お稽古日記

お茶のお稽古に関するおたよりです。

中秋の名月

2012-09-30 22:28:08 | 可愛いお客様・・・
月名月中秋の名月
台風17号の影響で天気が心配でしたが、時折雲にかくれますが綺麗な満月を愛でることができました・・・
近隣の「文化の森」へでかけ、月みて一杯?(お抹茶一服)いただいてきました・・・
江月こうげつ照ていしょうし松風しょうふう吹ふく 永夜えいや清宵せいしょう何なんの所為しょいぞ

秋の澄んだ月は川の水を照らし、松を吹く風は爽やかである。
この永い夜、清らかな宵の景色は、何のためにあるのか、それは何のためでもなく天然自然にそうなのである


   
中秋の名月の由来

中秋の名月を鑑賞することはこれまた中国から伝わってきました。
奈良時代にはすでに宮中などで月見の宴を開いていたと歌集や物語に書かれているそうです。
また、庶民の間では、月を神聖なる神としてあがめ、農民は秋の収穫物を供えて五穀豊穣を祝い感謝する祭りをしていました。

中秋の名月は「十五夜」と呼ばれるのは有名ですが、旧暦9月13日の夜を「十三夜」と呼んで、十五夜の次に月を鑑賞する日になっています。
十五夜はまたの名を「芋名月」、十三夜のことを「豆名月」「栗名月」と呼び、どちらか一方の月見だけをするのは「片見月」として嫌われていました。

お月見といえば、お月様にウサギが餅をついている姿が見えるか目を凝らしてみたことがありますが、月にウサギがすんでいるというのは実はこれまた中国人の発想なんだそうです。
「ウサギは月を見てはらむ」なんていう言葉もあるそうなんですが、これも中国から伝わった説で、地上のウサギはみんなメスで、月にいるウサギがオスだから、というお話なんだそうですよ

月曜日の稽古・木曜日の稽古

2012-09-10 22:42:38 | 可愛いお客様・・・
月曜日の稽古
昨日「向花坊」よりいただいた秋の草花と私の庭の茶花とあわせ「廻り花の式」を稽古しました・・・

      
茶箱「卯の花点」「月点前」
  

主菓子「山の幸」  、干菓子「松茸・松葉」
   

木曜日の稽古
「初炭手前」「後炭手前」「茶入荘」「茶碗荘」「大円草」「続き薄茶点前」「包袱紗」「長緒」

          

蕎麦打ちを体験してきました・・・

2012-09-09 16:39:19 | 可愛いお客様・・・
蕎麦打ちを体験してきました・・・
ご厚意に甘えて、蕎麦打ちを教えていただきました。
F様が代表で打ち、二八蕎麦、お水の分量から打ちかたまで丁寧に教わり、私たちもすぐそばでみせていただきました。
そばが打ち終わると、試食・・・それはそれは美味しゅうございました、最後の「蕎麦湯」がたまらなく美味・・・
蕎麦を揚げていただき、これまたばりっと香ばし頂きました、本当に我々のあつかましいお願いにこたえていただき有難うございました。く

         

帰りに「向花坊」にたちより、オミナエシが咲き誇り秋色満艦飾でした・・・
「東屋」でいつもご夫妻からおもてなしいただき、今日もお手作りの羊羹やお茶をご馳走になり、帰りには秋草の数々を頂いてきました。あすのお稽古で「廻り花の式」でお勉強したいと思います。

  

月曜日の稽古

2012-09-03 23:09:25 | 可愛いお客様・・・
月曜日の稽古
ひと月ほどの夏休みで、お久しぶりで~す・・・の挨拶に始まりました。

「源氏棚」円能斎好み・・・を使って
 
貴人点・貴人清次濃茶・薄茶点前・初炭手前。後炭手前。続き薄茶点前・唐物点・
主菓子「小萩餅」  干菓子「桔梗・萩」
 
今日はとても悲しいお別れがありました・・・今朝のお悔やみ欄の新聞に私の元お社中で90歳までお元気でお稽古にお見えでしたN
様の訃報でした・・・94歳におなりでした。いつも私たちに元気をふりまいてくれ、着物が大好きで、お点前「大円草」がお得意だっこと、地区大会で沖縄・鹿児島・大分88歳ごろまでお伴したことなど思い出はつきませんが、お別れしてきました。ご冥福をお祈りいたします。2008年5月30日のblogにN様が登場しています