鳥啼歌
2007-12-09 | 趣味
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/f6/a994f0e6fd963dad2d029acbc384d13d.jpg)
鳥啼歌(とりなくうた):
とりなくこゑす ゆめさませ
みよあけわたる ひんかしを
そらいろはえて おきつへに
ほふねむれゐぬ もやのうち
鳥啼く声す 夢覚ませ
見よ明け渡る 東を
空色栄えて 沖つ辺に
帆船群れ居ぬ 靄の中
明治時代に作られた歌。
帆船が黒船だとすると、
もやの中に新しい時代が見えるような。
現在は使用されていない「ゑ」とか「ゐ」を抜いて、
ちょっと試してみたけど、これが難しい。
参照:いろは歌-Wikipedia
天地の歌というのも平安時代に作られている。
※天地の詞(ことば):
あめ つち ほし そら
やま かは みね たに
くも きり むろ こけ
ひと いぬ うへ すゑ
ゆわ さる おふ せよ
えのえを なれ ゐて
天 地 星 空
山 川 峰 谷
雲 霧 室 苔
人 犬 上 末
硫黄 猿 生ふ 為よ
榎の 枝を 馴れ 居て
参照:天地の歌-Wikipedia
大為爾の歌(たゐにのうた):
たゐにいて なつむわれをそ
きみめすと あさりおひゆく
やましろの うちゑへるこら
もはほせよ えふねかけぬ
田居に出で 菜摘むわれをぞ
君召すと 求食り追ひゆく
山城の 打酔へる子ら
藻葉干せよ え舟繋けぬ
参照:大為爾の歌(たゐにのうた)-Wikipedia
関連:
パングラム-Wikipedia
僕はあいうえお順に並べるのに、父はいろは順に並べるので、自分で本当に取りやすいかはともかく、息子を撹乱する効果はあったと思います。
そんな思い出もあって、文庫本用の本棚は、作者名のいろは順で並べています。
ウォルフレンとか岡崎なんかは「を」、井伏だの猪瀬だのは「ゐ」、ヴェーバーや遠藤は「ゑ」に入れています。
まだ「りぬるね」が埋まっていない。
ご当地カルタっていうのがあったのを思い出した。
なんでもお隣群馬県では、県民全員が「上州かるた」をそらんじることが出来るとか。
我が家では「小倉百人一首」があったけど、
上の句下の句で取るのは無理だったので、絵合わせみたいなことをした記憶が。
ほのちゃんパパはなかなかやるなぁ。
本棚を「いろは」順に並べると、
私なら探す時にいろはにほへと…って言い直しながら探しちゃうかも。
「りぬるね」を埋める為だけに、作者検索して購入しちゃうってのはどう?(≧∇≦)
読み札に絵柄がないので坊主めくりというものを知らなかった。
セピアに変色するってのはかなり年代モノなんでしょうねぇ。
絵柄が現代のものと違っていたりして貴重品かも。
坊主めくりは昔やった記憶がかすかにあるんだけど、
ババ抜きみたいにあわせて行くんだったかなぁ?