先日紹介した『美ら歌よ~沖縄ベスト・ソング・コレクション~』がたいそう気に入ったので、レンタルで同じシリーズの2と3を借りました。
まだ消化できるほど聴いていないのだけど、やっぱりいいですね。
このオムニバスの沖縄音楽は沖縄音楽と言ってもかなりコンテンポラリーにアレンジされたものなのでしょう。ただ、それでも沖縄の音楽感覚は洋楽と調和しやすいのだろうか?
普通の邦楽はどうしても洋楽の模倣だったり、逆にヘンにオリジナルなものを追求した人工的な“ジャパニーズ・ポップス”になりやすい印象がある。コンピュータやらシンセやらを多用した、渋谷陽一言うところの「サウンド貧乏性」に陥る危険性がありました(最近はどうなんだろう?)
それに対して「沖縄音楽」は自然にブルースの波長と合っているように感じる。“洋楽”の模倣でもなく、ヘンに片意地張ったオリジナルではなく、自然に音楽をして自然にリズム感がアメリカの音楽と合っている感じがする。だから、そのままで“ポップス”として通用している。なんだか意味不明な文章だ。
やっぱり沖縄って独特な感性があるんでしょうね。
聴いていて思ったのは、韓国ドラマ『チャングムの誓い』で流れる音楽とも似ていること。知っている人にとっては今さらなのだろうけど、朝鮮とルーツを共有しているのが音楽に表れているんでしょうね。興味深いですね。
涼風
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