１時間余計に眠れる日

私は自称「眠りすぎ姫」である。
王子様がなかなか来ないのか、来ても気付かないのか、王子様より睡眠が大事なのか、
明らかに定かだけど、朝いっこうに目覚めない。

よく、30過ぎたら２度寝が出来なくなったよ。。。とか、聞くじゃない？
うーむ…はてさて．．．。もう５年経ちましたが？って感じ。

コプさんはこだわってないようなので、わざわざ告白していないのだけど
うちは年がら年中「レースのカーテンのみ」。
遮光カーテンとか、ほんっとお断り。
朝（光）が来ない（入らない）と起きようかな？と思うことさえありませんから。

先日まで夏時間だったため、朝９時近くまで陽が昇らなかった。
それって、朝じゃないじゃん。。。
ってことで起きなかった（コプさんのフリーランスに感謝の瞬間）。



冬時間への移行が待ち遠しかった私。
当日(10月の最終日曜日)は、朝が１時間遅く来るから１時間余計に眠れるのね～♪
と思っていたのだけど、朝日は普通に昇るわけで
先週まで９時からだった朝が、８時から朝になっただけでした。


ちなみに目を開けて寝ているせいか、朝日が登るのは分かるんです。
目が開くかどうか…それはまた別のお話（トーマス風にね）。

バナナはおやつに入りますか？

いやぁ…おやつって言われてもあんまり嬉しくないんだけどね。


そんなこんなで、帰省準備着々と進んでいます。


毎年、去年の今頃は何を着てたんだろう？って思うんだけど、やっぱり思い出せません！

10月下旬ってもうセーターは着ましたっけ？
ジャケットの中には何着てますっけ？
２週間の間にどどどっと寒くなったりしますっけ？


荷物は最小限にしたいので、なるべくムダなく持って行きたいもんねぇ。


ちなみにマドリードはもうセントラルヒーティングが入りました。
私は寒くて靴下をはいて寝ています。
情熱の国と言っても、寒いんです。

そういえば…

昨日美容院に行ったでしょ（へ？な方は昨日の日記へ）。

そしたら、おもしろいことにコプさんも俺も切りたくなった！と
私たちが今までご愛用してきた美容院（これもチュエカにある）へ行くと言い出した。
んじゃ、切ってらっしゃいってことで、私はフエンカラルのカフェに入ったのだけど
そこで見つけた「TE AMERICANO（アメリカン紅茶）」。

なんだと聞いたところで、分かるはずもないので頼んだ。



ポットで運ばれてきたのだけど、中をのぞくと白い。
牛乳っぽい。
そこに茶色いゴミのような葉が浮いていて、
その上ティーバッグが入っている。

飲んでみた。
牛乳に何やら味がついている感じ。
なんだけど、豆乳と言われればそんな気もする。


どなたか「TE AMERICANO」について知ってたら教えてクダサイ。


興味を持たれた方、今度一緒に行きましょう♪

ムイ モダ ポルファボール

日本に帰ってから美容院に行くか、こっちで行ってから帰るか考えた末




行ってきた。


技術云々はともかく、切り方とかは日本のほうが日本人の私には合ってると思うのよ。
でもね、日本だと、予約して…日にちと時間決めて
それでも行ってみたら待たされて、すごーく気持ちのいいシャンプーはしてくれるけど
カットだけで１時間とかゆうにかかって、行こうと思い立ってから今日の今日終わらないことってない？
大好きなスズキさんは私のワガママっぷりを知って、いつも融通を利かせてくれてたけど
スズキさんに切ってもらえない今、日本滞在の短い私にはとてももったいないことのような気がして。



で、ちょうど１年くらい前に切ってもらったアドリアンさんを追いかけて
マドリードのお洒落発信基地（勝手にそう呼んでいる）「チュエカ」へ。





アドリアンさんは異常に感じが良い、刺青だらけでモヒカンで穴だらけの真っ黒（服装が）な青年。
そんな彼が「今日はどうしようか？」と聞いてきたので、
「前下がりのボブがいいなぁ（もちろんそんなことは言えないのでほぼゼスチャー）」

と言うと

「それもいいけど…ちょっと遊んでみない？」


と80年代のナンパのようなセリフを吐いたアドリアンさん。




そういうのスキ！
美容師さんに任せた！

ってことで
「エントンセス・ムイ・モダ・ポルファボール！」
（じゃ…とってもオシャレでよろしく）

というと、細い身体をクネクネさせて、じゃきじゃき切ってくれました。







高校生以来の左右比対称な髪型にしてもらったよ。
私好みの「ムイモダ」です。

私はマドリードで通算３度目の美容院だけど、とにかく早い。
シャンプーの時に顔には何もかけてくれないので
間抜けな顔まるだしだけど、気持ちいいシャンプーをしてくれる。
で、アドリアンさんに３時に行くね！と電話をして、シャンプー・カットが終わって
お金を払って、ぶらっと外を歩き出してから時計を見たけどまだ３時４８分。
この素早さも素晴らしい♪



そして、なにより。。。なべちゃんに会うのが楽しみだ。

大トロ祭り

日本帰省を間近に控えて、それほど日本食も恋しくないワタクシです。


私は市場が大スキ。
クサくても汚くてもグロくても、市場に行くとワクワクする。
好きな市場は３つあって
Cuatro Caminosからちょっと歩いた「Mercado maravilla（マラビージャ）」
Plaza de Españaからちょっと歩いた「Mercado Mostences（モステンセス）」
あと、Serranoからちょっと歩いた「Mercado La Paz（ラ・パス）」

ラ・パスはいい場所にあるだけに、少し客層がいいし、それに合わせてか
照明もキレイだし、中に入ってるお店もシャレてるなぁ…と思っちゃう。
そして、ここはキレイな新鮮そうなマグロに出会う確率が高いのである。

で、モステンセスはアジア食材が手に入る。
ここの魚屋はマグロがあたることは少ないけど、新鮮で安い鯵や鯖に出会える。

そして、マラビージャ。
私は週１ペースでここに行くと言ってもいいくらい出没率の高い市場。
ここは、韓国食材屋さんが入っていて、おいしいキムチに会えるし
モステンセスほどの野菜には出会えないけど、大根や白菜ならここで買える。
そして時々恐ろしいほどにウマイ魚に出会える♪

ここで、すごい魚を見つけると誰か友達を呼んで、騒ぎたくなる。
先日、ペンパルくんが来てる時は、マグロのカマを見つけて買って帰り
塩をふってオーブンで焼いてはふはふ言いながら食べた。あれは、伝説。



そして、そのカマを買って友達夫婦を呼ぼう！ということになり
散策に行ったところ、ドドーンとそびえ立つ大トロを発見！
コロンビアで買ったらキロ60はカタいでしょってのが、な・なんとキロ11ユーロ。
こういうトロを見ると、興奮して何言ってるか分からないくらいシドロモドロになる。
そして、その魚のまわりをウロウロする。

買っても1キロ…とコプさんに釘を刺したのだけど
食いしん坊コプさんにはそんな釘、蚊が刺したようなもの。
こういう時、私はコプさんのやり取りをまるで他人のように見ているのだけど

コプ選手：トロ1キロ欲しいんだけど、どうやって切ってくれるの？

魚屋さん：どうとでも切ってあげるさ

魚屋店長：皮剥いてやるよ

魚屋さん：（勝手にどーんと量りに乗せる）2,300gだね。

コプ選手：じゃあ………1キロ。。。。

魚屋店長：全部買っちゃえよ！

コプ選手：ムリムリ！

魚屋さん：15セント（およそ22円）負けるからさ！

コプ選手：いやいや無理だってば…

魚屋店長：じゃ２キロ分の値段で持ってけドロボー！

コプ選手：んじゃ買った！！（ハイ撃沈）




このような小競り合いの上…
買っちゃった。大トロ２.３キロ２２ユーロ。




日本で食べたらいくらするだろうね？なんて、とても野暮な会話だけど
やっぱり、そんな話をしながら食べちゃうのである。

現在のべ７人で堪能。まだあと700gほど残っている模様。

見てみて！この豚肉と見紛うほどの霜降りっぷり。

節水始まる

我が家は昨年４月から今まで水道代がただだった。
スペインでは珍しくないことなんだけど、共益費みたいなのを家の持ち主が払ってて
水道代はそこから支払われてたのね。

うちは賃貸なので、水道代は大家さん持ちだったわけ。



んが！


今日、我が家にも水道メーターなるものが台所に取り付けられました。
ってことは、水道代の支払い義務が発生するわけで。
ところで、１カ月の水道代ってどのくらいかかるの？
我が家にとっては実質家賃の値上げです（４月に30ユーロも上がったのにぃ）。
これまで、タダだったのをいいことに、風呂入り放題（ちなみに私は風呂嫌い）だし
トイレの水がちょろちょろずーっと漏れてたし。
節水なんかして来なかったのだけど、今度からはそうもいかない。
ってわけで、トイレのタンクの中身を修理しました。

Estrecho駅のそばにある、その名も「Ferreteria Europa（ヨーロッパ金物店）」。
さすがにヨーロッパを名乗るだけあって、でかくて品揃え豊富。


毎日でも行きたいくらい♪



なのは、じつは修理中に勢い余って別のところを壊したから。。。

暴走

中学の時の同級生、天満さんが遊びに来ていて
一緒にグランビアを歩いていたら
モデル風の日本人女性が近づいてきて、さらっと天満さんの荷物を盗んだ。


ぎゃ！と叫ぶ天満さん。


追いかける私。


逃げるモデル。


Plaza de EspañaからCallaoまで数百メートル気合いで追いかける。
Callaoに着く寸前でモデルに追いつき、タックル！
盗まれた荷物を取り返し、モデルに説教をしながら、平手打ちをかます。



ばちーん！




この一部始終をビデオに録画されて日本でニュースとして流され
世の中の美人上位主義のせいか、私が悪者呼ばわりされるという
長編スペクタクルな夢を見た。


起き抜けに見た夢だったので、起きたらどっと疲れていたよ。


時々、私はこうして暴力を振るいまくる夢を見る。
もう10年以上会っていない天満さんはどうしてるだろう？

頭を悩ませるアイツ。。。

そろそろ帰省の準備をはじめようかと…。

今回は大きい声で言っていいのか分からないけど
「日本への往復チケットペア券」をお義母さんが当ててくれて
それでもって嫁のワタクシメを連れて帰ってくださるってわけ。
KLMで帰るので、ご飯がおいしいから楽しみ♪

で、前に聞いたことがあるんだけど
”KLMは荷物制限に厳しい“そうで。
基本的に20キロだよね？
もちろんビジネスとかになると、もっと重くてもいいんだろうけど。

今回は無料で乗せていただくんですから制限はちゃんと守ります。

が……………


昨日持って行こうとしているトランクの重さを量ったら
なんと！10キロ。
規定の重さの半分をカバンが占めるわけですわ。

行きは少しのお土産だけなのでまだしも、帰りは
あれも欲しい
これも欲しい
もっと欲しい もっともっと欲しいのに………。


本気で、段ボールで帰ろうと思案中です。

今月末、新宿辺りで段ボールを担いだチビを見かけたら手伝ってクダサイ。




あ………四字熟語織り込み忘れた。

ラストロ日和

昨日の日記にも書きましたが、ただいま日本語を勉強中。
四字熟語なんかも範囲の中なので、こんなゲームをして勉強するのだけど
「小春日和」も四字熟語なんだね。


話は変わって…
ここのところ１カ月間くらいラストロ（蚤の市）に行きたくてたまらなかったんですわ。
一人で行くにはスリが多かったり、言葉に問題があったりで、勇気が出なくて
でも、私の想像ではコプさんは行きたくない様子。
でも、長いことお願いし続けて、本日やっと行ってまいりました。


スペインって、フランスやイギリスの近隣国とは思えない大雑把な国だと常日頃思う。
（↑まぁ、知ったふうに…と自分でも思うのであしからず）
フランスやイギリスは古いものを「アンティーク」と呼ぶけど
スペインでは「がらくた」って呼びそうな感じ（あくまでイメージ）。
でも、そうは言ってもヨーロッパなんだし、アンティークな小物たちだってきっとある。
その数少ないアンティークを買いたい！っていうのが今回の目的だったわけで(大げさ)。
が、やっぱり想像通りがらくたメインな露店が並ぶ。
でも、このがらくたの中から素敵な雑貨を探すっていうのが醍醐味でしょ？
ブラブラ歩きながら、ゴザの上に並ぶ雑貨を見ていたら
なんとまぁ、ワタシ好みのコップですこと！


話は思いっきり外れるけど、私はどうやらコップが大好きなようで。
子どもの頃から調子が良ければ１日１リットル飲むくせに
「牛乳飲みたいからあのコップに入れて」とか言ってたなぁ。
ピンクのチューリップが書かれたあのコップ、今はどこへ行ったのやら。

ハイ、閑話休題（四字熟語ネタしつこい？）


で、私好みのコップが６つ並んでいたので「いくら？」と聞くと「４ユーロ」と店のおじさん。
４×６=２４ユーロか…ちょっと高いなと思っているところに
「６つで４ユーロだよ」の声。



おお！安いでんがな！買いまんがな！
（思いっきりニセ関西人）


ってなわけで、おフランス製のガラスのコップを買ってほくほくで家に帰り
ミルクティーを何杯も飲みました♪

食器棚に整理したら、fire kingのコップやらスペインのワイングラスやら
小鹿田（おんた）のコーヒーカップやら節操のないコップが並んでて
へんてこだな…と思いつつ、にんまりするのでした。



ついでに、ほかのカップも見つけたのだけど
あんまりキレイじゃなかったのに「２つで２０ユーロ」と言われ退散しました。
でも、今日のラストロはスリが寄ってくることもなく、楽しい楽しい散歩でしたヨ。

秘密にできない…

空中庭園って角田光代の本があるよね。
私はあれが大スキ。
こっちに持って来なかったのが残念なくらい。
話自体が好きなわけではないのだけど、お母さんの心情を書いてるところが
なんだか好きなわけよ。
「秘密をばらせば楽になるという考えがイヤだ」みたいなことを思うとこ。

私はほんっとにヒミツが苦手。
友達にまつわる言っちゃいけない話とかいうのは守れるんだけど
自分のことを秘密にしとくのが苦手なわけよ。
ま…要はおしゃべりなおばちゃんってのが、言い得て妙。って感じ？


で、今日は秘密をバラしてみる。
世界に発信！で秘密をバラしてみる。

ただ今、私日本で「日本語検定」を受けてみようと奮闘中。
母さんが３級の参考書を送ってくれたので、もくもくと受験生風に。
yahooとかで検定サイトってあるでしょ？
あれで、けっこういけるんじゃ？って思い上がったのがそもそもの始まりなんだけど。
ちょうど日本にいる間に試験があるので、申し込んじゃったわけ。
もともと興味があったしね。

ら抜き言葉とかれ足す言葉とかさ入れ言葉とかいろいろあるでしょ？
ああいうのけっこう好きで、できると思っていたら………。
問題はそういうのばかりではなくて、四字熟語とか、書き取りとかいろいろあるのよ。
私、けっこう得意だと思っていたのだけど、問題をやってみて愕然。
思い上がりも甚だしかったのね～！！！

じつはね、３級と２級の受験を申し込んだの。
で、３級の問題集でとりあえず勉強中なんだけど
３級でつまずきまくりなワケ。
２級の参考書は日本に帰って即購入するつもりなんだけど
受けるのすらイヤになっちゃうくらいの３級の出来映え。
でも、5,000円も払っちゃったので、受けないわけにはいかないし。

そしてそして、頭脳とは別に問題が…。


集中力が２つも受験できるほどないかもしれない。



そして…



問題を声に出して読んでしまう私がいる………。




会場でつまみ出されないかと、ソレも心配。