4月1日朝の風景です。春の訪れを満腔に感じられるひと時でした。
その二週間後の平成28年熊本地震。
被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
被災された方と話をする度に、気丈な態度に頭が下がると共に、
その心中を察するに余りあるものがあります。
“ 人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている “
伊集院静のこの言葉を胸にもう一度、桜を眺めてみたくなります。
先月末、私も熊本に帰ってきました。
飛行機が着陸する前に、屋根をブルーシートで覆われた家家が視界に。
空港から熊本市への幹線道路の被害は小さいように見えましたが、
1キロほど南に離れた益城町の中心地は報道で観る通りです。
断層や川などがある地帯の被害が大きいようです。
<調査済宅地の張り紙>
家と庭とを突き刺すように亀裂が入り、また、家の基礎近くのコンクリの
一部が崩れ、住み続けるには不安がある”我が家”には4月30日付の
「・・・被害は小さいという判断・・・」という調査済宅地の張り紙が。
家が全壊や半壊し、避難生活されている方のことを思うと我儘は言えません。