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プロミス 三洋信販

2007-07-27 | 雑感
プロミスが三洋信販を子会社化、消費者金融業界首位に(ロイター) - goo ニュース

※引用
プロミスが三洋信販を子会社化、消費者金融業界首位に
プロミス<8574.T>と三洋信販<8573.T>は26日、経営統合することで合意した。プロミスが三洋信販に対しTOB(株式公開買い付け)を実施し、100%子会社化する。買収費用は総額1200億円程度になる。将来的には三洋信販を吸収合併することも選択肢に入れており、貸出金残高で業界3位のプロミスは首位になる。
 買い付け価格は1株3623円で、三洋信販の26日終値3650円を下回る。買い付け期間は8月1日から9月11日。
 TOBは50.1%以上で成立するが、プロミスは応募株すべてを買い付ける。過半を買い付けた場合の費用は347億円で、応募株をすべて買い付けた場合は1038億円になる。これとは別に、発行済み株式の約25%を保有する創業家の資産管理会社も買収するため、最終的な買収費用は1200億円程度になる見込みだ。資産管理会社の買収費用は明らかにしなかったが、会見したプロミスの神内博喜社長は「(25%の保有分の買い取り価格は)TOB価格よりも低くしている」と述べた。
 TOB価格が26日終値を下回っていることについて、陣内社長は「経営統合交渉が公になって以降、株価が大きく動いた。一方で、三洋信販が大きく引き当てを積み、赤字に陥ることなどを踏まえて決めた」と述べ、TOB価格の適正性を強調した。三洋信販は同日、引当金を積み増した結果、2008年3月期の業績予想を下方修正し、当期損益が55億円の黒字から693億円の赤字に転落すると発表した。
 両社の統合により、プロミスの貸出金残高は1兆9000億円程度になり、業界首位のアイフル<8515.T>を抜く。陣内社長は統合効果について、「抜本的なコスト構造改革と収益基盤を強化することができる」と述べた。また、顧客基盤の相違などからシナジー効果も得やすいなどと強調した。
 消費者金融業界は、足元では過払い金の利息返還請求が急増する一方で、貸付上限金利の引き下げや貸付の総量規制などを盛り込んだ貸金業関連法の改正を3年後に控えるという環境下にあり、市場の縮小は不可避。陣内社長も「スケールメリットを追求する」と語り、生き残りに強い意欲を見せた。


私にとっての一番の関心事は、過払い返還業務にどういう影響が出るかですね。

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