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海の街『南知多町』花屋兄弟日記♪

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源義朝と知多南部2~野間内扇正月に餅を食べない村~

2011年11月04日 21時22分39秒 | 美浜町 地域に伝わる逸話

平治の乱に敗れた

源義朝(みなもとのよしとも)が、再起を図るために東国に向かう途中、

愛知県知多半島 知多南部 南知多町内海に、家臣とともに 上陸しました。



義朝の乳母子でもあり、家臣 鎌田正清(正家、政清とも)も付き従っていました。

鎌田正清の舅でもある 長田忠致を訪ねるべく、

内海より、長田 邸のある野間に向かう道中の事です。


今の美浜町野間東部にあたる 内扇(うとげ)地区にある

百合草光義の家に辿り着いた時、


正月に飾る餅の 餅つきをしている真っ最中でした。


義朝は、疲労と空腹に耐えきれず、

セイロで蒸したばかりで、まだ杵でついてない 餅米(強米)を見るや、

手づかみで口へ運び、人目も気にせずほおばたそうです。

※内海 岡部区~野間 内扇地区は、距離こそ4~5キロほどですが、当時は山も険しく 移動には 難儀したようです。


それ以後、この野間 内扇地区では

正月には、餅米を蒸したものと黒豆の煮付けを、

手づかみで食べる習慣が続いたそうであります。

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