実環境下の簡易流体計測とVisualBase(可視化と知的可視化)

実環境下の簡易流体計測と知識集約型可視化統合環境

サイエンティフィックアート (1)

2007-03-01 18:03:48 | Weblog

可視化情報シンポジウム(7/24(火)~26(木),工学院大学新宿校舎)
http://www.visualization.jp/event/detail/2007.html
のOS2 「サイエンティフィックアート」
武居昌宏(日大),藤沢延行(新潟大),白山晋(東大)
にて講演を募集しています.
なお,サイエンティフィックアートとは,
http://www.vsj.or.jp/scivis/
にある研究会の趣旨を読んでも,模索段階にあることがわかります.また,適用分野だけではなく,従来の可視化,あるいはCGとは異なる,新しい何かが必要な気がします.
 芸術は,http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B8%E8%A1%93に,「表現者あるいは表現物と,鑑賞者とが相互に作用し合うことなどで,精神的・感覚的な変動を得ようとする活動」とあります.中でもArt(アート)は人工のもの,そして技術に近い言葉であったことは知られていることです.
 また,ダビンチを持ち出すまでもなく,科学と芸術は渾然一体であるという側面があります.またどちらかに目を転じたとしても,科学と芸術の狭間が存在しつつも明確な仕切り線を見出すことはできないのではないか(分析が難しい相互作用が存在する),と思われます.モデリングの立場では,科学は客観的,芸術は主観的で区別されますが,モデリングの起点となる仮説には主観が入ることもしばしばあります.
 そのような主観の存在と,相互作用というのが鍵になるのでしょう.実際のところは,ボトムアップ的にサイエンティフィックアートという領域が形成されていくのではないかと考えています.
是非,加担してください.


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。