江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

【171】 カウント・ベイシーを唸らせた江利チエミ

2006年01月19日 | 続・江利チエミ(初期記事・後編)
江利チエミさんの生前には(版権の問題や、録音自体がファンによるものだった...などなどで)発売されなかった「江利チエミ&カウント・ベイシー共演ライブ」ですが、没後メモリアルLPとしてキングレコードから発売されました。

ここに興味深いライナーノーツがあるので引用させていただきます。

※解説:油井正一氏の文章から抜粋・引用
>このレコードが吹き込まれたのは、1963年6月8日(土)午後3時から新宿厚生年金大ホールでおこなわれたカウント・ベイシー楽団初来日時のサヨナラ公演の実況であるが...
江利チエミとシャープス&フラッツとの合サヨナラ公演は、来日まえからの企画であったらしく、5月29日(水)に日劇に出ているチエミとシャープをベイシーが聴きに行くから案内してほしいといわれた。...
ベイシーはシャープの演奏にもチエミの歌にも感嘆して賞賛の言葉を放ち、ラストにチエミが芸妓姿で「さのさ節」をはじめ一連の民謡メドレーを歌うと、「えっ、これがさっきジャズを歌っていた娘かい?」と、またも嘆声を発した。...(省略)

確かに芸者姿で俗曲を歌ってレコードセールスにつなげたジャズシンガーは江利チエミさんぐらい...ですからね。

※掲載の画像は昭和39年・日劇/チエミ大いに歌う を伝える雑誌記事です。

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