インデペンデンス

ニュースや出来事の感想を述べた雑記帳です。

あしあと・・・詩を紹介します

2007-10-09 21:57:43 | あしあと
ひとつの詩を紹介します。作者は不明ですが、キリスト教徒の中では、かなり知られた詩のようです。
 
 
ある夜、わたしは夢を見た。
わたしは、主とともに、渚を歩いていた。
暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。
一つはわたしのあしあと、もう一つは主のあしあとであった。
これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、
わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには一つのあしあとしかなかった。
 
わたしの人生で一番つらく、悲しい時だった。
このことがいつもわたしの心を乱していたので、
わたしはその悩みについて主にお尋ねした。
「主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、
あなたは、すべての道において、わたしとともに歩み、
わたしと語り合って下さると約束されました。
それなのに、わたしの人生の一番つらい時、
一人のあしあとしかなかったのです。
一番あなたを必要としたときに、
あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、
わたしにはわかりません。」
主は、ささやかれた。
「わたしの大切な子よ。
わたしは、あなたを愛している。あなたを決して
捨てたりはしない。
ましてや、苦しみや試みの時に。
あしあとが一つだったとき、
わたしはあなたを背負って歩いていた。」
 
自分の人生を振り返ったとき、私たちはこのように神や周りの人に助けられ、背負われていたんだなと感じています。
自分だけの力だけで生きているのではないと言うことを、改めて反省させられます。
 
私の妻は彼女の友人にこの詩を送ったそうです。
友人からの返事にこの詩を読んで、涙が止まらなかったそうです。
彼女の歩いてきた道が分かるような気がしました。
 
 
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