映画『ミスティック・リバー』を見ました。
あらすじは、「悲しみと苦しみに満ちた傑作サスペンス。少年時代、遊び仲間だったジミー、ショーン、デイヴ。あるときデイヴが車で連れ去られ、性的虐待を受けて帰って来る。それから25年後、ジミーの娘が何者かに殺され、同じ夜、血まみれで帰宅するデイヴ。刑事になっていたショーンが事件を担当することになり、3人の運命が改めて交錯する」(Amazonより)というもの。
感動はなく、ただ登場人物たちの狡猾さだけが印象に残りました。主役のショーン・ペン、その妻役のローラ・リニー。警官役のケヴィン・ベーコン。この三人の卑怯さ・狡猾さは明らかであるにもかかわらず、そうした人間のいやらしさに監督のクリント・イーストウッドは批判の目を向けません。ただ人間の事実を淡々と描いているだけです。
イーストウッドはこの三人の卑怯さに気づいていなかったのでしょうか。でも気づいていなかったら、それを観客に伝えることはできない。でもその狡猾さに批判を向けることもしない。かと言って、冷静で客観的な人間の分析といえるような奥深い描写でもない。
イーストウッドは単に、自分が何を言いたいのかを考えることを避けただけではなかったのだろうか、と思いたくなりました。
涼風
あらすじは、「悲しみと苦しみに満ちた傑作サスペンス。少年時代、遊び仲間だったジミー、ショーン、デイヴ。あるときデイヴが車で連れ去られ、性的虐待を受けて帰って来る。それから25年後、ジミーの娘が何者かに殺され、同じ夜、血まみれで帰宅するデイヴ。刑事になっていたショーンが事件を担当することになり、3人の運命が改めて交錯する」(Amazonより)というもの。
感動はなく、ただ登場人物たちの狡猾さだけが印象に残りました。主役のショーン・ペン、その妻役のローラ・リニー。警官役のケヴィン・ベーコン。この三人の卑怯さ・狡猾さは明らかであるにもかかわらず、そうした人間のいやらしさに監督のクリント・イーストウッドは批判の目を向けません。ただ人間の事実を淡々と描いているだけです。
イーストウッドはこの三人の卑怯さに気づいていなかったのでしょうか。でも気づいていなかったら、それを観客に伝えることはできない。でもその狡猾さに批判を向けることもしない。かと言って、冷静で客観的な人間の分析といえるような奥深い描写でもない。
イーストウッドは単に、自分が何を言いたいのかを考えることを避けただけではなかったのだろうか、と思いたくなりました。
涼風
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