家庭連合平和奉仕ボランティア隊キャプテン日記 in 復興支援

家庭連合平和奉仕ボランティア隊(UPeace)のキャプテンが、復興支援の様子や現地の声、感じた思いなどを発信します。

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ボランティア活動のビフォア&アフター

2015年11月27日 | 統一教会ボランティアキャプテンの日記

 常総市で災害ボランティアをした時の、現場における作業前後の変化をいくつか紹介します。

 

―――――――――――――《 家財道具の洗浄 》―――――――――――――

 ブラシや高圧洗浄機などを使い、机、椅子、棚、ソファー、工具、園芸用の道具など様々な家財道具を洗浄します。洗浄後は、これ以上さびないようにするため、雑巾などで拭いて水気を取ってから片付けます。

 ⇒⇒⇒                [作業前]                          [作業後]

 

 

――――――――――――《 家財道具の運び出し 》――――――――――――

 屋内にある被災した家財道具を、屋外に運び出します。服や布団、畳、ベッドなどの水を吸う材質のものは、重さが2倍~3倍くらいになります。タンスや窓などは、隙間に泥水が入り込むため、扉が開かなくなることが多いです。更に、床は泥だらけで滑りやすくなっている場所が多いです。

 

 ⇒⇒⇒                [作業前]                          [作業後]

 

 

―――――――――――――《 床板の撤去 》―――――――――――――

 バールやハンマーを使って、床板を一枚づつはがしていきます。板を割らないように、1枚づつ丁寧にはがしていき、床板の下にある断熱材も撤去していきます。撤去後は、取り残した釘を抜いていきます。力より技術が必要になる作業です。

 

 ⇒⇒⇒                [作業前]                          [作業後]

 

 

―――――――――――――《 床板の泥出し 》―――――――――――――

 床下のスペースは狭いため、大きな作業道具は使えません。園芸用の小さいスコップや片手用のクワなどを使い、少しづつ泥を集めて撤去していきます。家の被災状況次第で、溜まる泥の高さが1cm程度の場所もあれば10cm以上の場所もあり、その量には天地の差があります。

                 [作業前]                          [作業後]

 

 上記以外にも、被災した学校のグランド整備、支援物資の仕分けや運搬、避難所の運営補助...など、現地からのニーズに応じて作業内容は様々です。

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被災から得た2つの教訓

2015年11月17日 | 統一教会ボランティアキャプテンの日記

 茨城県常総市で活動した時、自宅が被災した人から、被災経験から得た教訓を聞きしました。

 

 今回の災害で学んだことは、やっぱり自立心だね。

 私も自分が被災したから分かったんだけど、被災直後の自宅を見ると、自分ではどうしたらいいか分からなくなったのさ。うちは、床上50cmも泥が堆積しててね。その光景を最初に見た時は 「もうダメだな~」 って、お先真っ暗になったよ。

 でも、この地域は役所から近所の人までみんな被災してるから、待ってるだけじゃ誰も助けてくれないのさ。結局、自分自身で向き合うしかないから 「何があっても、自分が責任を持ってきれいにするぞ...」 と覚悟を決めて取り組み始めたんだよ。すると、不思議なことに、最初は1人だと思ったんだけど、少しづつ周囲からのサポートを受けれるようになって...あの、山のようにあった泥が、今では全部片付いたんだよ。

 自立しようとする気持ちは、大切だな~ってしみじみと感じたよ。

 

 あともう1つは、プラス思考だね。

 私は会社を持ってるから、普段は頭で考えて分析するクセがあるんだけど、被災直後は考えてもダメだったね。周囲の環境がマイナス過ぎて、いくら考えても改善の糸口が見えなかったんだよ。逆に、考えるほど不安が増して、深刻になる一方だったね。一度は会社をたたもうとさえ考えたから。あの時ほど、鬱になる人の気持ちを理解できた時は、今までの人生で無いよ。

 「これ以上考えたら頭がパンクする」 と思ったから、逆に開き直ることにしてね...「まあ、いつか何とかなるさ!」 の精神で、バカなくらいのプラス思考で、あまり考えないようにしたよ。でも後から振り返ってみたら、それが良かったんだよね。プラス思考に切り替えると、まるで運気が来たみたいに物事が好転し始めて、今では会社再開の目処が立ち始めてるんだよ。

 

 (堤防決壊から)2ヶ月経って、何とかここまで来たかって感じだね。今回の災害は本当に大変だったけど、そこから得た教訓もたくさんあったよ。

 

その中でも...

     自立心 プラス思考

                ...苦労して学んだことだから、これからの人生に生かさなきゃね。

 

 話をお聞きしながら、自立心やプラス思考の重要性を感じました。

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次は自分が駆けつけたい

2015年11月11日 | 統一教会ボランティアキャプテンの日記

 茨城県常総市の災害ボランティア活動をした時、現地の依頼者さんから聞いた話です。依頼者さん宅は決壊した堤防の近くにあったため、家や倉庫の中に土砂がたくさん流れ込んだようです。

〇絶望から希望へ

 (被災後に自宅へ戻ってみると)建物の外観は大丈夫でしたが、屋内は被災してグチャグチャでしたよ。その光景に圧倒されたのですが、「とりあえず何とかしなきゃ」という思いになって、できるところから片付け始めたんです。でも、なかなか片付けが進まなくてね。諦めかけていたある日、ふと近所を見ると、ボランティアさんが作業している光景を見たんですよ。「もしかしたら、自分も頼めるのかな?」と思ったので聞いてみると、うちにもすぐ来てくれたんですよ。本当に助かりましたね。

 

 最初は10人来てくれたんですけど、うちに泥がたくさんあるのを見て、次の日は20人以上来てくれて...聞いてみると、いろんな人たちがいましたよ。20代から70代まで老若男女問わず、北は東北、西は関西・九州からも駆けつけていて。ボランティアは初めての人が意外と多かったのには驚きましたね。

   

 数日手伝ってもらうと、あっという間にこうなった(泥や片付いてコンクリートが見えてきた)んですよ。最初は「もう、何もかも終わりなのかな...」って “絶望” してたのにもしかしたら、またここに住めるかもしれない」って “希望” が見えたんですよ。 “人の力”ってすごいですね。

 

 

〇変化した自分の気持ち

 実は私、2011年の東日本大震災の時に、ボランティア “する側”で現地に行こうとしたんですよ。でも、自分はボランティア未経験だから逆に迷惑をかけるかな...とか、ここからだと結構距離もあるしな...と思って、結局、一歩が踏み出せなかったんですよ。今からしてみれば、あの時の自分は勇気を出せなかったんですね。

 

 でも今回、ボランティア “してもらう側” の立場になって、ボランティアの大切さをすごく身に染みたんですよ。そこで 「3.11の時、なぜ自分は行かなかったのか?」 という後悔の思いと、「今後、日本のどこかで災害が起きた時は、次は自分が行かなきゃな」って、すごく思いましたね。

 

 以上です。助け合いの輪は、こうして拡大していくのだと思いました。

 

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ジャガイモ20kgで作った料理は?

2015年08月25日 | 統一教会ボランティアキャプテンの日記

2015年8月9日、石巻市の大街道地区で行われた “ポテチ祭り” のお手伝いをしました。お祭りのメインは、名前の通り 『自分たちで植えたジャガイモを収穫して、手作りポテトチップスを作ろう!』 というものでした。

 

   収穫したジャガイモ ⇒⇒⇒ 完成したポテトチップス

≪問題≫

100グラムのジャガイモを調理すると、何グラムのポテトチップスになるでしょうか?→正解は、本文の中!

 

 具体的には、下記の手順で進行しました。

1.苗植え

 お祭りの数カ月前、支援物資でいただいたジャガイモの苗を、子供たちが畑に植えました。

2.収穫

 お祭り前日、大人たちでジャガイモ畑を整備し、一部だけ収穫しました。収穫量は20kg。

 

3.皮むき

 お祭り当日、子どもたちがジャガイモを収穫すると同時に、前日収穫しておいたたジャガイモを洗い、皮を丁寧にむきます。

 

4.スライス

 スライサーを使って、ジャガイモを薄くスライスします。ポイントは、厚くスライスするより、薄くスライスした方が “カラッ” と美味しく仕上がります。

5.乾燥

 スライスしたジャガイモを、一枚づつキッチンペーパーの上に並べて乾かします。

6.計量

 測りを使って、ジャガイモを100グラムづつ小分けにします。

7.フライ

 2分半~3分位かけて、きつね色になるまで油で揚げます。たくさんの量を一気にやると “カラッ” と仕上がりにくいため、小分けにした100グラムづつ揚げます。

 

8.袋詰め

 揚げたものを30グラムづつ袋詰めして、袋の口を閉じます。100グラムのジャガイモを揚げると、イモの中の水分が蒸発して軽くなり、30グラムのポテトチップスになります。

 

9.味付け

 子供たちに配ったら、好きなフレーバーを入れて袋を閉じ、シャカシャカ振って味付けします。フレーバーは、全14種類。王道であるオニオンやコンソメに始まり、のり塩やマヨネーズ、驚いたのはハチミツです。

 

10.実食

 合計で20kgのジャガイモをポテトチップスにして、全て完食です。ちなみに、大人たちに人気があったフレーバーは、オニオンコンソメです。

 

【食べた人たちの声】

「作りたてなので、市販のものよりカリカリしてて、とても美味しかったです。」

「原材料がジャガイモのみで保存料や添加物が何も入っていないので、食べていても薬のような感覚が全く無く、安心して食べれました。」

「いろんな味が試せるので、とても楽しく食べれました」

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100回訪れた場所

2015年06月02日 | 統一教会ボランティアキャプテンの日記

2015年 3月 11日

 石巻市にある『がんばろう石巻』の看板の場所へ行きました。新たな市街地をつくる区画整備事業が2014年後半から本格化したため、まちづくりの工事が徐々に進んでいました。

 私がこの場所を訪れた回数は、気付けば100回以上になっていました。看板の前でお祈りをしていると、過去にこの場所を訪れた時のことが思い出されたのです。

 

2011年の頃...

2011年 5月

 がれきが街にたくさんありました。ボランティア活動では、毎日がれきの撤去を行っていました。お祈りをすると、寂しさや悲しさ、ざわざわした雰囲気をよく感じました。そのため、看板の前では祈らないようにしていた時期もありました。

 

2013年の頃...

2013年 5月

 この頃は、がれきが街からほとんど片付きました。ボランティア活動では、がれき撤去はほぼ落ち着きました。お祈りをすると、暖かさや前向きな気持ち、落ち着いた雰囲気をよく感じました。そのため、この場所で祈る時間が増えました。

 

この日(2015年3月11日)は...

2015年 3月11日

 お祈りをしていると、不思議な感覚を覚えました。合掌した手がポカポカと温かくなってきたのです。まるで、合掌した手と手の間に小さな豆電球を入れたような感覚でした。それと同時に、心も温かくなってきました。まるで 勇気 をもらったような、生きる力 をもらったような、そんな不思議な気持ちになりました。

 

 これらの現象を通して私が感じたことは...

『亡くなられた方たちの願い。

 それは、死んだ恨みを晴らすことではなく、生き残った人が幸せになること。

 

 この場所で捧げられた多くの人たちの真心や祈りによって、被災地の雰囲気が大きく変化していると肌で実感しました。

 

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