神戸在住、恋するスタジオ・フォトグラファー、ときどきドキドキ、ホンニョホニョン日記!

元銀塩・スタジオ・フォトグラファーである吾輩が日々、感じ、考え、体験したことをのんびり書き連ねていく日記形式のブログ。

昨日のユーミンのFM番組のテーマは『着物』

2012年01月14日 12時15分24秒 | 音楽
http://bit.ly/rz1zGR

ユーミンのご実家は100年になるという老舗呉服店というのは有名な話。
で、
たまたま車のFM局から、ユーミンの放送を聴いたのだけども、
テーマが着物だったので、
車を停めて、聴いた。

ユーミンの着物観はどのようなものかな?と考えていたけど、
さすがに山口小夜子さんの名前が出てきたので、
やはりと思ったのだが、
日本人の見る目での着物ではなく、
世界の檜舞台でというか、
普遍性をもった芸術家の目を通しての着物観なのだと納得した。
スティーリー・ダンのジャケットに登場したというから、
改めてみたら、
確かにジャケットに出ている。
しかも着物の袂を重ねての横顔。
あまりにも有名なジャケット・デザインなのに、
それが着物を着た山口小夜子さんとは全然、知らなかったのだ。
ただのオブジェというかデザインだと思っていた。
新鮮な衝撃!
実は
山口小夜子さんのファンであった私。
東京のスパイラルホールでの舞台も観たことがある。
なのにこれは知らなかった。
(洋楽ファンの間では有名みたい。'`,、('∀`) '`,、)

番組中にユーミン曰く、
「平面の着物が立体にというか、3Dになる…。中略、季節感を表現できる…等々。」
という、
(細かい言葉使いは忘れたが)
この感覚が非常によくわかるのだ。

婚礼写真の振り付けで、
お嫁さんの白無垢とかを振りつけるとき、
私はその作業を
「折り紙」と名付けていた。
確かに平面の素材が立体になっていく過程は、
きちんとまとまれば、まとまるほど楽しい。
しかし、
着物のデザインに関しては、一言いいたい。
特に白無垢のとき、袂のあたりのデザインに閉口する。
地模様などの天空を舞う鶴の頭が隠れてしまうのである。
くちばしだけならいざ知らず、
頭だけ隠れるのは、なんともゲンが悪いように思うので、
どうにか出そうとするのだけれども、
それが難しいとき、
大胆に鶴一羽、折り込んで隠してしまう。
ですから、
着物、とくに白無垢のデザイナーの先生たち!
お嫁さんポーズの時の完成図を思い描いて、
多少、鶴の姿を、袂の下の方に描いてもらえませんでしょうか?


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