署名のない遺言

手に取るな やはり野に置け 蓮華草

もう帰れないし帰れない 100623

2017-09-18 12:26:52 | 日記

掛時計の短針が動かないように事故で上がらなくなった左腕のように回らなくなった頭では時計がすっかり街から消えたように体内時計も狂ってしまい手段はなにがいいのかまだ決めていないがもう眠くて訳がわからないのでもう寝てしまおう

 

蝉はまだ鳴かない    100621

夕方数時間寝てまた起きる

這い出して来るのには夏至の今日では早すぎる

今頃ごそごそしてるんだろう

5年間土の中にいて10日足らずで命を失う

ワシはそんな蝉が好きだ

次世はどうするんだろう

また蝉かい

それもいいだろう

君等が鳴きはじめると梅雨が終わる

フライングする奴もいるが君等が鳴き始めると梅雨は明ける

気象庁より確かだ

君等の抜け殻を見ると舗装された道路から拾い上げて草むらに安置する

ワシの季節感とはそれだけだ

以前のはなしだが御堂筋に面して事務所があった

隣には西本願寺別院があった

毎朝6時前に高速で行くとベンチでボーとしてる自分が居た

もう昔の話だ

けれど梅雨になると思い出してしてしまう

 

酒がまずい    100621

退院療養経過書の中の退院後の療養上の留意点には「酒は飲まない」その他には「飲酒はしないこと」としつこく書いてある

けれどワシは無視して毎日朝から飲み続ける

今日は診察日だから14:30まで飲んではいない

そして今までウィスキーのロックを飲みほしてドラマを見る

他にする事はない

今日も死ねますようにと拝んで眠りつくだろう


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