フィールドワーク通信

広島を拠点にフィールドワーク。カンボジア、インドネシア、市民まちづくり

ひろしまハウス その3

2006-06-30 18:35:58 | 研究室通信
7月12日~15日まで、うちの白石が、広島のひろしまハウス視察団?に同行することになった。

施主?として、ひろしまハウスの竣工を確認するためである。いわば竣工検査の役割を担えとの指示をいただいて、動きのとれない私に代わって白石に行ってもらうことにした。先方のたっての希望でもある。

また夏には、1ヶ月ほどカンボジアに12名で訪れる。
できれば、ひろしまハウス活用実験ができればと思う。交流会にも提案中である。

こういった交流施設にとって、ハードだけでなくソフトが重要である。
いかに使うかを試行錯誤してくことが大切なのだ。
実験的に1ヶ月我々が滞在し、施設利用上の問題点や可能性について、検証しようという目論みである。

NGO事務所、平和関連資料館、孤児院、宿泊所など、様々な案が挙がっているが、いずれにしても人がいて初めて成立するものである。
実際に活用することで、その可能性も見えてくるかもしれない。

思い起こせば2年前、カンボジア子どもの家の栗本さんに、アジられて?、カンボジアに没入することになり、ひろしまハウスとの関わりも生じたわけである。

インドネシアやフィリピンに関わっていた私が、カンボジアをフィールドに選んだのは、広島にいたからこそでもあった。広島県が平和貢献構想の中で、カンボジアへの国際協力をうたっていることを知ってのことであり、広島でカンボジアを考えることで、他県の大学での実践とは違う角度からの切込みができるという直感があったからである。

今のM1が修論を仕上げるまで、今の3年生が卒論を書くまでは、少なくとも関わっていくことになる。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (deo)
2006-07-01 01:49:44
突然舞い込んだ話で驚きましたが、現地NGOとのネットワーク形成などの申出も頂きました。今後の活動において、これまでとは違った広がりを生む絶好の機会になるかと。8月は特に楽しみですが、先方の納得できる内容のレポートを書きたいものです。
返信する