joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

ER

2006年01月16日 | 映画・ドラマ
最近になって“ER”にはまりつつある。BSと総合の両方でをやっています。あまりにも反応が遅すぎる>自分。韓国ドラマも今頃見だすし。

このERってシカゴ・ホープとは違うのかしら?舞台はシカゴか、NYか?ウェブで調べたらやっぱりシカゴだった。とにかく寒そうだもの。

何がいいのだろう?それは、やはり理想の職場に見えるからじゃないだろうか?とくに人間関係がいいわけじゃないのに、なんとなく暖かい場に見える。そのあったかい場所で、医師や看護士が職を得て給料を得ながらけな気に頑張っている。その小市民的な幸福の姿が、視ていて心地いいのじゃないだろうか。

アメリカの病院というのは、官僚的で医者個人の裁量の範囲がとても狭いと聞いています。知り合いの病院関係者の話では、今では医者というのが人が憧れる職業ではなくなっているみたい。

日本でもここ数年で医者の卵の人たちの激務と薄給が話題になっていますよね。

成績のいい子がとりあえず医学部に行くという傾向はもちろん改まったほうがいい。でも、普通に医者として働きたい人が離れてしまうような職場にどうしてなってしまうのだろう?


涼風




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2 Comments

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Unknown (Rumiko)
2006-01-17 02:08:42
コメントするのは、久しぶりですね。



医者は、知的労働でもあり、かなりの肉体労働でもありますよね。



色んな見方があると思いますが

医師になる人は「激務」と「薄給」、さらに「滅私奉公」を全て認識して、その世界に足を踏みこむのです。

心から人の命の尊さを尊重して生きたい。人を助けたいと心から願う人たちですよ。



そうでない人がいるとすれば、それは本来のこの熱き思いを自分が持っていることを、初心を忘れているだけだと思います。



成績が良いだけなら、弁護士や外交官になりますよ。



ですから、医師になる人は、それ以外の「何か」が、あるのです。



世の中は、医師以上に社会的地位が高く、肉体労働じゃない職業は、多々ありますから。



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Unknown (涼風)
2006-01-21 19:54:35
Rumikoさん、コメントありがとうございます。



Rumikoさんのコメントを読んでから、「成績のいい子がとりあえず医学部に行くという傾向」というのが正しいのかどうかちょっと考えてみました。



私は医者や医学部に関しては、『大学医学部』(講談社文庫)というルポや、大学時代に知り合った医学部の人たち、通院先のお医者さんなどを介してイメージを作っています。



ただ、メディアではよく医療業界に関するネガティブな報道がされるので、それによってバイアスのかかったイメージを持っているのかもしれないと思うことがあります。



「滅私奉公」を医学部に行く人たちの多くが認識しているのかどうかは、私には分かりません。



正直に言えば、そういう人もいるとは思いますが、それが大部分だとはちょっと想像できないのです。受験生、あるいは人間というものを私の経験から見てみたとき、そこまで多くの人が聖人のようになれるとはどうしても思えないのです。



人を助けたいという想いをもっている人もいれば、資格が採れて仕事が安定しているからという人もいて、親が医者だからという人も多いし、成績がいいけど実家から通うには地方国立大学の医学部しかなかったという人もいると思います。



ただ、そういう様々な動機がありながらも、医療の現場に携わったときには、多くの医者に自然に奉仕の精神が出るものなのだと思います。それは、彼らが特別なわけではなく、人間というものにある程度備わっている善への志向のように思います。



もちろん、医者が天職という人もいるだろうし、そういう人は多いのかもしれません。



ただ、世の中の価値観や家族の影響など、様々な外的事情で医学部に進学する人も少なくないのではと思います。



だからといって、そういう外的要因で医学部に行く人はいい医者にはなれないというわけではないように思います。



医者の仕事は“人を助ける”という、すべての人間に本来備わっている性向をそのまま仕事として表現します。それだけに、どういう動機で医者になろうと、やりがいをもって携わっている人も多いと思います。



メディアによる医療の取り扱いでは、最近は医者側に厳しいものが多いため、私たちは不公平に医療者にネガティブなイメージをもってしまっているかもしれません。



実際には誠実に医療に取り組んでいるお医者さんが多いのだとしたら、そうしたお医者さんたちの努力を私たちは知る必要があるように思います。



何を言おうと、私たちは医療の専門家に最終的には頼らなければなりません。それだけ彼らの仕事は私たちに不可欠だし、それだけに彼らのことをよく知って、信頼できるような関係を作る必要があるのだと思います。



いずれにしても、医療の世界について私が無知に近いのは事実なのですから、今回のことをきっかけにより公平に医療・医療者について考えるよう心がけたいと思います。



考える機会を与えてく下さって、ありがとうございます。

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