切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

『北の国から 92 巣立ち』に出てきた映画。

2011-12-02 23:59:59 | アメリカの夜(映画日記)
『北の国から 92巣立ち』で、裕木奈江と吉岡秀隆が出会うくだりは映画がからんでたなあ~ってことは覚えていたんだけど、裕木奈江が吉岡秀隆に見るように言った映画がなんだったか、記憶が曖昧だったんですよね。で、気になったんで見直してみたのですが…。

じつはあんまり好きなドラマじゃなくて、わたしも子供のころに一家団欒のテレビで見たっきり。そんなわけで、だいぶ勘違いしてましたよ。

モンゴメリー・クリフトとエリザベス・テイラーの『陽のあたる場所』だったんですね。しかも、結構この映画を利用した演出になっている!急に観たくなっちゃいましたからね~。

しかし、裕木奈江のおじさん役の菅原文太と田中邦衛の場面は、改めてみると凄かったなあ~。このキャスティングでこの芝居をやらせること自体が凄いんでしょうね。それに、倉本聡は、ありそうな展開を巧妙に外すのが巧い。叱らない父親とか、死ななかった田中邦衛に大地康雄が感動する理由とか。改めてみたら、脚本術に妙に感動しました。

ま、そんなことはともかく、『陽のあたる場所』ですよ。

わたしは、ジェームス・ディーンやマーロン・ブラントより断然モンティ!ちょっと忘れられてる感じもするから、知らない人には知ってほしいな~。

そういえば、作家のトルーマン・カポーティも知り合いだったんじゃなかったっけ。

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