ご覧下さい我が家の牡丹
ヴィクトリオトシさんの投稿です
今年も我が家の牡丹が咲きました、牡丹について一言いえば牡丹の成長は非常に遅く十年一日の如し幹は細いままでなかなか太くなりません、なんでこんなに成長が遅いのかといらっとさせられます、しかし咲いた時、花の大きさといい、色合いといい、まとった花びらの見事さといい、どれをとっても素晴らしく周りをひきつけます、このようなたたずまいに私は魅了されているのでしょう。
今年は3月が暖かかったせいか、花持ちがよく一つの木に十輪もの花が咲き私を驚かせてくれました、どうじに今年は春の嵐が多く咲き誇ったその美しい姿、立ち振る舞いを風に乱される不運に会い私と同様やや不本意な季節を過ごしたのではないかと思っています、
牡丹の花はその姿に似合わず香りがあまり芳しくありませんむしろ人には嫌われるような気がします、その為切り花として決められた空間に飾るのは不向きです、蜜を求めて花に群がる蝶や虫も来ません、彼らは長年の間に自分自身を守る術を身に着けた為でしょう。
私の庭には4本の牡丹の木があります、数を増やそうと秋分け木をするとどちらかの木がかれてしまうなど私の願いは無視され続けられていますまったく生育の難しい花なのです。
牡丹は生育者の希望を無視し泰然自若生 going my way で生き続けています、常日頃から人の気持ちを考えながら人生を送った私としてはこの態度のそっけなさは尊敬すら感じています、これからも仲よくしていけるかなあ。
耳障りな私の独り言です、ご清聴感謝します