堪えに忍び、ようやく解禁。
徐々に、冬の寒さが体にこたえるようになってまいりました。
どうせ釣れないし、1~2月は初釣り以外の行事は、寒いし、面倒なのでやりませんでした。
ヒャッハー!!!!!!解禁だッ!!解禁だッ!!解禁だッ!!解禁だッ!!解禁だッ!!解禁だッ!!解禁だッ!!ハハッ!!!
たまっていた分、ストレス解消釣行となりました。
【3月3日の思い出】
道志川でボウズはここ8年くらい経験をしていない(あー自慢ですよ)私としては、道志川必釣のポイント(ってすごいな魔法みたい)があるんですよ。
①どうせ人が入っているんだから夕マズメ。
②徹底的にイワナの居ついてそうなポイントを攻めろ。
③ヤマメ解禁から鮎解禁の間は中流域から下流域を攻めろ。
④鮎解禁以降は中流域から上流域を攻めろ。道の駅上流は実はこの時期超穴場。
⑤とにかく川よりも車道を歩いて入渓点、駐車スペースを探せ。
こんな感じでしょうかね。
さて、平日だし、どうせ余裕ぶっこいても大丈夫だろうと安直な考えで、道志村inは14時頃。
今年のテーマとしては、下流域のマスター。
今から10年くらい前に通い始めた頃はもっぱら両国橋から神ノ川合流あたりまでをうろうろとしていたが、最近は村役場前などの中流域(つまり入渓の楽をしていた)ばかりだった。
しかし、必然的に中流域は手軽に入れるが故、シビアな攻め方をしないと満足な釣果は得られない。
特に解禁時なら言わずもがな。すべての餌マンがそうとはいわないが、「解禁オンリー」のおっさんが魚屋でも起業するのかとツッコみたくなるくらい乱獲してしまい、悲しい状態になるのは避けられない風物詩である。
よって、体力的きついおっさんが(まだおっさんではないよ自分まだおっさんではないよ自分)あまり入っていなそうな、登山レベルの高低差をクリアしなければ入渓できない下流域という選択になるわけだ。
今回は野原のつり橋の駐車スペースに車を止めた。
このままつり橋を渡って崖下って久保~笹久根堰堤まで行ってもいいが、どうしても気になるのが大渡(おおわたじゃなくて、\(^o^)/オワタって読むマジで。)キャンプ場~野原つり橋までの区間。
この区間の調査を行った。
いつも両国橋から釣り始めると、どんなに頑張っても大渡キャンプ場で力尽きていたのと、この近辺はロクな駐車スぺ-スがないし、キャンプ場以外、漁協の看板が目印っていってもどっから入渓すればいいのかよくわからないし、そもそも崖だし、一度も入ったことがなかったのだ。
野原つり橋の駐車スペースからは歩くが、大渡キャンプ場からスタート。舗装されたエントリーとはいえ、さすがの高低差。息が切れる。
\(^o^)/オワタキャンプ場ただ言いたいだけ
ここはキャンプシーズンがまだ始まらない早期、つまり客がいない時期は水深はあるわ、良いポイントだらけだわとキャンプ場内とはいえかなり穴場なのである。
今回のルアーの攻め方として、盛期のような、ガーッと引っ張ってきてビューッと追ってくる、やる気マンマンなヤツばかり狙うようなやりかたではなく、低水温時、つまり活性が低くボトムにへばりついているような、やる気スイッチが完全に切れている連中のスイッチを強制的にonさせて食わせるようなやり方の実践を行った。参考にしたのは奈良子釣りセンターのこの動画↓
https://www.youtube.com/watch?v=FttX8hGcLGQ
ヒラ打ちかつヘビーウェイト、昔から大好きなアレキサンドラミノーを使用してみたぞ。
早速、キャンプ場内のドン深になっている落ち込みにキャスト。まずはサーチ用としていつものピュア5gをいつものようにガーッと引いてくるも無反応。
アレキ君に選手交代し、5秒以上カウントからの、1トゥウィッチ1巻のようにネチネチ攻めるとチェイスが。
ほんとにタナに届かせる且つスローなアクションじゃないと反応しないのね。ボトムのタナにシビアなんてアジみたい。
渓流釣りの際は同じポイントであまり粘ることはないのだが、例に則りネチネチ陰湿に攻め続けると立て続けにヒット!
ほんとに有効だった。奈良子釣りセンターの中の人スゲー。
さて、気になっていたキャンプ場から上流の調査。
今年は何せ去年の解禁よりも水量が少ない!!
しかし、連続する淵とヒラキは魅力的なポイントを提供している。
キャンプ場からそんなに進んでいなかったような記憶だが、(さっきの地図の大渡水汲み場より手前)高巻きも不可能、道志川で初めて見る通らずの淵で足止め。ただでさえ水量が少ないのに、この深さは遡上不可能。
その近くに怪しく「国道」と書かれた木の札が吊るしてあったので、ここが入退渓点と判明。
しっかし、しばらく人が通っていなかったようで、落ち葉で足は滑りそうになるはのハードな崖登りだった。
ちょうど民家の裏にたどり着いたのだが、よく見ると国道には漁協の看板が。
あーここなのね。
良い時間になったので、そのまま温泉。紅椿の湯の近くでロスタイムを過ごすも、水量少ねぇ!不発。
入浴後は道の駅で一泊することとしたのだった。
【3月4日の思い出】
翌日は最近のお気に入り、野原のつり橋から笹久根の堰堤までのコースを選択。
しっかし、水量は少ないわ、まったくもって反応はないわで久保キャンプ場でさっさと退渓。
そこから野原まで戻り、更に大渡まで進み、気になっていた駐車スペースのない漁協看板があるポイントを調査。
こちらも最近人が通った形跡がなく、落ち葉だらけで滑落の恐怖に怯えながら入渓するも不発。そこそこいいポイントが続くのだが。
いつもの野原つり橋の入渓点まで釣りあがり、またつり橋まで崖を上る。本日2セット目。
このままじゃ消化不良。大渡キャンプ場を通り越して月夜野キャンプ場まで歩いちゃえ!!
ってなわけで
本日3セット目の上り下り。いかん。足が。
その労力の割には大渡キャンプ場まで魚影なし!まさに\(^o^)/オワタ。
最後に大渡キャンプ場内最下流の橋の下を攻める。
ここは昔から水深があって、必ずサカナが居ついているところだ。
奈良子式でスローに攻めるとようやく
ってか、結構激しくチェイスしてきたから、スプーンでやりたくなってきた。行け!スミスピュア5g!!
いつものように、ガーッと引っ張ってビューッツって追ってきてガツンと食わせる!やっぱりこれが渓流ルアー!!!
このきれいなヤマメを引っ張り出したかった!ネイティブに近いやつは、お腹のパーマークも結構あるんだよね。そしてほんのり赤みがかっているのも特徴。
ありがとう道志村、またくるよ道志村。おそらく再来週に。
【未来へのPDCA今回の実釣データ】
・獲物:やまめ×9
・釣れた時刻:午後のみだった
・日没時刻:17時38分くらい