らぶらぶわかみぃどっとこむ

ナレーター若宮かよのゆるーいブログでした。

ごあいさつ

2010-11-18 02:14:18 | 日々のこと
長らくこのブログを愛用してきましたが、
心機一転、新しくブログを作ることにしました。
振り返ってみれば最初の記事は2005年で、
つまり今から5歳分若くて、読み返すにも勇気がいりそうです。

これからは新しいステージでいくぜい!という心意気なんですが
今までどおり星とか宇宙とか、四季折々の匂いとか、
そんなことをまったり綴っていくんだろうと思います。

コトバにはコトダマがあるので
自分自身もコトバにひきずられてしまうことがあります。
だとしたら
コトバを操ることによって
自分自身をコントロールすることだってできるんじゃないの!?

そんな思いで文章を書いたりしています。
たぶんこれからも。

ではでは今後は新ブログ
わかみぃじゃけん。をどうぞよろしくお願いします!
ブックマークしてくださっている方、お手数ですが変更よろしくお願いします。

ゲキ×シネ『蛮幽鬼』を見た。

2010-11-15 01:53:01 | 観劇日記
ゲキ×シネ「蛮幽鬼」やっと見に行けました。
3時間があっという間の超大作。

かつては演劇なんてその空間で楽しんでこそだと思っていたけれど、
ゲキ×シネは完全にひとつの分野を確立しましたね。
舞台と映画をいい形で融合させてひとつの作品として楽しめます。

公式HPによるストーリーはこちら
遠い昔。
ようやくひとつの政権で統治され始めた島国・鳳来(ほうらい)の国にまつわる物語。

無実の罪で監獄島に幽閉された《伊達土門》(だてのどもん)。
10年の歳月が流れてもなお、濡れ衣を着せた者たちへの復讐を生きる糧にしている。
監獄島の奥深くに捕らえられていた《サジと名乗る男》の力を得て脱獄、復讐への道を
着実に歩む土門の前に立ちはだかったのは、かつて将来を誓った女、《美古都》(みこと)だった――。


劇団☆新感線ではやはり古田新太さんが好きですが
古田さんのいない新感線もステキでしたね。
上川隆也さんと堺雅人さんがめちゃめちゃよかった。
あと早乙女太一さんも。彼の殺陣は品があるし大きく見えるし、
女形のシーンと対照的で見ごたえありました。

堺さんの狂人ぶりと、上川さんのあの色気はなんだ。
どうしたらそんなオーラが出せるのか。
心臓に鳥肌がたったようでした。圧倒されて息も満足に出来なかった。

終わってからどうしようもなく悔しくなりまして。
専門は違うんだけどさ。そゆこと、あるんですよね。

さよなら親不知

2010-11-12 00:00:11 | 日々のこと
随分寒くなってきました。
今年の猛暑はツラかったけれど、冬の寒さはもっとツラい…。
毎年冬眠寸前のわたし。

さてしばらくごぶさたしている間に重大事件がありました。
それは、人生初の親不知の抜歯…!

左下に居座るそいつ。
もう10年以上ずっと様子見だったんですが、ちょいちょい痛むようになってきて、
ついに抜くことになったんです。

考えてみればそれだけ長い間、飼ってた歯だったので、
お別れにも若干の感慨があってですね。
自分のパーツがもう自分じゃないんだという不思議な感じ。
あとやっぱ悪さをする毒のパーツでもあったので解毒の感覚もある。

それにしても!
やっぱ痛かったですよ血も出たしー!
いや術中は麻酔が効いてて痛みはないし、ほんとあっという間なんですよ。
ぜんぶで30分もかからなかったんじゃないかしら。
あっけないもんです。

でも麻酔が切れてからが本当の戦いの始まり。
初日は身動きもできず血も止まらず、
翌日も飲むゼリーとお粥と薬だけを口にして引きこもり、
3日目にようやく寝返りがうてるようになりました。
痛みがなくなって普通に動けるようになるには1週間かかったかなぁ。
もうすっかり大丈夫。歯があった場所がちょっと空洞なだけです。

日々できることが増えていくので、人間の回復力はすごいなぁと感心した次第。

抜いた歯を持ち帰ったんですけど。
全く使い道がありません。

星と宇宙の日2010

2010-10-24 22:28:15 | 星とか宇宙とか
国立天文台の特別公開「三鷹・星と宇宙の日2010」に行ってきましたー!

お出かけ日和ではあったけど、天文ファンとしては微妙な曇り空。
50cm望遠鏡で昼間の金星が見られるという話でしたが

残念…見たかったなぁ。

今回狙っていたのはアインシュタイン塔(太陽塔望遠鏡)!
なんと内部初公開だそうで。
建築基準法を満たしてないので塔の上の方には上れないという
歴史を感じさせる塔でした。


塔そのものが望遠鏡になっています。


また建物内は、昔使っていたと思われる暗室や黒電話やなんやかんや。
コンピュータもなかったんじゃないかという時代の
学術に臨む研究者の息吹がそこにあるようでした。

そしてその物置にあったと思われるもろもろの展示。

詳細不明とかどうやって使われていたか分からないとか、
そんな機材があれやこれや(笑)

何か知りたい測りたいことがあって、そのために必要な機材を考えて作って、
得られたデータをもとに何かが分かって、また分からないことが生まれて、
その繰り返しで今に至るんですねぇ。

あとはお話きいたりクイズに挑戦したり。
クイズ楽しいんですよ、膨大なパネルをぜんぶ読むのは大変だけど(人も多いし)
その一番伝えたいところが答えなので、効率よく「なるほど!」と思えます。
それなりにマニアなので簡単な問題ならパネル読まずに答えられます(笑)

木星観測の整理券配布が始まったのでもらいにいこうと思ったら、
道中あちこちで興味を引かれているうちに配布終了の放送が・・・orz
20分くらいで配布終了したんじゃないかしら。侮れないですねー。
先月のリベンジ果たせず。うーん残念。
観望会にはまたチャレンジしたいと思います。
これから寒くなるし!星見の季節だよ!!(寒いのヤだけど!!!)


月球儀!

臼田詣で

2010-10-17 14:08:35 | 星とか宇宙とか
こないだ、念願の臼田宇宙空間観測所に行ってきました!
nanakoとふたりドライブで。というか運転おまかせでお世話になりました。

そもそも深宇宙を旅する探査機との通信が目的のため
遠くから送られてくる微弱な電波を受信する必要があり、
都市雑音などの妨害電波が少ない場所としてかなり山奥につくられています。
携帯の電波も微弱でほぼ圏外。
キジや鹿が横切る道を延々のぼってやっとこ到着。


でかいーーー!!
直径64メートルのパラボラアンテナ。
この規模のものは世界にも4つくらいしかないのだとか。ほぉぉ。


近づいてみる。


見上げてみる。

うっひゃあ!こうして今まさに、宇宙空間の探査機と通信しているんですね。
ツイッターによるとこの日の話相手は、小型ソーラー電力セイル実証機IKAROSだったようです。

このアンテナが向く先に、イカ坊がいるんだなぁ。


山の匂いのするひんやりした空気を胸いっぱい吸い込むのですが
いくら吸っても吸い足りない。。

たぶん空気が薄いんです。
nanakoが地上で買ってきたポテチの袋が、
飛行機に持ち込んだかのようにパンパンだったもの!!!


門から研究棟へ続く道沿いに、太陽から木星までの模型が展示してあります。


太陽がこのサイズだとしたら


地球と月はこのくらい。
え、どれだって?


これこれ。ちっさ!(笑)

巨大なパラボラが空に臨むの壮大さと、
それすらもまるごとこの中に入ってしまう宇宙の壮大さと、
そんな宇宙に向かう人間の貪欲さ、を思いつつ。。


日も暮れて、金星ももうすぐ沈む頃。
イカ坊に向けておもいっきりアンテナを傾けています。
そして、お話終了。


けっこうな勢いでこの状態にもどってゆきます。
これが見たいがために見学時間が終了しても門の前で待っておりました。
あやしくてすみませんでした。



すっかり寒くなったので蕎麦を食べて帰る。
いろりを囲める蕎麦屋ですっかりあったまりました。美味しかった。

そんで帰り道、ちょいと暗い所で車をとめて星見。
夏の大三角と、それを貫く天の川。
明るさではいまひとつの秋の星座もあれこれと見えます。
都内ではついぞ見られない星の数に感動ひとしきり。

カラダじゅうで宇宙を感じた臼田詣でとなりました。ごちそうさまでした。