パウロ・コエーリョ著“Eleven Minutes”を全部読み終えました。ペーパーバックを最初から最後まで読み通したのは初めてなんじゃないだろうか。少し満足。
分からない単語を飛ばして読んだけど、これは今までのパウロ・コエーリョとはかなり趣が違うように感じました。正直に言えば、『アルケミスト』や『星の巡礼』以外のコエーリョの作品には、僕は少し物足りなさを感じていた。
失望・落胆・恐怖を経て新しい道を見出すと言うプロセスがどの作品でも描かれてきたけど、なんだかそれが予定調和のストーリーにも感じられたのです。
この“Eleven Minutes”にも似た部分はあるかもしれない。でも、なにかちがう。コエーリョのほかの作品のような大げさな発見・再生ではなく、主人公が心の中で、微妙な変化を重ねながら新しい道をみつけていく、そのプロセスがより一般の読者に近づきやすいものに感じられているように思う。
主人公のような体験をしている人は多くはないかも知れないけど、でも一人一人がその心の微妙な変化を感じ取れるような、そんな作品に仕上がっているような印象を受けました。
分からない単語を飛ばして読んだけど、これは今までのパウロ・コエーリョとはかなり趣が違うように感じました。正直に言えば、『アルケミスト』や『星の巡礼』以外のコエーリョの作品には、僕は少し物足りなさを感じていた。
失望・落胆・恐怖を経て新しい道を見出すと言うプロセスがどの作品でも描かれてきたけど、なんだかそれが予定調和のストーリーにも感じられたのです。
この“Eleven Minutes”にも似た部分はあるかもしれない。でも、なにかちがう。コエーリョのほかの作品のような大げさな発見・再生ではなく、主人公が心の中で、微妙な変化を重ねながら新しい道をみつけていく、そのプロセスがより一般の読者に近づきやすいものに感じられているように思う。
主人公のような体験をしている人は多くはないかも知れないけど、でも一人一人がその心の微妙な変化を感じ取れるような、そんな作品に仕上がっているような印象を受けました。
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