編笠山 観音平~山頂~観音平

2014年05月21日 | 登山

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 2014年5月18日(日)、雪の残る編笠山へ向かった。

 今回の総平行移動距離は9.40km、総上昇距離は1029mだった。

 天候は晴れ。風は無く、絶好の登山日和。

 ミニバスさわやをチャーターして、東京を出発したのは、午前5時半頃。

 渋滞は無く、編笠山のふもとの観音平に到着したのは、午前7時50分頃。

 観音平の到着時の気温は15度くらい。

 ポカポカ陽気の中、観音平を午前8時に出発して、順調に高度を上げていく。

 スタートから約40分で雲海展望台に到着、小休止してから押手川分岐点を目指して出発した。

 押手川に到着すると、20人ほどのシニア登山隊が直登ルートに向けて出発するところだった。

 途中の鉄梯子で渋滞するのは目に見えて明らかだったので、直登コースはシニア登山隊に譲って、僕らは巻き道コースで山頂を目指す事にした。

 標高2200mあたりから登山道は雪道に変わる。

 僕は、トレランシューズと新調したPEアイゼンの組み合わせ。

 ジーニ助氏は、いつもの地下足袋スタイルにPPアイゼンの組み合わせ。

 青年小屋方面から降りてくる登山客から、「地下足袋でアイゼンどうすんだ?」とささやかれてたけど、まあ、そう思うのも当然だろう。

 PPアイゼンの存在について、一般登山客が知るはずもない。

 ぶらブラピ氏もPPアイゼンを持参していたが、雪面がしっかりしており、踏み抜きも無いので、結局、ツボ足のまま青年小屋まで登ってしまった。

 青年小屋から先の岩場を抜けると、登山道は再び雪道に変わったが、アイゼンをつけるほどでは無いので、最後の登りもツボ足のまんま山頂まで行ってしまった。

 以下、実測タイム(標高)。

 08:01 観音平発(1560m) 

 08:40 雲海展望台(1872m)

 09:10 2043m地点

 09:15 押手川分岐(2100m)

 10:30 青年小屋着(2382m)

 10:50 青年小屋発(2382m)

 11:20 編笠山頂着(2523.7m)

 12:00 編笠山頂発(2523.7m)

★12:20 同行者が転倒し骨折

★13:50 負傷者をヘリにて病院へ搬送

★13:55 事故現場出発

 14:25 押手川分岐(2100m)

 14:35 2043m地点

 14:55 雲海展望台(1872m)

 15:20 観音平着(1560m) 

 さて、山頂は、写真の通り、視界360度の大パノラマ。

 雪を被った北アルプス、南アルプス、富士山もキレイに見えた。

 下りは、直登ルートで降りてきた。

 さて、新しいPEアイゼンだが、ナイロンテープの本数を増やしたため、装着感は問題無かったが、シンプソンのメンディングプレートはイマイチだった。

 何がイマイチかと言うと、小枝という小枝がピンにくっついて離れないのだ。

 PEアイゼンの底が雪団子ならぬ枝(えだ)団子になってしまった。

 家に帰ってから分かったのだが、ピンも曲がっていた。

 そう言うことなので、PEアイゼンのピンを作り直さないといけないが、雪山シーズンが終わってしまったので、修理はずいぶん先になりそうだ。

 山頂で自作ミニガスバーナーが使えず、あたふたした結果、カップラーメンのお湯をM商店氏から分けてもらう事になった。

 これも家に着いてから分かったのだが、自作ミニガスバーナーのシリコンチューブが裂けていた。

 ようは、単なるガス漏れが原因で火が点かなかったという事。

 前日にガスボンベは点検したけど、ガスバーナー本体を点検していなかったため、チューブが裂けていることに気付かなかった。

 最後に、★の通り、下山中に同行者が転倒し骨折する事故が発生してしまった。

 これについては、気持ちと情報を整理中なので、ここには詳しくは書かないが、レスキュー隊の皆様にはこの場を借りてお礼を申し上げるとともに、ご迷惑をおかけした事について、深くお詫び申し上げます。



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