うろこ玉絵日記

日々のなにげない一こまを絵日記にしてみました。大阪に近い奈良県在住です。
マウスでかいてまーす。

はやぶさ

2010-06-29 | Weblog
ぼくは、プラネタリウムに行って
「はやぶさ」というえいがをみました。

さいごがかわいそうでした。



上の文章は、最近ローマ字を習い始めた息子がかきました。(絵も)

本厚木駅から近い、神奈川工科大学厚木市子ども科学館・コスモシアターでみてきました。
友人のS母子、K母子と一緒に~。にぎやかだった~。

面白かったですよ。
スウィングバイとか、イオンエンジンとか、びっくりなことばかり。
人間ってほんとにすごいなあと感嘆でした。


この子ども科学館、HAYABUSAノーカット版をこれからも投影します。
7月は18日のコスモシアター1周年記念フェスティバル、それから25日。
8月は8、19、22、26日だそうです。詳細


大人200円、子ども50円でみられるのはお得ですよ~。
プラネタリウムだけではなくて、子どもが遊びながら学べる
(わたしには自分の子らは遊んでるとしか思えないが)スペースも充実しています。


真夏の昼間、ちょっと宇宙に飛んでく気分になるのは、とても素敵です!





メジロの巣

2010-06-24 | Weblog
この前、子どもたちと自転車でロビンソン百貨店に行く途中、
道端に落ちていました。風に吹かれて。



シュロで出来ていて、羽根やビニールひもが絡まっているあたり、
メジロの巣ではないかと・・・!もうつかわないの?

つかわないなら、もらっちゃうよと家にもって帰り
しばらく飾っていましたが
巣だけではさみしいので、毛糸でヒヨコを作ってのせてみました。



家族からは、
「かわいくない」
「かっこうのヒナみたい」
「ずうずうしそう」
「すごい食べそう」
とブーイングでした。でも居座っちゃったもん。もう追い出せないもん。



遊びにきた友だちが
「うちの巣にもやろー♪」と言って帰って
携帯で写真写して送ってくれました。

黄色いの。うちのより可愛い・・・。作った人に似るんだよな・・・。





いねいね

2010-06-20 | Weblog
田んぼリーダーの指令により、今日は苗おこし&草取りでした。
ほいさんと、センセと、3人ぽっちだったけどガンバッタゾ!


コロガシ除草のさい、苗がだいぶ倒れてしまったそうだ。
わたしはアニサキス騒動で、今年は田植えに参加できなかったのです。
なんか田植えしないと、自分の中で変なかんじ。恒例行事になってるんだなー。


先月は代かきで、古いヤンマーちゃん(耕うん機)を操ったので田んぼには入ったのですが
田植えも、補植も不参加だったので、稲の植わった田んぼに入るのは今年はじめて。



なんだか、稲の元気がない・・・
藻(アオミドロ)の繁殖がすさまじい・・・。なにかに使えないか?食べられないか?


しっかりヒエは生えてきてる。
「イネデス」みたいな顔をして、稲のそばにちゃっかり。生命力すごいなあ。



ほいさんとは「はやぶさ」の話とかして(天体にくわしい)
センセとはネパールの話して(ネパールにくわしい)


お昼に解散しました。腰がイタイ・・・。たのしいけど痛いのだ。




Free Hakamada Now

2010-06-19 | Weblog
「BOX袴田事件 命とは」
を観てきました。

ぜひ、多くの人にみてほしい映画です。

わたしが映画館の席をたったこの瞬間も
袴田さんは死刑囚のまま、暗い部屋にいるのだとおもうと
なんとも感想をいうことも、このまま自然に歩いて、電車に乗って帰ることも
胸がふさがれるように苦しかった。


誰が、何の力が、袴田さんを外の世界へ解き放たずにいるのか。
はやく彼を救ってくれ!!!


袴田巖さんの再審を求める会のHPから、袴田さんの手紙を抜粋します。


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息子よ、どうか直ぐ清く勇気ある人間に育つように。
 すべて恐れることはない、そして、お前の友だちからお前のお父さんはどうしているのだと聞かれたら、こう答えるが良い。
 僕の父は不当な鉄鎖と対決しているのだ。古く野蛮な思惑を押し通そうとする、この時代を象徴する古ぼけた鉄鎖と対決しながら、たくさんの悪魔が死んでいった、その場所で(正義の偉大さを具現しながら)不当の鉄鎖を打ち砕く時まで闘うのだ。
 息子よ、お前が正しい事に力を注ぎ、苦労の多く冷たい社会を反面教師として生きていれば、遠くない将来にきっとチャンは、懐かしいお前の所に健康な姿で帰っていくであろう。
 そして必ず証明してあげよう。お前のチャンは決して人を殺していないし、一番それをよく知っているのが警察であって、一番申し訳なく思っているのが裁判官であることを。
 チャンはこの鉄鎖を断ち切ってお前のいる所に帰っていくよ。

1983(昭和58)年2月の日記から




 六月一八日朝、雨昼間薄日が射す、日弁連に葉書、姉に日記発す。調査事項検討、午後運動に出る、走る。
 私は時に思うのだが、監獄の狭い運動場では十分に走れなので、せめて、百メートルくらいの距離でよいからめいっぱい走りたい、と。
 私が自由を勝ち取ったならば最初に叶えるのがこの果て無い夢であるに違いない。肩と股で風を切って走る。想像しただけで全身がうずくのである。

1984(昭和59)年6月18日の日記から




・・・・・・・・・・・・・・・・・



映画にも描かれていますし、またこのHPの会報を読んでもわかりますが
現在74歳の袴田さんは、拘禁反応によって精神を患っています。

1966年に逮捕されてから44年間も閉じ込められ、1980年に死刑が確定してから
じつに30年も、毎日毎日死の恐怖とたたかわなければならなかったとき
袴田さんは、自分を守るために自分を崩壊させたのでしょう。


一刻もはやく、無罪を。家に帰してほしい。
わたしもささやかですが、カンパを送ります。








ちょびっと山手

2010-06-15 | Weblog
息子がかきました。横浜の、山手資料館の「日本最初の獅子頭の水道共用栓」だそうです。


日曜日は、息子は夫と娘と、㊥さんの吹奏楽のコンサートに。
六角橋吹奏楽団のパーカッション担当です。
「すごかったよ。かっこよくって聴きごたえあったよ」と夫と娘。
息子は、寝ちゃってたみたいです。


わたしは同じ時間、川崎の平和館で、蓮池透さんの講演をきいていました。
家族会を除名された蓮池さんは、まだ戻っていない日本人の一刻も早い帰国を願い
皆で心の底から喜び合いたいと語り、
制裁ではなく、タフで面倒な作業だけれど、対話や交渉を重ねてほしいと訴えました。



お互い、コンサートと講演が終わった後、中華街の朱雀門で落ち合って
肉まんかじりながら元町へ。
ひっそり暗い、元町公園のプールの脇を通って、エリスマン邸のぞいたけど、もう17時で閉まってました。

山手資料館のバラをみて、十番館、おっ、ビアでも!とおもったけど19日からオープンでした。
ここ小学生のころ、家族で来ました。たった一回だったけどよく覚えてる。ここでジュース飲んだんだ。


父が子どもに一日かけて、開港資料館や、県庁や赤レンガ倉庫や、外人墓地を案内してくれたから。

しかも歩いてだよ。父は車に乗ってるとこしか思い出せない。
たぶん唯一の父らしくない思い出。


港の見える丘公園で一休み。
どんどん下って、
また元町通って、
関内駅近くで夕飯たべて、小田原まで帰ってきました。


今度はゆっくり時間かけて行こうね。
わたしがこどもたちを案内しよー。





いーかぞく。

2010-06-12 | Weblog
友だちが、大磯に家を手に入れたのです。
築40年くらいの建物を住みやすく直して、それは素敵なおうちでした。
お茶畑も、畑もやってます。

今度、庭には二羽ニワトリも飼います。大きなくすのきがあって、山がよくみえます。


わたしがこの夫婦の子どもになりたいくらいすてき。
今夜は、うちの子ども達はここにお泊りしてます。


もっとも、このうちの近所に住むUちゃんとMちゃんは常連で
今日も大人たちが怠けている中、豆のペーストやら作って出してくれたり
お刺身を切ってくれたり
ここの3歳の息子ちゃんの面倒みたり、お布団しいたり、すばらしい働きをみせてくれたのでした。



胃痛の原因。

2010-06-07 | Weblog
日曜日は朝からずっとお腹が痛かったのです。

「土曜日ソーダガツオの上にいっぱいニンニク乗っけたから
胃が荒れちゃったのかな」
と思いながら、子どもたちと一日外ですごしました。



だんだん、夕方になるにつれ、痛みが1箇所から強くやってくるようになり、
胃が、みぞおちのあたりがきゅうっと絞られるようになってきました。


そして、今日の未明。痛くて痛くて目がさめます。
体を丸めたり、お腹を下にしたりしましたが、どうにもしのげません。
みぞおちをぎゅっとすごい力で握られ、徐々に解かれ、再び握られ、の繰り返しで、
立ち上がるのも難儀・・・・。


こりゃいかん。でも今日は田植えだし・・・。
でも、これじゃ戦力にならん!!やっぱり行っておこう、とタウンページで胃腸科、消化器科を探し、隣の駅にある消化器科を受診しました。


予約でいっぱい、とのことでしたが、急遽、飛び入りで入れてもらえました。

先生の質問スピーディー。
「はい、痛みはいつから」「昨日の朝からです」
「どんな痛み」「みぞおちがぎゅっとしぼられるような」
「吐き気は」「たまに」
「熱は」「昨日は37度ちょうどでした。今朝は6度5分です」
「飲み物飲んで気持ち悪い」「はい」
「食べ物は」「食べられません」
「下痢は」「してません」


触診して「ここは」とみぞおちを押されると、涙がでるくらい痛い。
「痛いです・・・!」


ふむ、とすこし考えて先生。
「昨日の夕飯は?」「ソーダガツオとにんにくと・・」



ああ、たぶんアニサキスかもね、と先生。


「あの・・・サバとかにいるって言う・・・」
そう、ソーダガツオにもよくいるんだよ、内視鏡で取っちゃおう!ですって。


がーんがーん。アニサキスだって、寄生虫だって、内視鏡?どんなことするの?
と痛みをこらえながらも自分のお腹に虫がいてあばれてる様子を想像してみました。





ここで豆知識(トップページが不明だったのですが、引用します。小田原の風土病?というくらい実はこの症状、小田原人には多いようです・・)。


・・・・・・・・
【アニサキスとは】
 小田原近辺では昔から「サバに当たった」話は良く聞きますが、その多くは魚の中にいるアニサキスと言う寄生虫のしわざです。
そのアニサキスは本来、イルカやクジラの回虫で、その腸に寄生しています。
イルカやクジラの便には当然この寄生虫の卵が沢山含まれますが、この便を魚が食べ、その魚の腸のなかで卵が孵化して幼虫になります。
アニサキスの幼虫を持った魚達はやがて再びイルカ・クジラの餌食となり、魚といっしょに食べられた幼虫は今度はイルカ・クジラの腸の中で成長してアニサキスの成虫(回虫)になります。
このようにアニサキスはイルカ・クジラ→魚→イルカ・クジラの循環の中で一生を暮らしています。
 ところが、本来イルカ・クジラの餌である魚を人間が横取りして、しかも生でアニサキス幼虫とともに食べてしまうことによって起こる病気が「消化管アニサキス症」です。



【予防】
このアニサキス幼虫は直径0.5mm×長さ20mm程度ですが、魚が生きているうちは魚の腸の中にいますが、魚が死ぬとやがて自分で腸から肉の方に移動してきます。
従って魚を生きたまま調理したり、逆にうんと古くなって腐りかけたような魚の肉にはアニサキスはいない訳です。
また魚の種類としては、イルカやクジラの好物は危ないと憶えておけば良いでしょう(オコゼやヒラメにはアニサキスはいません)。



【発病のメカニズム】
 アニサキスは本来イルカ・クジラの寄生虫ですから人間の消化管では成長することは出来ず、苦し紛れに粘膜を破り、さらに胃や腸の壁の中にモグラのようにもぐりこんで行きます。
そして小腸など壁が薄い場合は腸に穴をあけてしまう事すらあります。
アニサキス幼虫を食べたからと言ってすべての人が腹痛を起こす訳ではありません。
アニサキス幼虫によって胃や腸の壁に炎症が起こる原因は、アニサキスの体液に対する過敏症(アレルギー)です。
従って「スギ花粉症」と同じように体質によってはアニサキスを食べても平気な人もいる訳です。
また今まで平気だった人が急に「アニサキスアレルギー」になる事も「スギ花粉症」と良く似ています。



【症状】
 症状としては、胃アニサキス症では周期的に襲ってくるしぼるような胃痛と嘔吐が特徴です。腸アニサキス症ではもう少し下の腹痛や腹部膨満感が強く、腸閉塞と同じ症状になります。


【診断】
 状況や症状からアニサキス症を疑った場合は、まず超音波検査を行います。
超音波検査で胃の壁の一部が腫れ上がっていたり、小腸の一部が腫れて腸閉塞の状態が見られれば、まず「アニサキス症」と診断して間違いありません。
さらにその時お腹に水が溜まっている(腹水)事も多く、その場合は注射器で腹水の一部を採取することもあります。
 以上より「胃アニサキス」と診断した場合は胃内視鏡検査を、「小腸アニサキス」と診断した場合は小腸バリウム造影を行って診断を確定します。



【治療】
治療としてはアニサキス幼虫が胃の粘膜にいるうちに内視鏡で摘出するのが最も望ましい訳ですが、時間が経って小腸まで入り込んだものは摘出不可能ですから、虫が死ぬのを待つしかありません。
それでもバリウムを飲むと不思議と早く症状が取れてしまいます。ひょっとしたらバリウムを飲んだ虫が便秘になって死んでしまうのかもしれません


・・・・・・・

だそうです。引用おわり。引用元の先生、ありがとうございます。


わたしはそのあと、少し待合室で待たされ、まず超音波検査。
女性の技師さんがお腹にゼリーをぬって調べてくれます。
お腹にいるのは今日は赤ちゃんじゃなくて、虫なのだ~。

「うーん、けっこう腫れちゃってる」と先生を呼びにいきます。
やってきた先生「こりゃ、アニサキスだよ。取っちゃうしかないな」


ということで、薄暗い廊下の長いすで、まず

「胃をきれいにするお薬」を飲まされます。バリウムとちがうのかな?どろっとした液体。
つぎに注射器のようなものから喉の奥へ発射される、どろどろした麻酔薬。
3分経って吐き出すのですが、その間喉で留まらせておくの。やっぱり反射で飲んでしまいます。
これがすごく苦い。唇から舌、喉にかけて感覚がぼんやり、しびれてきます。

そして、噴射式の麻酔。これは3度に分けて喉に噴射され、ゆっくり飲み込むようにと指示されます。苦いミント味。


お医者さん慣れしていないわたし、もうこれだけで相当大ダメージでした。
でもこの痛みがもうすぐなくなるんだ、暴れアニサキス、成敗じゃ。と我慢しましたよ。


わたしのほかにもこの薬を並んで飲まされている、数人の中高年の方々。
でもこの人たちはきっと、お腹に虫飼っちゃって今から取りますよーって人じゃないな・・・。



おじさんのあとに呼ばれて、いよいよベッドへ。
横向きで寝かされ、マウスピースをつけられます。さらに注射もされちゃうの~!
もー、だめだ、こわいこわいよー。


あっというまに頭がぼーっとして、気づいたらもうガラス瓶のなかに白くて細い虫が入れられていました。いつのまに終わったんでしょう・・・。



30分ほど休んで、会計をすませて(さよなら1万数千円・・・)
無事に帰ってこられました。もらった薬を服用しましたが、そうとうヤツが暴れたらしく
まだ痛みがつづいています。アニサキスくん、胃袋は強酸なのに、強いのね。


皆さんも、お刺身には気をつけてくださいよ~。


子どもでなくてよかった、と言おうと思い、「家族で食べて、」といいかけると
「よく噛まない人がなるんだヨ~」と先生は笑いました。笑われちったい・・・。
でも、すぐ正しい診断していただいて、本当によかった!ありがとうございました。


皆さんも、よく噛んでたべてくださいよ~。