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wagtailの野鳥日記

ちょっと外に出た時、身近で見られたかわいい野鳥たちの姿。
馴染みの鳥たちとの出会いを 気軽に写真で楽しんでいます。

イカル

2008年05月20日 | アトリ科


 大きな黄色のくちばし、長めの紺色の尾が目立ちます。
 毎朝、窓を開けるとキビタキの囀りと共に、「キーコーキー」と、よく通る声でこのイカルのさえずりが聞こえてきます。
昼休み、坂を上っていくと、風もないのに木の葉が動いていました。 よく見ると、何と3羽のイカルが目に入りました。今年初見です。 若葉を口にくわえているようです。
 
 奈良の斑鳩の里は、昔イカルがたくさんいたところから名づけられたらしいのですが、当時のイカルが、このトリかどうかはわかっていません。

アトリ

2008年03月14日 | アトリ科


 林縁部を歩いていると、短くキョッ キョッ キョッと続けて鳴く声が聞こえてきました。 アトリの群れが、雑木林を移動していきます。 白い腰、股状の尾、橙色の胸が特徴です。

 平地の水田や川原でも山地の林でも見られる鳥ですが、冬鳥として渡来し、常に群れで行動します。 ときに数万から数十万羽の大群になることもあり、このようなときは「山が動く」ほどの迫力があるそうです。 そんな大群を一度見てみたいものです。

シメ (雄)

2008年02月27日 | アトリ科


 オオヤマザクラの梢に、尾が随分短く、ズングリとしたスマートさとはほど遠い、地味な鳥が止まっていました。わたしにとっては、随分久しぶりになるシメとの再会です。

 頭が大きく、嘴が随分太いのが特徴的で、目も鋭く見えますから、お世辞にも可愛いとは言えません。太い嘴の形を見ただけで、いかにも、力強く硬い餌を噛み砕く能力の高さをうかがわせます。
 また、全身灰褐色に見えますが、よく見ると複雑な色合いで、味のある羽の色です。

 雌雄の区別は比較的に簡単で、眼から嘴にかけての班が黒くはっきりしているのがオス、薄い褐色なのがメスです。このシメは、眼から嘴にかけての班がはっきり見えますから、雄でしょう。

カワラヒワ

2008年02月24日 | アトリ科


翼の黄色い鳥が、「キュリコロロ キュリコロロ」と鳴きながら飛んできました。カワラヒワです。全身が褐色がかった暗緑色で、翼の黄色い斑点が目立ちます。
雪の降った後などは、何十羽という群でやって来ます。草むらで採食していた群が飛び立つとき、翼の黄色が雪景色に映えます。