『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』クリア感想

『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』クリア致しました～＼(^o^)／

ニンテンドーダイレクトで発表された時から気になっていたタイトル！
推理アドベンチャー好きには見逃せない香りがぷんぷんしますよね～(n*´ω`*n)

ちなみに『パラノマサイト』です『パノラマサイト』ではありません（笑）
「パラノマ」って造語なんですかね？何でわざわざ間違えられやすいタイトルにしたのかは謎のままですが
プレイした後だと、この辺の意地悪いこだわりが何となくわかるような気もします(;´∀｀)

実は最初、Steamで購入したんです。
Switch版とお値段は一緒でしたが、スチームデックの方が音質良いしメモリーカードに余裕あると言う個人的理由からです。
ただ、デック互換性不明で不安要素はあったのですが、アドベンチャー系なら大体問題なく動くので大丈夫だろう…と。

開幕早々「プレイヤーの名前入力」を求められました。
スチームデックでもキーボードを出して文字入力する事は可能なので問題は無いはず…ですが
何度入力し直しても名前が反映されない事態が発生。

「寿（ひさし）」と入れたいのに「？」としか表示されないんですよ…
これは既にゲームとしての演出が始まっているのか？とも思いましたが検索しても誰1人そんな事は呟いていない。
あーこれは予期せぬバグの可能性が高いなぁ～と思ったので申し訳ないですが返品させて頂きました(´；ω；`)

気を取り直してSwitch版を再購入。最初から確実なこっちバージョンを買えって話ですね？

そこでバグと思われた原因が判明。
名前文字入力、平仮名か片仮名でしか受け付けてくれなかったんですね！
いや～その説明が一切ないから気付きませんでしたわ…

仕方ないので「ヒサシ」で登録。
思わぬ所で時間を取ってしまい幸先の悪いスタートとなりました（笑）

ゲームは怪しい部分をクリックしたり会話したりしながら情報を集めて行くオーソドックスな推理ものです。
このゲームの売りは何と言っても360度ぐる～っと見渡せる景色でしょう！

この感覚は説明し辛いのでご自身で体感頂くしか無いかと。
「後ろに何か気配を感じる」→「振り向く」みたいな演出に繋がるのが斬新でした♪

怪しい所を片っ端からクリックするだけのゲームなのでこの手のゲーム苦手な人は退屈に感じるかもしれません。
実際、同じセリフを何度も聞く羽目になるのでプレイスタイルによっては結構間延びすると思います。
会話が変化しなくなるまで同じ質問を何度も繰り返さなければ突破出来ない事も多々ありです。
（一応セリフ変化無くなったら印は付くのですが、付かない時も稀にあってそこは今後修正して欲しいです）
オーソドックスながらもゲームならではな手法が随所に活かされていて何度も「おぉ～！」って唸ってしまいました！
ネタバレになるので仕掛けについて詳しくは語りません。
行き詰ってもヒントあるので自力で解答に辿り着けましたし、その「やられたー」感がとても心地良かったです♪

私が行き詰ってあーだこーだ試しては撃沈した回数をご丁寧に教えてくれました（笑）
どうでも良い情報ですが、個人的に一番好きなキャラはミヲちゃんでした♪

キャラクターデザイナーは小林元さん！
普段の画風と違う筆タッチなイラストが世界観にあっていてとても美麗(n*´ω`*n)

イケメン＆美女だけじゃなく叔父様や個性強い悪人顔など描き分けして下さるの流石です。

やっぱミステリーって美形キャラばかりだと深みに欠ける…渋い叔父様大事…

お話は登場人物が複数いてそれぞれのストーリーを同時進行しながら進めて行くフローチャート形式です。

はい、こう言うシステムのゲーム…たまらんですよね？（笑）
意外な所で話が繋がったり関係性が出て来たり～で登場人物全員もれなく愛着がわいてきます。
おかげで複雑な人間関係とか舞台設定も頭に入りやすかったです！これ大事！

メインビジュアルはホラーっぽいですがそこまで怖くは無いです（多分）
むしろプレイ中はクスっと笑えるギャグが多めでツッコミが止まりませんでした＼(^o^)／

いや…ホンマ、このくだらなさが最高。
歴代の推理アドベンチャーゲームってどれも独特なノリありますよね～私が遊んだのがたまたま？

今作は『顔芸』も素晴らしかったです！



アンタ達…シリアスな場面で何故笑わせに来てるんですか？？
特に女性の「さげすんだ表情」フェチにはたまらないと思います（？）

UIもシンプルでわかりやすかったと思います。
メニュー画面にバックログ出るの珍しいですが、無駄が無くて良かったです。

オートセーブがかなり細かいです。おそらく１ページ送りごとにセーブされてます。
古いゲームはこの辺が不親切で「名作をまた遊びたいな～」と思ってもクリア出来ない事が多々あるから
システムが今風になったリマスター版出て欲しいなぁ～なんて思ったりします。

話が脱線しました。

決定ボタン設定を２種類から選べるのも個人的には嬉しかったです♪
SteamとかPS5遊ぶようになってからSwitchの時もBボタンの位置で決定しがちなんですよね～
あと「セーブデータ全消去」ボタンが意味深に配置されているのちょっと怖かったです。
最後の最後、行き詰った時に「もしやこれか…？」と脳裏をよぎったのですが試さなくて良かったです…
ニーアレプリカントの悲劇があったから変に勘ぐっちゃいました(;´∀｀)

昭和が舞台なだけあってキャラの髪型や服装がそれっぽくレトロなのも◎
特にBGMからは某ドラマをリスペクトしてるのがひしひしと伝わって来ました（今の若い子はわからない…）
でも会話の端々に「現代」を感じるメタ要素があったりして古臭さは感じませんでした。

複数EDあるものの、総当たり戦でサクッとクリア出来るゲームです。
個人的には丁度良いボリュームだったな～と思います。あまり長いのもダレるので…(;^ω^)

特殊なコマンドとして「呪い殺す」タイミングを表示されるのがゲームっぽい要素かな？
あと、フィールドに隠れた「なめどり」を20匹探す収集要素もあります。
ヒントあるのに半分しか集まらなかったから結構難易度高め？記憶薄れた頃に最初からやり直したいと思います。

システム良かったし、新規IPとして大成功なんじゃないでしょうか？続編とかシリーズ化がありそうな予感♪
スクウェア・エニックスさんはミステリー分野好評だから今後もっと力を入れて下さって良いような気がします。


案内人の男性、お面取ったら若いイケメンなんじゃないかな～？と思いながらプレイしてました。
正体も含めて真相は闇の中です（笑）