MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

ジャコウアゲハがやって来た。

2017年05月21日 | 昆虫

3年前、昆虫撮りのため歩き回っていた時のこと、フワフワ飛んでいる黒っぽいアゲハを見つけました。

どうやら産卵中だったようで、そこはウマノスズクサが自生している場所でした。

…ということは、この蝶はジャコウアゲハに間違いありません。

この場所は自宅から直線距離で西南西方向に10kmほどの距離にあります。

別の資料で、北方向に数kmの所にもジャコウアゲハがいることも解っていたので…ということは?

私の家に来ても不思議はありませんよね。

早速、自生地から小さな苗を一株、通販で一株、それぞれ植木鉢に植え、次の年にジャコウアゲハが来ることを期待して待ちました。

ところが一昨年、昨年と全く音沙汰無し。

今年も伸びきって茎を短くし始めた3日前のことでした。

写真の現像、動画の編集などをやっていた時、ベランダにいたカミさんが「ジャコウアゲハが来てるよ!」と私を呼んでいます。

ベランダの下を覗くと…。

左の後翅がちょっと欠けているのが残念ですが、これは間違い無くジャコウアゲハの雌ですね。

OLYMPUS E-M5 + M.ED 40-150mm F2.8 PRO + MC-14    ISO400  1/125  F8 

ウマノスズクサに産卵をしていた雰囲気だったそうなので探してみると…。

ありました、ありました。

ちょっと雑な産み付け方ですね。 IS0800  1/60  F6.3

卵の上に卵って…孵化する時はどうなるんでしょう?

この他にも5つの卵を見つけましたが、ウマノスズクサが二株では足りないかも知れません。

それはさておき、産卵後は近くにとまっていることが多いので花壇の周りを探してみたら…。

やっぱりいました。

ISO200  1/640  f5.6

吸蜜中のジャコウアゲハです。 これは雌ですが、雄は翼が黒く、クロアゲハをスマートにしたような感じです。

この雌ジャコウアゲハ、味を占めたと見えて、何と昨日もやって来て産卵してくれました。

結局、卵の数は20個近くに…。

これじゃとても育てられないよ~。(T_T)

3齢幼虫くらいになったら、ウマノスズクサが自生している所に離してあげるしかありませんね。

ウマノスズクサは蔓植物なので、家の中に持ってくるわけにもいかないんですよね。

ジャコウアゲハを呼んで、良かったのでしょうか? (?_?)

 

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