2004年12月7日、ボクは、他に3匹のきょうだいと一緒に生まれました。
これは、今年2005年の2月頃。
ママのおっぱいをみんな揃って飲んでます。
ママと同じ赤い毛の子は、メルロ。
一足先に今のボクのおかあさんのところに来ていたのだけれど
ユリの花を齧って食べたことが原因で、ちょうど生後5ヶ月で天国に行ってしまいました。
日本では一般的ではありませんが、ユリの花は、猫にとっては猛毒な植物だそうです。
知らなかったこととは言え、飼い主さん達は、一輪挿しにユリを飾っていた事を悔やみ、
悲嘆に暮れました。
メルロは、先代のアビ吉さんと言う猫さんが、2003年10月1日に不治の病FIPで亡くなった後、
満を持して、迎えられた子猫でした。
アビ吉さんにそっくりで、まるで生まれ変わりのようでした。
これから、4歳足らずで亡くなったアビ吉さんの分まで、元気に育っていくはずでした。
2ヶ月の闘病で旅立ったアビ吉さん、
新しいおかあさんのところに来て、わずか1ヶ月で駆け抜けていったメルロ。
そして、悲しみの沼から1日も早く這い上がってもらう為に、メルロの兄弟であるボクが
迎えられました。
ボクは、生まれてからの約8ヶ月を大家族の中で暮らしていました。
ですから、あたらしいオウチでは、寝てばかりのお爺ちゃん猫と少し恐いお姉さん猫との
同居は戸惑うことばかり。引っ越してきて数日は、みんなのことを思い出しては、
寂しくなることもありましたが、1週間、新しいおかあさん達は、ボクのことをとてもとても
可愛がってくれるので、だんだん、安心して、慣れてきました。
ボクは、毛色は違うけれど、メルロと瓜二つ、
そして、血のつながりはないはずの先代アビ吉さんにも、よく似ているそうです。
でも、ボクはチャイ。おかあさん達の悲しみを癒しながら、ボクはボクのにゃん生を元気いっぱい
過ごしていくよ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます