家庭連合平和奉仕ボランティア隊キャプテン日記 in 復興支援

家庭連合平和奉仕ボランティア隊(UPeace)のキャプテンが、復興支援の様子や現地の声、感じた思いなどを発信します。

100回訪れた場所

2015年06月02日 | 統一教会ボランティアキャプテンの日記

2015年 3月 11日

 石巻市にある『がんばろう石巻』の看板の場所へ行きました。新たな市街地をつくる区画整備事業が2014年後半から本格化したため、まちづくりの工事が徐々に進んでいました。

 私がこの場所を訪れた回数は、気付けば100回以上になっていました。看板の前でお祈りをしていると、過去にこの場所を訪れた時のことが思い出されたのです。

 

2011年の頃...

2011年 5月

 がれきが街にたくさんありました。ボランティア活動では、毎日がれきの撤去を行っていました。お祈りをすると、寂しさや悲しさ、ざわざわした雰囲気をよく感じました。そのため、看板の前では祈らないようにしていた時期もありました。

 

2013年の頃...

2013年 5月

 この頃は、がれきが街からほとんど片付きました。ボランティア活動では、がれき撤去はほぼ落ち着きました。お祈りをすると、暖かさや前向きな気持ち、落ち着いた雰囲気をよく感じました。そのため、この場所で祈る時間が増えました。

 

この日(2015年3月11日)は...

2015年 3月11日

 お祈りをしていると、不思議な感覚を覚えました。合掌した手がポカポカと温かくなってきたのです。まるで、合掌した手と手の間に小さな豆電球を入れたような感覚でした。それと同時に、心も温かくなってきました。まるで 勇気 をもらったような、生きる力 をもらったような、そんな不思議な気持ちになりました。

 

 これらの現象を通して私が感じたことは...

『亡くなられた方たちの願い。

 それは、死んだ恨みを晴らすことではなく、生き残った人が幸せになること。

 

 この場所で捧げられた多くの人たちの真心や祈りによって、被災地の雰囲気が大きく変化していると肌で実感しました。

 


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