「希望の国、日本」とは「美しい国」なみに国民を愚弄した表現である。自己チューもここまで来れば言葉もない。金正日のご託宣といい勝負だろう。自分たちだけに都合のいい提案をよくも次々とまくし立てられるものである。
国民が完全白痴化して権力者のロボット奴隷となって意のままに動けば、彼らにとっては「美しい国」「希望の国だろう」
一応餌のつもりで掲げた8年後の未来など、国民のほとんどは信用も期待もしていないだろう。現在支配的な国民感情は無気力・無関心である。
サラリーマンの中には法人税減税すれば企業活力が増し、景気が良くなって給料も上がる、などという口車を真に受けているおめでたい者もいるかも知れない。
なお引用記事は朝日新聞のものであるが、経団連御用新聞の(朝日だって似たようなものだが)産経の方が詳しいので(参照)にリンクしておいた。
経団連「御手洗ビジョン」原案、消費増税や憲法改正盛る
日本経団連(御手洗冨士夫会長)が来年1月1日に発表する将来構想「希望の国、日本」(御手洗ビジョン)の原案が11日、判明した。今年5月に発足した御手洗経団連の根幹となる構想で、法人税減税と消費税率の引き上げを柱とする税制改正や「労働ビッグバン」といった経済的なテーマだけでなく、憲法改正、愛国教育なども盛り込まれている。安倍首相が描く「美しい国」の構想に沿った内容も目立ち、安倍政権の政策運営に影響を及ぼそうという財界側の意図が読み取れる。
(参照)
経団連が新ビジョン「希望の国、日本」消費税2%上げ提言
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