用に資金作りに精を出すに違いない。そのころには、日本は韓国・台湾に抜き去られているだろう。
しかし、「この国民にしてこの政府あり」自業自得である。国民は心して苦難の道に耐えなければならない。過去の過ちには反省しなければならないのである。
(記事)
1人当たりGDP、世界18位=先進国下位に後退-06年度国民経済計算・内閣府