Lucky☆Sardonyx

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大津波到来

2010-02-28 23:30:57 | コメント
 南米チリ中部で27日未明(日本時間同午後)に発生したマグニチュード(M)8・8の巨大地震で、気象庁は28日、日本の太平洋沿岸で1~3メートルの津波の恐れがあるとして、青森県から宮城県にかけての三陸地方の沿岸部に大津波警報を出した。同庁によると、午後0時43分、南鳥島で10センチの津波の第1波を観測した。

 その他の太平洋沿岸全域と日本海側沿岸の一部には、予想される高さが1メートルの津波警報を出した。北海道のオホーツク海側や中四国の瀬戸内側、九州の一部沿岸などには津波注意報。

 大津波警報が発表されるのは北海道・奥尻島が津波に襲われた1993年の北海道南西沖地震以来で、警報基準ができた52年以来4回目。

 岩手、青森両県は知事をトップとする津波の警戒対策本部、宮城県は災害対策本部に準じる特別警戒本部を設置。青森県八戸市、岩手県釜石市、仙台市など大津波警報の対象となった東北3県の計28市町村が避難指示。4市町が避難勧告を出した。北海道根室市や東京都小笠原村なども住民に避難を指示。海上保安庁も対策本部を設置した。

 政府の緊急参集チームも、自治体との連携を密にし、国民に適切な情報提供をすることなどを確認した。

 警報に先立ち、記者会見した地震津波監視課の関田康雄課長は「第1波より、後続の第2波、第3波の方が大きくなる可能性がある。警報は長い間継続することになる。津波と満潮時間が重なることから、浸水の被害が大きくなる可能性がある」として、高台に避難し、海に近づかないよう警戒を呼び掛けた。

 現地メディアなどによると、フランス領ポリネシア諸島や米ハワイ州で約2メートルの津波があった。リングル・ハワイ州知事はこれに先立ち非常事態宣言を出したが、大きな被害はなかったという。

 1960年5月にチリで発生したマグニチュード(M)9・5の大地震では、日本の沿岸にも地震発生から22時間余りたって太平洋側沿岸に高さ1~4メートルの津波が到達。142人が死亡・行方不明となった。あれから50年、さすがに同じような惨事には見舞われなかったものの、台風、地震、豪雪と最近天変地異が多過ぎると感じるのは気のせいだろうか。

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