2012 KSL1 第9節 プレビュー

2012-06-29 | アルテリーヴォ
前節は500人もの観衆を集めながら、不甲斐なく見るべきものもない試合内容で連敗。公式戦の連敗自体が記憶にないんで PATATA Web のアーカイブを調べたら、チーム創設以来初だった。さすが関西1部というか、今がまさに正念場。今週末からアウェーが3つ続いて、うち2つが現在8位の洲本と同6位のD奈良――この2試合で勝ち点を伸ばせなければ降格が現実味を帯びてくる。一方、ここで勝てれば県内開催が多い7月以降のカップ戦やリーグ戦に大きな弾みとなるはず。…とか何とか御託はいいから、とにかく勝ってホームに帰ろうぜ。

土曜日の相手はパナソニックエナジー洲本。前期全敗と苦しんでいた2009~2010年度王者は前節、ようやく初勝利を上げて復活の兆しを見せた。しかも、アイン食品にシュート25本のつるべ撃ち。多くのチームが攻めあぐねた強敵相手の攻め勝ちだけに、復調は本物と見るべきだろう。そもそも前回の対戦も永瀬が押し込んで辛うじて勝っただけであり、現在最下位といえど難敵であることに変わりはない。
上げ調子の洲本に対し、アルテリーヴォは誰が見ても下降線。前節に限れば、新加入で連係が拙いGK緒方を狙われたことでラインを上げられず、また攻撃の起点となる田丸の不在が響く等、敗因を個別に言い訳できるが、ここまでの総括としてやはり得点力が極端に不足している。こうなると試合中にバランスを崩してでも攻撃に偏重せざるを得ず、結果として点が入るうちはいいものの、それでも守り切られるともう何をすればいいか分からず更に歯車が狂う悪循環に陥っている。救いがあるとすれば、前期の終わり頃から少しずつ点を取る形が見え始めてきたことだろう。例えば第7節アイン戦、この試合でアルテリーヴォは相手のフォアチェックに手こずりながらも守備のギャップを見逃さずチャンスを作り、宮本の1対1の絶好機や前半30分過ぎの立て続きのCKからの波状攻撃等、何度もゴールを奪う寸前まで持ち込んでいる。その後の自業自得で貴重な2節を台無しにしてしまったが、メンバーが揃う今節から巻き返してほしい。動き出しが良くなってきた宮本、積極性が光る西山や純平あたりの今季初ゴールで早い時間帯に得点を決めて勝ち切りたい。

今節の会場となるアスパ五色は全国に名高い難アクセスのグラウンドの一つ。とは言え、和歌山から高速を使えば2時間半~3時間で着く距離で、また試合当日は梅雨の合間で天気にも恵まれる予報です。ピッチと施設の素晴らしさでも名高いアスパを堪能しがてら、是非ともアルテリーヴォの応援にお越しください。

6/30(土) 11:30~ 関西1部リーグ 後期 第9節
パナソニックエナジー洲本-アルテリーヴォ和歌山 ( アスパ五色メイングラウンド )

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2012 KSL1 第8節 プレビュー | トップ | 全社関西組み合わせ他 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アルテリーヴォ」カテゴリの最新記事