“Wakihama Kaigan Street”
石田ひかりさんの『まぁるい生活』を読む。
最近になって著者のブログ『まぁるい生活』を見つけたけど、なかなかおもしろいです。この本は、おそらくそのブログに似た内容を、長女の出産の時から書き溜めてきたものから成っているみたいです。
彼女がずっと神戸に住んでいたとは知らなんだ(今は東京だそう)。旦那さんが関西で働いていたんですね。
阪急電車や三ノ宮の街を当たり前のように歩いていたみたいですけど、どこかですれ違っていたりしただろうか。彼女みたいな有名人が歩いていると、芸能人が少ない神戸の街では大騒ぎになったりしなかったのかな。三ノ宮と言っても大丸とか旧居留地の近くで、さすがにセンター街はあまり行かなかったのかな?
このエッセイを読んでいると、彼女の取材のために東京の雑誌社から頻繁に人が来ていたことが窺えます。やはり何か本人に惹きつけるものがないと、雑誌の人もそんな手間ひまかけないですよね。
彼女の文章はとても軽く、イライラや喜びやウツウツや感激などがさらりと述べられている。冷静というのと少し違う。色々な感情がエピソードとともに綴られているけど、その感情をニュートラルに機微をとらえている感じがする。だから、彼女がどんな状態に陥っても、読んでいるこちらは、「うんうん」といった感じで楽に読み進めることができます。
いろいろな事が妊婦生活や子育てで起こって、怒ったり泣いたりしても、その底流にどこかポジティブなものがあるのかもしれない。言っていることはポジティブじゃなくても、文章自体に楽しい雰囲気があるというか。彼女の人柄の底流にあるのも似たようなものなのかもしれない。
涼風
石田ひかりさんの『まぁるい生活』を読む。
最近になって著者のブログ『まぁるい生活』を見つけたけど、なかなかおもしろいです。この本は、おそらくそのブログに似た内容を、長女の出産の時から書き溜めてきたものから成っているみたいです。
彼女がずっと神戸に住んでいたとは知らなんだ(今は東京だそう)。旦那さんが関西で働いていたんですね。
阪急電車や三ノ宮の街を当たり前のように歩いていたみたいですけど、どこかですれ違っていたりしただろうか。彼女みたいな有名人が歩いていると、芸能人が少ない神戸の街では大騒ぎになったりしなかったのかな。三ノ宮と言っても大丸とか旧居留地の近くで、さすがにセンター街はあまり行かなかったのかな?
このエッセイを読んでいると、彼女の取材のために東京の雑誌社から頻繁に人が来ていたことが窺えます。やはり何か本人に惹きつけるものがないと、雑誌の人もそんな手間ひまかけないですよね。
彼女の文章はとても軽く、イライラや喜びやウツウツや感激などがさらりと述べられている。冷静というのと少し違う。色々な感情がエピソードとともに綴られているけど、その感情をニュートラルに機微をとらえている感じがする。だから、彼女がどんな状態に陥っても、読んでいるこちらは、「うんうん」といった感じで楽に読み進めることができます。
いろいろな事が妊婦生活や子育てで起こって、怒ったり泣いたりしても、その底流にどこかポジティブなものがあるのかもしれない。言っていることはポジティブじゃなくても、文章自体に楽しい雰囲気があるというか。彼女の人柄の底流にあるのも似たようなものなのかもしれない。
涼風
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