もう一つの「なでしこ」効果に期待！

　日本ほど国家感の無い国はめずらしい。国のあり方、存在感ひいては国歌、国旗まで無視し続けてきた。誰が悪いわけではない。国民一人ひとりが、国土を、自然を、そして自分自身を大切にし、誇りを持つことだろうと思う。


　オリンピックアジア予選においての日韓戦でみせたあの姿、こうべを垂れ、眼を瞑り、左胸に手を当てた姿、しかもスタッフ初めベンチ入りした選手一同が同じ姿勢をしていた。見事だった。


　国家観、宗教の違い、民族性その他もろもろが関係するのだろうが、国旗国歌に対する態度は世界共通のはずである。やって良いし、やるべきだろうと思う。

　日教組なるものが力のあった時代、教育現場は荒れ放題だった。平均的教育を旨として塾を否定、入学式、卒業式における国旗掲揚、国歌斉唱まで止めさせようとしていた。最後にはゆとり教育である。誰のためのゆとりだったのか？学力は低下する一方、もしかして先生のためのゆとりを求めていたような気がしてならない。
　

　なでしこ効果、第二幕、国旗国歌に対する敬虔な姿勢が全国民の中に普及することを望みたい。