スペインから『ウタコ脳』

観光客気分が抜けない私の
私なりのマドリードのんびり生活と
にっくき痛風と闘う日々をつらつらと…

岐路だよなぁ~

2013-10-06 15:38:04 | 手作りあれこれ


ゾウリのこと。
始めた頃は自分が作ったものが売れるのがとても楽しくて
「小遣いが稼げたらいいな」と思っていたのです。

でも、やりだせば欲は出て来るもので、
売れ始めたら“もっと!”ってなってきちゃって。
今は割とゾウリ時間を割いている気がします。

買ってくれる人や売ってくれる人のほうが
私のことを考えてくれて「値段上げなくて大丈夫?」とか
「あそこに卸せないか聞いてみろ」なんて言ってくれて、
スペインのスペイン人らしさに、感謝感謝な今日この頃です。


そうなんだよなぁ~。
手を広げるにはいろいろ考えなくちゃだよなぁ~。


「イイ」と言ってくれる人がいることは、なにより嬉しいコトで。
そう思ってくれているからこそ、販路を探してくれたり、値段について考えてくれる…
やっぱり、そういう人達からの期待には応えたい。
でも、人を雇える程の利益は乗せていないし、
私じゃない誰かが編み始めたら、
それはもう"RANAVICK"じゃないような気もするし。

「自分の許容範囲」と「値段」と「欲」でぐるんぐるんしている状態です。
販路は広げたいし、作るのは自分がやりたい。
でも、スリッパである布ぞうりとしての今の価格は適正だと思ってる。
あーーーーぐるんぐるん、ごろんごろん、も一度ぐるんぐるん……。


金曜日と、日曜日の今日、オリジナルブランドの展示即売会に顔を出しました。
金曜日は見るだけ、日曜日は参加している友人に便乗させてもらって。
やっぱりね、こういうの見るとテンションがぐわーって上がるんです。
お陰で少しだけいいことを思いつきました。
これを形にするのは、実に大変だと思うけど。。。


しばらく、このぐるんぐるんは続くんだろうな。
誰か私に「素晴らしい知恵」という名のサーフボードをください。
………って、書いてみたけど、この私がすんなり乗るとは思えない。
ずーーーーーーーっとパドリングしてそうだ。

いーとーまきまき♪

2013-04-25 22:17:27 | 手作りあれこれ
昨秋日本に帰ったときに、何かのドキュメンタリー番組で見た
「自分で糸を紡いで機織りをする女性」になんとも惹かれまして
で、手芸熱に加え「糸を紡ぐ熱」が湧いてきた。


それから、マドリードで糸を紡ぐクラスを開講してないか?
織物のクラスを開講してないか?と探し始めました。


どうでもいいことなんだけど、小さい時に言われたひと言が
心に残っていることってあるでしょ?
私は中学のとき美術の先生に
「お前は色を作ったり、合わせるのがうまいなぁ…」って言われたことがあって。
大したことでもなかったんだけどうれしかったんだろうね。
それ以降「色」の勉強をしたり、組み合わせる時の
なんとなくの自信というのか支えになっています。
この支えに「糸を紡ぐ熱」が加わり、
糸を染めて紡いで織りたい!と思うようになったわけです。


ここ最近「Hilado(イラド)」という糸を紡ぐ教室を
いろんな手芸店が講師を呼んで開催しています。
3月は毛糸屋さんで開講予定だったので、予約をしに行ったんだけど
残念ながら定員割れで開講されませんでした。
今月はアントン・マルティン駅側にある「TeTe cafe costura」という
ミシンカフェで開講されたので行ってきました。
(お茶やジュースを飲みながらミシンを借りて裁縫が出来るミシンカフェは
 ミシン購入に二の足を踏んでる時に役立ちそう)

予約をした際に「エプロンを持ってくること」と言われたのだけど
家にあるエプロンは「たまらなくダサイ感じが好き」で買ったもの。
せっかく夢の糸紡ぎ教室に行くのにふさわしくないっ!

というわけで、金曜日に思い立ってエプロンを作ったよ。



ええ、カバンの余り布で。


というわけで、カバンとエプロンがお揃いだと恥ずかしいので
古いカバンに新しいエプロンを詰めて行ってきた。


まずは座学。
えーーーーーースペイン語で座学なんてムリムリ…って思ったんだけど
なんとなくというより、先生の話はすんなり頭に入ってくる。
難関かと思っていた座学、とりあえずクリア。
(メモしたんだけど、LとR、BとVはぐちゃぐちゃだと思う)

続いて実習。
Huso(ウソ)と呼ばれる駒みたいな道具を使って
紡ぐのに簡単とされるhilo peinado(梳毛)を使っていざ挑戦!

ぐるぐるぐるぐる………

このHusoの重さと回転を利用して、手は糸を細く伸ばし糸を紡ぐ。
毛から糸を作るのに、毛1本1本はすごく細くて弱いんだけど
束ねてこよりにすれば強くなる。

………というのは理屈。
頭の中では「いーとー巻き巻き、いーとー巻き巻き♪」って歌ってるんだけど
「ひいーてひいーて」のところで「引けないぞ!!!」と止まってしまって
引けないまま巻き巻き巻き巻き巻き巻き‥‥‥‥となっていまい
太くて巻かれすぎたヒモが出来ちゃった。

「ひいて、ひいて」の部分、
先生は「abrir(アブリール:開く)」という単語を使って説明してくれる。
「ウタコ、もっと開くのよー」と。

1人でもくもくと紡ぎながら
「いやいや……アブレれません」と独り言をブツブツ。


その後は、梳いただけのぐるぐるの縮れた羊毛を紡いだり
原毛をブラッシングしたり、それはそれは楽しかった。


先生に「ウタコはなぜこのクラスを受けようと思ったの?」と聞かれ
「今織物を習ってて、いつか自分で紡いで染めた糸を使って織りたい」
……とは上手く言えなかったけど、そんなことを発表し
なんだかのんびりで贅沢な楽しい時間を過ごしました。


講習は全2回。
残りの1回のクラスではRuecaという糸巻き車を使わせてもらう予定。
ぬふふふふ。楽しみ楽しみ♪

 

旅行の前に…いっちょ作っちゃう?

2013-04-17 09:14:11 | 手作りあれこれ
スペインでもスーパーでは買い物袋が有料になってからというもの……
いや、洋裁を始めていつでも布が買えるように…
ううん、ただアレコレ入れておきたいめんどくさがり屋だから………


いつも私は大きなカバンを肩にかけて遊びに出ます。


父親には「何が入っとるんじゃ?そのズタ袋」と聞かれるし
友達にも「ウタコのカバンには何でも入ってるよねー。ティッシュちょうだい」と言われる。
だからね、2泊程度の旅行用の荷物なら、余裕で入っちゃうんです。

さて、今コプは鉄道&旅行についての仕事を抱えていて
スペインの北の地方に興味津々なのです。

でも、私もコプもさして詳しくなく。。。

んじゃ、旅行で行ってみよう!ということになり

ぶらり鉄道の旅「サン・セバスチャン&レリダで食べられるだけ食べちゃおうぜ」を企画。
主催者コプが鉄道やホテルの手配をしてくれたので、私は何をしようかな?と思ったところ
旅行に持って行こうとしていたカバンが、
白いくせにすでに灰色と化しそうなことに気づく。



そうだ!カバンを作ろう!!(その前に洗え!とか言っちゃダメ)



灰色と化しそうな白いバッグは日本に帰った時に、母の指導のもと作ったもの。
もともとスペインから帰る際に持って行ったお気に入りの
「薄いグレーだったのに濃い灰色に化したバッグ(既製品)」を模して
作った第1号マイバッグなのです。

でも、その時に型紙を作ったのに、こっちで底の型紙以外をなくしてしまい
作りたいけど、型紙をもう1度作るのは億劫だなぁ…と伸ばし伸ばしにしていたので
型紙さえもう1度作れば布だってファスナーだってボタンだって準備してあるわけで。

さっそく計測開始。

ひと休みして裁断開始。

で、ボタンはどこやったっけ?

ファスナーはどれ使うっけ?

と、いろいろして、無事ミシンとロックミシンを使って縫い上がりました。




作った型紙、ちゃんと保管しておかないと。

さてと、バッグを持って食べまくりに行ってきます。

こういうところもおもしろい

2013-02-03 03:53:25 | 手作りあれこれ
私、今年40歳になるんです。
40歳といったらおばちゃんだし、大人です。
確実に老いていることは感じていますが、
大人になれているか…?というと、もちろん実感も何もありません。


洋服の趣味もあまり変わらなくて、ドレープとかバルーンとか
布が揺れる感じにずっと心をくすぐられっぱなしです。


ドレープドレープという洋裁の本があって
人気なのか、いまのところ3冊出ているのだけど、
自分が着れるデザインかどうかはともかく、みんなステキなの。
私は1と2を買ったんだけど、まだワンピース1作しか作ってない。


んだけど、そのワンピース、ついに3着目を作りました。


1着目



薄い紫色のニット地で。

これを友達に見せたところ「いいねいいね!」と誉めてくれ
「ほかの色でも作って」とおだてられたので


2着目



紫色と同じニット地のグリーンを使って。



誉めてくれた友達のところへ2着ともお嫁に出たのだけど


懲りずに3着目を作りました。
今度は自分用に(多分そうだったと思うんだけど)シルクを使って。



ニットはカジュアルな感じだけど、せっかく光沢のあるシルクで作るんだし…と
今回は肩の部分はパイピングにせずに、見返しを付けてみました。
見返しにするなら本当は縫い代を付けなきゃいけないのに
すっかり忘れて、前の型紙をそのまま使っちゃった。

…というわけで、ニットの2点より肩が細いの。。。
でも、洋服自体が上の2点よりお陰サマで華奢に見えるのね。



たいした上達でもなんでもないんだけど、
ニット地で作られていたものをシルクで作ってみよう!とか
シルクなら肩は見返しにしよう!なんていう発想ができるようになったのは
やっぱり洋裁教室に行き始めたから。

小さな1歩なんだけど、楽しさが広がるなぁ~とにんまりしているのです。






スカートを作ったよ

2013-01-12 10:14:07 | 手作りあれこれ
3年くらい前にZARAで買ったシルクのバルーンスカート。
すごくかわいくて気に入っていたのだけど、
実はいろんなところに引っ掛けたりしてボロボロで。
ごちゃっとした柄なのをいいことに気づかぬふりをして着ていた……


んだけど、ちょっとあんまりにもあんまりだったので真似て作りました。







この布、高級生地屋さんと呼ばれる「Julian Lopez」で昨年か一昨年のバーゲンの時買ったもの。
この頃はまだ洋裁に気合いを入れ始めて間もなくて
「どんな布だって縫っちゃうもんね!」と思って買ったの。
柔らかい布は縫いづらいとかシフォンは扱いづらいとか知らなかったのか
それとも自分の腕を過大評価していたのか、買ったのはいいけど手に負えなくて
「ロックミシンを買ったら手を付けよう」と思っていた。


ロックミシンを買った今、あのかわいい布はシュシュに化けて友達のもとへ贈られたりしたせいで
買った時よりちょっと小さくなっていて、目的のスカートを作るには3cmくらい短くなっていた。

うーん………

と思ったんだけど、この他にも別にこのスカートを作ろうと思って
今回のバーゲンで布買っちゃったんだよね。
こっちはシルク。


「買ったら作る」なんて目標を掲げたし、シルクに手をつけようかと思ってふと手を止めた。

「とりあえず、ちょっと短くてもポリエステルで練習しておこう………」


というわけで、あのスカートができ上がりました。
履いてみたら3cmの短さはそれほど気にならず。

すそにタックを入れる算数並みの計算を間違えてちょっとおかしなことになっているけど
これだけふわふわしてたらパッと見ただけじゃ気づかないだろうと
修正せずに強行突破。
シルクのスカートの前にこっちで練習しておいてよかった。。。


さぁ、スカートを作って遊んだので、週末は気合いを入れて
ぞうりを作るぞ!!

油断大敵

2012-09-16 06:41:08 | 手作りあれこれ
布ぞうりをお店に置いてもらってから、すでに2週間が経ちました。
その間、音沙汰がなく淋しかったのだけど、
先日、メールチェックをしたら委託しているお店から
「Más zapatillas!!(ゾウリをもっと!)」というタイトルの輝くメールが!!


ひゃーーーーー!!!と1人で歓声をあげながらメールを開くと
売れたヨというメールではなかったのだけど、
今、店頭に置いてあるMサイズのゾウリのLの注文が入ったよとのこと。


やったーーー♪
どこかの誰かさんが私のゾウリに興味を持ってくださったってことね♪


布を確認して「材料はあるから週末に仕上げて月曜日に持って行くよ」と
お店に急いで返信。




本日、気合いを入れて、さて、作ろうと思ったら………「ん?」




ゾウリをお店に出すにあたり、色を増やしたために
灰色にも「濃いグレー」と「薄いグレー」を使ったことを忘れていた。
家にもまだまだ在庫のある「濃いグレー」を使ったと思っていた私は余裕綽々だったのだけど
写真と見比べるとなんだか写真のグレーは薄い気が………。
あれ?グレーって2色あったっけか???


昨日までは自信満々だったのに心配になりいろいろ探したら、
薄いグレーの残り布がちょこっと出てきたじゃないの。



オーマイガーーー!!!


残っている薄いグレーはゾウリ1足作るには足りない。
買いに行かなくては………。


はっ!!!


時計を見ると12時。本日、土曜日。
マドリードの布屋さんのほとんどが土曜日の午後と日曜日は休みになる。
私が指定した納期は月曜日。
今すぐ買いに行かなくては!!!!!


昼食の準備を途中やめにして、お義母さんに残りを託し
眉毛も書かない(急いだわけじゃなく、また書き忘れた)で
「薄いグレー」を買いに行ってきました。
とはいえ、色落ちを減らすのと糊を落とすために、
買って来たらまず水に浸けて、乾かしてから作るので、今日は何もできず。


ひとりでのんきにぞうりを作って、ある分をあるように売ってきた私。
他人様に託すからには、もうちょっと色や在庫の管理をしなくては…と反省したのであります。


それにしても「ご注文」って、なんてステキな響きなんざんしょ。
………と浮かれてばかりはいられません。
………でも、自然と顔はほころびます。

エラいとこに嫁に来たのか?

2012-07-15 17:56:37 | 手作りあれこれ
スペインは緊縮財政!と今、みんなのためにお金を使わず
とれるところからとるぞ!な態勢です。


消費税20%ですってよ。


100円のもの買いたいのに120円も出すんですってよ。
100円の時なら、たいして払った感じもしないけど
1万円のもの買おうとしたら2千円も国に払うんでしょ?
すごいもんだね。


9月にロックミシン買う予定なんだけど、高くなるのかなぁ?
でも、スペインのいいとこは食品に掛かる税率はちょっと低いとこ。

平均所得の少ないスペインが、平均所得の多い国と税率を揃えるなんて
そりゃ、国民と一悶着起きちゃうね。
私は、外国人なので、お上の言いなりヨ。

大使館から、こんなメールが来ましてん。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.7月11日、スペインのマドリード市で実施された政府の補助金削減に反対する炭鉱労働者及びその支持者によるデモ行進において、デモ参加者の一部が暴徒化して警察と衝突し、報道等によれば8人が拘束され76人がけがを負ったとのことです。更に、同日夜、マドリード市内中心部において、炭鉱労働者を支持する者による予定されていなかったデモが発生し、参加者の一部が暴徒化し、報道等によれば9人が拘束され6人が軽傷を負ったとのことです。

2.同11日、ラホイ首相が下院において、財政赤字是正目標を達成するために付加価値税(IVA)の増税、補助金の削減等の歳入増加・財政支出削減策の導入を発表したところ、主要労働組合は7月19日にスペイン全土で抗議行動を行う旨述べ、政府の財政施策に対する抗議姿勢を示しました。

3.つきましては、今後7月19日を中心に、スペイン国内のマドリードやバルセロナ等の都市部において、政府の財政施策等に対する抗議行動が行われ、暴徒化する可能性がありますので、旅行・商用等でスペインに渡航・滞在を予定される方及び既に滞在されている方は、報道等から最新の情報を入手するとともに、滞在中は以下の点に留意しつつ、危険に巻き込まれないよう注意してください。
 ○デモや集会が行われている等、大勢が騒いでいる場面に遭遇した場合は、速やかにその場から離れ、安全な場所に移動し、興味本位で決して近づかない。
 ○デモ行進等が行われているときは、市内中心部への接近は控える。
 ○車両は不用意に路上駐車しない。
 ○外出の際は、緊急連絡先を確認しておく。

在スペイン日本国大使館領事部

収穫いっぱい蚤の市(ボタンいっぱい)

2012-05-28 03:54:39 | 手作りあれこれ
布ぞうりを作るのに吸盤を使って編む私は、ラストロ(蚤の市)で売っている「超強力吸盤」が大好きです。
デパートやDIYのお店でさがしても、その吸盤は見当たらず。
夏に向けて、本格的にぞうり作りに励まなくっちゃ!な今日、吸盤を買いに蚤の市に行ってきた。
蚤の市に着くと3分もかからず、吸盤購入。


あとは……なにする???


そりゃ、アンティーク通り(私がそう呼んでるだけ)を歩きますヨ。


というわけで、あんな骨董を見たり、こんな“なんだコレ?”を見たりしていたら


ちょっとアンティークっぽい洋裁屋さんに出くわす。
レースやボタンや飾りなんかが売られてて、ちょっと!奥さん見て行きましょーヨ!!な感じ。
コプに脇で待っていてもらい、アレも見てコレも見て、最終的に1袋3ユーロのボタンを2袋購入。
お姉さんに渡すと「2つで3ユーロでいいよ」とのこと。
うひゃうひゃひゃ♪



そこからまたイワシ屋さんに向かって歩いていると
「ボタン1袋1ユーロ、1ユーロ!!」と大声をあげているおじさんに遭遇。
1袋って言っても、袋には50個近いボタンが入った大袋。

でも、、、やっぱり買っちゃうの♪

このワゴンにはおばあさんがたくさん。
あーでもないこーでもない、友人同士で言いながらボタンを物色するおばあさん。
私は3袋くらい買っちゃおうと探していたら、彼女は決まったようで
おじさんに「コレにするわ」と言って4、5袋持っているのに

「1」と言っては1袋渡し

「2」と言ってはもう1袋渡し

「3」と言って、さらにもう1袋

「4」と言って渡しながら、片手に残った5袋目を「これはおまけ!」

と言っておじさんに渡す。




ほほーーーーーー。コレが蚤の市の値段交渉かぁ………と感心しつつ
1袋1ユーロですでに安いんだけどなぁ。。。
なーんて考えてたから、その後のやり取りは聞いてなかったけど
どうやら、この交渉、成立したらしい。

こういうとき、ムダに気の小さい私にはこの芸当はムリだなぁ………と思いつつ、
結局4袋を買うことにしておじさんに支払いをしようとしたら、
おじさん、ニコッとウィンクして
「1袋プレゼント!好きなの持ってけっ!」って。


うふふふふふ。やったやったー!!


物色した4袋以上に吟味し、1袋いただく。




そんなこんなで、普段は買わないようなボタンまでたくさん買ってきちゃったヨ。
とりあえず、黄色と黒のチープそうなボタンでブラウスを作ろうかな?


↑これで3ユーロ。


↑1袋1ユーロで1袋おまけしてもらった5袋のボタン。

夏用スカート

2012-05-10 02:16:02 | 手作りあれこれ
またスカート作ったよ。
友達から頼まれていたスカート…じゃなくて同じ布で自分の。
お揃いになっちゃうヨ。


1メートル2ユーロで、小花柄に飛びついちゃったの。

和柄っぽいけど、鮮やかでかわいい♪


というわけで、出来上がったのがコレ。





友達に会う前にもう1着作らなくっちゃね。

あとは他力本願

2012-02-17 09:28:51 | 手作りあれこれ
私の洋裁教室のクラスメイトの面々、すごいんす。
開講当時のメンバーは私しか残っていなくて、新しいメンバーは。。。

時々ちょっと困ったチャン。

何が困るかって、だれも針山を持ってない。
私が気に入って読んでいるイタリアで服飾関係の仕事をしている人のブログでは
イギリスでもパリでも針山は日常的に使われているのに、
イタリアでは使われていないって書いてあったんだけど
スペインでもそうなんだろう…………か?
手芸屋さんでは売ってるけどね。


もともと開講の初回の授業でみんなで針山を作ったんだけど、
新しいメンバーは途中から入ってきたので、針山は作らなかった。
先生に「作る?」と聞かれてるところを何度か見たことはあるんだけど
だれも持っていないところを見ると、作る気はないんだろう。

で、教室ではミシンの前に2つイスがあって、机に3つイスがある。
コレは生徒と先生の数と同じ。
5つのイスにミシンを中心にみんなが移動する。
ミシンを使わない間は、しつけをかけたり、すそをまつったり、
待ち針で次に縫う箇所を止めたり、針仕事がほとんどってことになるわけね。

さて、針山を持たない人たちは休憩の時や、ミシンを使いに行くとき
その針をどうするか???

もちろん針山はないんだから……………

針を入れた箱に戻す人は1人だけ。
あとは、机の上にほったらかし。
縫い針なら糸がついていることもあるのでまだ目立つけど、
待ち針は、みんな虫ピンを使ってるので目立たない上に、一度に使う本数が多いので
あっちこっちに待ち針がころがっている。
私がまとめて布なんかに刺してまとめておくと、
「あそこに置いておいた私の待ち針がない!」って言われたりする。
1度なんてイスの上に置いてあって、危うく上に座りそうになっちゃったし。



「あぶないよ」って言ったところで「大丈夫よ~!!」と言い放たれたりして
ストレスフルなクラスメイトの針の始末。


というわけで、針山作った。



もういくつか作る予定だけど。とりあえず、クラスメイトの3つは出来上がり。
あとは、コレを使ってくれるか否かは彼女たち次第。
私のお尻に穴が増えるかどうかも彼女たち次第。



とかいいながら、3月からは金曜日にクラスに通うのが大変になってきたので
水曜日に替えてもらうかもしれないんだけどね。


ようこそ「ウタコ脳」へ

旦那はスペイン-日本語の通訳・翻訳家。 私は楽天家として、スペイン・マドリードでいろいろ楽しく暮らしています。 コメント・メッセージもお待ちしています。 utakong★mail.goo.ne.jp(★→@)